スポット業務のご依頼は多種にわたります。税理士業としての仕事から、できるようになるのをサポートしたり、申告書のチェックだったり。
いろんな仕事をしたいならスポット業務がおすすめです。
私のスポット業務一例
今の時期は確定申告業務が多いですが一例として以下のようなお仕事の依頼があります。
- 借地権評価すべきかどうか 対応も含めて
- 小規模宅地の特例適用可否 必要書類
- 相続税の債務控除
- 骨董品の財産評価
- 相続人が不在者の場合の相続税申告
- 農地の財産評価
- 無道路地の財産評価
- 非上場株式の財産評価
- ご自身で作成した帳簿のチェック
- 確定申告書等作成コーナーでの平均課税明細の作り方
- 相続で取得した年金保険の確定申告
- やよいの青色申告オンラインの使い方
- やよいの青色申告での平均課税のやり方
- デザイナーの源泉所得税の処理
- 建物の減価償却計上
- 経費の家事按分
- RSUの配当に関する処理 外国税額控除
これらはすべてスポット相談で対応したことですが、お伺いするとよく耳にするのが「スポット相談で対応してくれる人が少ない」というものでした。
顧問契約が前提で業務を提供している税理士もまだまだ多いので業務としてスポット相談を掲げておくだけでも違うでしょう。
今年になってからはYouTube動画をご覧いただいてのご相談もじわじわと増えてきていています。
ものすごくヒットした動画、というのはないのですが特に漫画家・同人作家のお仕事の方向けの動画は必要な人に届いている印象です。
業務メニューとして掲げる、発信を通じて知ってもらう機会を作る、ご依頼をいただくまでコツコツ続ける、この3つがスポット相談のご依頼をいただくためのポイントだと私は考えています。
ご依頼がくるまでの時間は種まき
スポット相談が途切れなくまんべんなくくる、という状態ではないですが月に何回かご相談をいただきます。
そこに至るまではなかなか時間がかかったのですがまずは知ってもらうというのがやはり大切です。
そのための発信でもあります。
よく事務所ホームページからご依頼をいただけなくて困っているという話を見聞きしますが、ホームページも育てていく必要があり、出来ましたおわり、ではないわけです。
コンテンツの発信とともに事務所ホームページのメンテナンスやSEO対策など出来ることはあります。
そういったことを通じて発信して記憶にとどめてもらう。
スポット相談も今すぐじゃないタイミングというのはあるもので、去年動画を見てくださっていていざ自分が申告するときにわからなくなったので確定申告の時期になってからご依頼をいただいたということもあります。
営業活動で種まきをするという話を見聞きする機会は多いですが、こういったご依頼をいただけるかわからないけれど成果が出るまで続けてみること、が私にとっての種まきです。
成果が出ないという相談をいただくときには発信量が少し少ないかなというのが印象としてはあります。
途中であきらめてしまうとリセットされてしまうことも多々ありますので細く長く続けていきたいところです。
まとめ
成果が出るようになるまでは時間を要することが私の営業活動では多いです。最近だと一番時間がかかったのはYouTube動画です。猛者が多いので。
それでもタイミングになったらご依頼をいただけるようになるためには相手の記憶に残っている必要があります。
その細いけどしなやかな糸をつなげておくために発信しているのかもしれません。