仕事のことから離れる時間を作る

独立をするとこんなことを考える人も多いです。私も思っていました。「アタマの中が仕事のことで一杯、常に仕事のことを考えている」と。

一方で「誰も見てないから仕事しなくなるかも」という別の意味での心配をする方もいらっしゃるようです。

仕事のことから離れる時間を作るようにしています。

自営業なのでどうしても仕事のことを考えがち

自宅事務所だったりすると仕事とプライベートの境目がゆるくなってきます。

そうすると仕事の合間にプライベートの用事を済ませたり、プライベートの合間に仕事を少ししたり、ということが常に起こり得ます。

そういう状態への慣れも持てる人もいればしっかり分けたいというかたもいるでしょう。

分けたい場合には事務所を借りる選択肢がでてきます。

また通勤がないことによる切り替え時間がない、というのも影響としてはあるでしょう。

特に一人で仕事をしていると自分に対する責任で仕事をしていますから、不安な気持ちも生まれます。

仕事が少ない、お客様がゼロの状態で独立すると不安としては増幅していくので余計に仕事のことを考えがちです。

いつまでたっても仕事をしている、遅くまで、となると何のために独立したかよくわかりません。

家族との時間があっても仕事のことを考えてしまうこともあるでしょうけれど、この時間は仕事をしないという時間を作るというのが一番手っ取り早いです。

独立した2019年はお客様ゼロからのスタートでしたから私も仕事のことばかり考えてしまう生活でした。

2020年になると確定申告時期あたりからコロナ禍となり、なんでも自粛となってしまったので家で過ごす時間が増えます。

そうするとなおさら仕事のことを考えてしまったわけです。

そういう状態から抜け出すために仕事のことから少しでもいいので離れられる時間をつくることを意識しています。

仕事のことから離れる時間

それらしいことを書いていますが仕事のことから離れるのに失敗したこともあります。お酒を飲みすぎたことです。

お酒を飲んだ状態で仕事をしないと独立当初から決めていましたが、仕事のことを忘れたいがために飲酒がすすんでしまった過去があります。

そのため健康を害してしまったこともあり、そもそも論としてよくないですよね。

なので可能であれば健康を害しない程度にしておくのが良いですし、できれば健康増進、維持向上に役立つ方がいいです。

私の場合は特に運動をする時間を持つようにしていて、その場合には多少なりともしんどいほうが仕事のことを忘れられます。

何といってもしんどいですし、走ったりしているときにはアタマの中がスッキリするというか心身ともに爽快です。

先日家族と車で遠出したのですがその際もスマホを見ることができないですから仕事のことから離れる時間になりました。

季節の良い時にはプールに行っていますがプールはよりスマホと離れることになるので仕事のことを忘れられる時間に私の場合はなります。

他には私で言うとゲームなど趣味の時間は仕事から切り離される時間です。

それぞれの状況や好みに合わせてこれをしているときには夢中になれる、仕事のことから離れられるというものを持っておくのがいいですね。

そういう時間がない、ツールもない、となると根詰めすぎてしまってメンタルがやられてしまうこともあります。

抜かないでも刀を持っている、という状態は精神的な安定にもつながりますので、いまそういう時間がないというかたは何かにトライしてみるのもよいですね。

スマホなど仕事のことにつながるものを持たずに出かけるというのもおすすめです。

まとめ

勤めていると通勤時間がよい切り替えの時間ではありましたが、それがなくなると自分で切り替える必要があります。

ずっと仕事のことを考えていると気が休まらないということもありますので、少しだけでも仕事のことを忘れられる時間を作ってみてはどうでしょうか。