話題のChatGPTですが質問の仕方がとても大事とのことで、最近はいろんな質問のしかたについてやってみたりしています。
プロンプトっていうらしいのですが条件設定、制約条件を上手に使うのがよいそうです。
先日見つけたプロンプトで質問をしてみました。
プロンプトの例
ポイントとしてはアイデアを箇条書きにしてもらうなど制約条件を上手に組み合わせること。
これによって回答出力を得やすくなるとのことです。以下のプロンプトはTwitterで見かけていいなと思ってメモしておいたものです。
優秀な信頼性あるプロのコンサルタントとして、以下の入力文について、以下の制約条件を基にして、わかりやすい具体例を示しながらアドバイスを出力して下さい。
制約条件1:文字数は400文字以内
制約条件2:簡潔な出力
制約条件3:重要キーワードをもれなく含む
制約条件4:アイデアを箇条書きで出力
入力文:
文字数などは自由に設定を変えれます。
このプロンプトについて入力文に質問をしてみました。
入力文:税理士が独立した後に定期的に顧客を獲得し事業を続けられるような営業の方法を5つ教えてください
さてどんな回答がもらえたでしょうか。
もらった回答
以下は、税理士が独立した後に定期的に顧客を獲得し事業を続けるための営業方法の具体例です(制約条件に基づいて、簡潔にまとめました):
ネットワーキング: 業界のイベントやセミナーに参加し、他の専門家やビジネスオーナーとの関係を築く。LinkedInや他のソーシャルメディアを活用して、つながりを広げる。
顧客紹介プログラム: 現在の顧客やビジネスパートナーに、新規の紹介を依頼する。特典や報酬を提供することで、積極的な紹介を促すことも有効。
コンテンツマーケティング: ブログやニュースレターなどのコンテンツを定期的に発信し、専門知識やアドバイスを提供することで、信頼性を高める。SEO対策も重要。
口コミマーケティング: 顧客満足度を向上させるために、質の高いサービスと顧客サポートを提供する。満足した顧客からの口コミが新たな顧客を引き寄せる。
リピートビジネス: 既存の顧客に対して、定期的なフォローアップを行い、新たなサービスやアップグレードの提案をする。クロスセリングやアップセリングに注力する。
これらの営業方法を組み合わせることで、税理士が独立後も継続的に顧客を獲得し、事業を発展させることができます。
さらに5つ上げてもらいました。
上記以外にさらに5つ
もちろんです。以下に、税理士が独立した後に顧客を獲得し事業を続けるためのさらなる営業方法の具体例を5つ示します(制約条件に基づいて、簡潔にまとめました):
紹介パートナーシップ: 関連業界やビジネスコミュニティと提携し、相互に顧客を紹介し合うパートナーシップを構築する。相手の専門性と補完関係にあるパートナーを見つけることが重要です。
ウェビナーやオンラインセミナー: 自身の専門知識を活かしてウェビナーやオンラインセミナーを開催し、参加者に有益な情報を提供する。参加者との交流を通じて信頼関係を築き、潜在顧客を獲得するチャンスを得られます。
地域コミュニティの活動参加: 地域のビジネス団体や非営利団体の活動に積極的に参加し、地域の経済や社会に貢献する姿勢を示すことで、地元の企業や個人からの信頼を得ることができます。
専門的な無料相談: 一定期間、無料のコンサルティングや相談サービスを提供することで、顧客に対して自身の専門知識や付加価値をアピールします。その後、有料のサービスへの移行を促すことができます。
オンライン広告: Google AdWordsやソーシャルメディア広告などのデジタル広告を活用して、ターゲットとなる顧客にリーチする。効果的なキーワードやターゲティングを設定し、予算を最適化して広告キャンペーンを展開します。
これらの営業方法を組み合わせることで、税理士が独立後も顧客を獲得し、事業を継続して成長させることができます。
といった感じでコンサルティングの提案を出力してもらいました。
ざっとまとめると
ソーシャルメディア等で繋がりを作る、既存顧客からの紹介、コンテンツによるマーケティング、口コミによるマーケティング、リピート顧客に向けてのサービス提供で単価向上、他士業者などとの紹介を強化、セミナーなどからの潜在顧客の獲得、地域コミュニティへの参加と信頼獲得、無料相談から有料相談へのつなぎ、オンライン広告
という内容です。
取捨選択と相性
全てをやる必要はなく、今やっていることをそのまま続けて強化するというのもよいでしょう。
私の場合だとコンテンツマーケティングが自分に合っていると考えているのでそういう方向で営業活動の軸を考えています。
人と会うことが好きだ、交流会や繋がりを活用するのが得意だ、ということならそういう方向で軸を考えるのもよいでしょう。
いくつか組み合わせるのもよさそうです。
私の場合はいまはオンライン広告に興味があるので準備を進めていますが、どれをどう組み合わせるかは自由です。
提供するサービス、業務との相性もあるはずです。
そのあたりの見極めもしていきたいところですが、ChatGPTも質問や設定のしかたでこれぐらいのことは答えられるということも興味深いですね。
ただ質問の仕方を間違えると結構平気でウソをついたりします。
先日は「賃借対照表」(ちんしゃくたいしょうひょう)について教えてくれますか?と聞いてみたのですが、「貸借対照表」(たいしゃくたいしょうひょう)の一種ですと答えが返ってきてしまいました。
誤字で誤った内容では?とツッコミを入れたら、間違った内容であることを認めて謝罪してましたけども。
知識がある人が使えると誤りにも気が付きますが、そうではない方が使うときには注意が必要です。
何事も使われ方が大事で、火薬を使うにしても花火になるのかロケットになるのかの違いはとても大きいです。
まとめ
ChatGPTをいかに業務に取り込むか、そんな話が出てき始めていますが税務のことについてはまだ少し時間がかかりそうです。(ネットの情報を整理して回答をくれるわけなのですがそのネットの情報が間違っている可能性もあります)
賃借対照表の例を見てもわかるように、質問や制約条件がカギになってきますね。
営業の話も通りいっぺんな感じはしますが、やってみて結果を入力したらまた違ってくるかもしれません。