仕事と性格を切り離して考える、とは

仕事と性格を切り離すとは

先日こちらの本をAudibleで聞いていて印象的なフレーズが耳に残りました。タイトルの「仕事と性格を切り離して考える」ということです。

苦手なことがあっても仕事として割り切る部分も必要かもしれません。

目次

仕事の得手不得手

仕事では誰でも得手不得手があるでしょう。

万能型のかたもいれば特化型のかたもいて、それぞれあります。

税理士業務で言うと資産税(相続、贈与、譲渡所得)、組織再編、グループ税制、外国税額関係などは得手不得手がわかれます。

業務の種別とは別に、営業や事務仕事などの分類での得手不得手も。

営業活動に関しては特に独立後は自分で考えて何とかしていくほかないのですが、あまり「ものすごく得意です」という税理士を見たことはありません。

私自身もものすごく得意というわけではなく、かといってものすごく苦手というわけでもなく、自分に合う方法を見つけてからはそれでやっています。

どちらかというよりもフラットに考えています。

必要だからやる、という感じです。

楽しさがあればまた違うかもしれませんがこればっかりはどこに楽しさを見出すかは個人差があります。

性格と切り離して考える

内向的なかたは外で人と話すのが億劫で苦手、という方は多いでしょう。

無理やり外回りをして営業すると心身へのストレスがかなり強くなる可能性もあります。

そこで性格と切り離して考えてみる、いっそのこと「仕事の自分」を演じてみる、ということが本の中でお話されていました。

私で言うとオモテ・ジンノ、ウラ・ジンノみたいなイメージでしょうか。

営業が得意になることは難しいかもしれませんが、いったん自分の性格はおいておいて、何ができるかから考えてみる。

ひとと対面しての営業活動が苦手ならネットでの営業活動もいまはやれます。

イヤイヤでやるというよりも、もう一人の自分を設定したりなにか別の方法はないか、というのを考えてみるようにしています。

お笑い芸人はプライベートでは静かな人が多い、という話があって、仕事と自分の性格を切り離しているそういう例だそうです。

自分の性格と合わないからやらない、というのはある意味合理的ではあるのですが、仕事のことに関しては自分と合うかどうかはやってみないとわかりません。

独立してからいろいろとやってみて自分に合うかどうかを見極めてきましたが、それも性格と切り離して考えていたと言えるでしょう。

自分のことは自分が一番よくわかっているつもりにならないように、フラットに取り組むようにしています。

まとめ

雇われている状態での仕事と独立した後の仕事ではやるべきことが変わってきます。

変な自信はあっても現実としては営業活動をして地道にお客様を増やしていくことが特に最初期には求められます。

最初で最後との独立になる方のほうが多いですし、好き嫌いよりも合う合わないを見つけるためにいろいろトライしている日々です。

そのほうが後の後悔も少ないかなと。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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