2024年確定申告時期の振り返り②

確定申告時期の振り返り②

昨日に引き続いて確定申告時期の振り返りをして来年に活かせる部分がないかを整理してみます。

目次

来年もあるもの、来年はないもの

今年の確定申告はスポット対応が多かったと昨日の記事で書きましたが、来年もあるものと来年はないものに分類しておきます。

譲渡所得税は1件は確定ですが他はいまのところありません。仮想通貨の確定申告も1年分だけになりそうなので件数としては減ります。

法人の決算は11月決算1月申告が1社、12月決算2月申告が1社ありますがいまのところはそこに変わりはないです。

年明け以後の税務相談従事は減らそうと思えば減らせます。というのも今年は納税協会の従事を受ける段階で、合同確定申告会場の割り当てがないと思っていたのですが実際にはありました。

合同確定申告会場での従事はしばらくはありそう(これは思うところありますが年齢で下から充てている様子があり、45歳ぐらいまでは充てられそうです。それもどうかと思いますが)なので、確定申告時期の納税協会の従事は1日だけにしてもらおうかなと。

確定申告開始前の通常の税務相談従事が2日、確定申告後の代理送信などもある従事が2日だったので可能であれば1日ずつにしておきたいなと。

ほぼ丸一日拘束されるというのはスケジュールを圧迫するのでやはり注意が必要です。減らせるなら減らしておきたいかなと。

相続業務も今年の確定申告時期には多かったのですが来年もあるかどうかはわかりません。

ただこれは自分がやりたい仕事なわけなのでご依頼があれば受けられる余力は持っておきたいです。そのための業務コントロールでもあります。

アルバイトさんは今年はいいタイミングで来てくれて入力やスキャンを中心に仕事をしてくれました。来年もあるかどうかは今の時点ではわかりません。

段取りをととのえる

段取りを整えるのはやはり大事です。事前に資料預かりできるところがあればそこは積極的に預かっておきたいです。

年一事業所得は基本的にイチから入力も含めてお受けしておらず、Excel等に入力してもらえるならという条件です。

ただしこの業務の受注は独立2年目ぐらいまでしかやっておらず、今年はこの形でのお客様の関与先が一件解約になりました。

なので来年「も」あるものが一件減った形になります。これが意外と大きいかもなと。

事業所得のかたは原則として顧問契約でお願いしており、スポット対応の場合はこちらで申告書を作成しませんので業務量としては時間計算しやすいです。

段取りを整えるためにも業務の棚卸を積極的にやりつつ、前倒しをし受けるべきでない仕事を受けないというのがいつでも気にかけておきたいことです。

課題など

個人の所得税確定申告業務は自分でセーブしないとどんどん増えていきがちです。

それを良しとするか避けたいかは独立していれば選択できますので自分がどうしたいか考えておきたいですね。

私の場合は漫画家・同人作家のお客様が増えてきたのでその業種のかたであれば請けしていきたいと考えています。

一方で相続や譲渡の案件も多いのでその時期にご依頼があっても大丈夫な形で余力は残しておきたいと。

今年はアルバイトさんが来てくれていたので何とかなった面があり、そこ頼みだとどうかなという気持ちがあります。

来年も来てくれるかどうかはいまのところ未定です。

なんとかしたというよりもかろうじて何とかなったというほうが合っていると言えます。

業務コントロールの鍵は受けるべきでない仕事を受けないことだと考えているので、自分の軸を磨きつつある程度絞っていく時期になっています。

アルバイトさん頼みにしないこと、そのためには普段の業務コントロールとStreamedなどのツールをもっと使いこなすことをいまから下準備しておく、というのが課題です。

率直な振り返りとしてはアルバイトさんに来てもらっていたことが本当に助かったので、ある意味で来なかったら結構大変だったんだろうと。自分の感想を一歩引いてみるとそういうことになります。

来てくださったらラッキーぐらいの気持ちでやっていくのが今のところはよさそうです。

まとめ

率直に思うところを書き出してみました。来年もあるもの、来年はないもの、やめれること減らせることがあるならコントロールをきかしていきます。

業務を受ける受けないというその上流のところから気を付けておかないとやはり確定申告時期は業務が重なりがちですから見通す力も必要になってきますね。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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