メニューにない業務のご相談があったら

メニューにない業務のご相談があったら

事務所ホームページで業務メニューを明示していますが、そこに掲載されていない業務のご相談があったらどうしよう。と思うかもしれません。

もしそういうご相談があったらどうするか。

目次

請けないという選択肢

経験したことがない業務だとしたらどうでしょうか?

ものすごくハードルが高いものだと躊躇すると思います。そもそもできることをメニューにしているはずですので。

なので請けない、という選択肢はアリでしょう。

経験したことがない業務だとやっぱり不安ですし、どれくらい工数がかかるのか、また価格設定をしていないこともあるやもしれません。

そういう業務をお引き受けするのはひとりでやっているとやっぱり怖いものです。

どこにどういうリスクが潜んでいるかも分かりづらいでしょうし、誰かがチェックしてくれる、というわけでもないでしょう。

相談できるところがあれば心強いですが最終責任者は自分ですので、勇気をもって請けない、ということは問題ないです。

仕事を選ぶのかと言われるかもしれませんがそもそも独立しているわけですからお客様から選ばれるとともにこちらも仕事を選べます。

お断りすることの罪悪感は持たなくてもいいと思っていて請けてくれる方が何処かにいらっしゃいます、税理士8万人時代ですから。

業務的に請けれないというのもそうですし価格的にも見合わないという場合にはお断りすることはどんな仕事でもあり得ます。

そういう意味では経験したことがある業務であっても条件が合わなければお請けしない選択はアタマの片隅に置いておきたいところです。

請けるという選択肢

経験したことがなくても請けることがありえますでしょうか?

チャレンジしてみたいという気持ちが湧いてくる業務だとしたら請ける選択肢もあります。

ただやはり経験がないということは請ける請けないの判断においては意識しておきたいことです。

相手方が自分でよいと思うのか、自分が万が一困ったときに相談する先があるのか、規模やリスクなども総合的に勘案することになります。

経験のあることばかりをしていても成長しないかも、というのは確かにあり得ますのでまったくチャレンジしないというのもプラスには働かなさそうです。

この辺りのバランスはとても大事にしていて、やりたいことがあればやるようにはしていますが、仕事に関しては未経験のものは慎重に考えています。

経験できる、というのはやはり大きいのですが失敗することもあり得てそれが自分の事だけならいいですがお客様がいる仕事ですから尚更失敗することは常に考えてしまいます。

業種などの未経験であればまだ検討することが多いですが、業務で未経験のものは慎重に判断しています。

結果的にお請けしないこともありますし、成長したいと考えていてリスクも引き受けられるという場合には請ける選択肢もでてきますね。

メニューを変えることを忘れずに

もし業務メニューをオープンにしている場合にはできない仕事については記載しておく方がよいです。

組織再編や国際税務については私はお請けできない業務として掲示していますが、元から掲示しておけばお断りするというその仕事そのものもなくなる可能性が増えます。

お断りするというのは結構エネルギーを使うこともありますので。

お請けしないと決めた業務や業種がある、反対にお請けすることができるのであればメニューは更新しておきましょう。

この辺りのメンテナンスはこまめにやってます。自分の代わりに営業活動、自分のことを紹介してくれる営業ツールとして事務所ホームページは大事にしていますので。

まとめ

勤めていると請ける請けないの判断が自分では基本的にできませんが独立していると意思決定者は自分ですし、決めるスピードの違いは大事です。

ひとりでやっている以上はいろんな状況に自分で対応していく必要がありますが、ご依頼があればどうやって行くかのスタンスを決めながら、また変えながらやっていくようにしています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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