アルバイトさんに来てもらって

アルバイトさんに来てもらって

今年の確定申告の時期からアルバイトさんに定期的に来ていただいてます。

春の確定申告時期は短期のアルバイトで、その後は同じ大学サークルの後輩の方をご紹介いただいて来てもらってます。

どういったことをしていただいてるかまた、管理の状況等ざっくりとですが参考になればと思いお伝えしていきます。

目次

アルバイトさんに来てもらったきっかけ

2023年の確定申告は私にとって今までで1番量が多くなりそうなそういう状況でした。

単発いわゆるその年だけの申告(譲渡や仮想通貨など)もあれば、新規のご依頼もあったりで、結構な分量になりそうということがあらかじめ予測ができていたので、自分がそれを全部やり切ろうと思うとかなり大変になりそうということをある程度把握していました。

そのためできれば人手があれば嬉しいなぁと助かるなぁと思って、学生さんのアルバイト募集をしてみました。

ひとりでやっている税理士さんだとアルバイトやパートも雇わずにやっていきたい、やっているというかたもいます。

そのあたりは考え方次第ですが私自身はやってみないと自分に合うかどうかわからないのでやってみたいという気持ちを持っているのでやってみようとなりました。

11月の末あたりで既に業務量が多くなりそうということがわかっていたので、12月に入ってから年明けからアルバイト開始の予定で募集を開始しました。

大学生協を通じて学生さんにアルバイトの募集をかけたのですが、大学院なども含めて想定していたよりも多くの件数の応募もいただき、面接はすべてzoomのオンラインで行いました。

基本的にはお話ししてみて、こういう仕事をするということをお伝えして大丈夫そうかどうかということを話の雰囲気から察するということでの対応です。

結果的に良い人がいたのでお一人3月の半ば確定申告が終わるまでの予定で来ていただくことになりました。

私自身は常に事務所によるというわけではなく、毎日事務所に行っているということもないので、事務所を使う日以外は基本的にはいつ来ても良いようにしています。これはいまでもそうです。

鍵の共有などはまた別で、この辺は工夫のしどころではあったのですが、アルバイトさんに鍵を持ってもらなくても済むように手配をして準備をしています。

これについては今でも同じでアルバイトさんに鍵を渡す事務所の鍵を渡すっていうのはお互いにプレッシャーに感じるでしょうし。

コミュニケーションのツール

コミュニケーションツールを選定するときには少し考えたのですが、今はLINEWORKSを使ってお互いに連絡をしたりタスクの共有をしたり、カレンダーで出勤日を入れてもらったりということをしています。

結構便利で今のところ問題なく情報の共有ができています。

特にアルバイトさんは自由出勤制にしていて、私が事務所を来客などで使う時間帯があればその時間帯を入れていますし、アルバイトさんが来る予定のところはカレンダーで共有してもらっているので、それがバッティングしないようにしているというのはうまくいってます。

業務の共有については、Dropboxで基礎資料の共有をしたり、紙の資料があれば事務所に置いておいて、これをこういう風にExcelに入力してもらうということを指示してタスクにしています。

多くは入力やスキャンなのであまり楽しかったりの勉強になるようなことを含んでいないので、その点については大丈夫かということを改めて確認して採用しています。

その分事務所に来てもらったときにはゆっくりやってもらっても構わないですし、早く終わったら早上がりしてもらってもいいというふうにお伝えしています。

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簿記の知識がいるかどうか

当初は簿記の資格を持っている人を優先しようと考えたのですが、大学生で商業・経済系の学校に行っていなければ、基本的には簿記の知識はないだろうと考えたので簿記の知識は不問ということであれば尚良し位の感じで募集をかけています。

確定申告の時期に来てくれていた方も今来てくださっているアルバイトの方も簿記の知識は無い状態です。

仕事としてはExcelベースにしています。

Excelを基本に仕事を組み立てているところを担当してもらっているので、通帳データをExcelに入力してもらったり、ExcelからExcelにCSVデータとして整形したりデータを整理したり、領収書シートのスキャンをしたり入力をしたりということをやってもらっています。

簿記のことをイチから教えるよりかは出来ることをやってもらう方が良いかなと。

これが正社員のかたで税理士を目指しているということだと話が違ってくるかと思いますが。

学生さんにとっては比較的高い時給設定にしているので集まりとしては当初から良かったように思います。

簿記の知識不問だからこその応募の多さでもあったのかなと考えていてこの辺を割り切れるかどうかというのがアルバイトさんを雇うときのポイントになってきそうです。

自分でやったほうが早いというのももちろん多少なりともあると思うのですが、その自分がやる時間を捻出できるかどうかということもひとつポイントになってくるでしょう。

役割分担をするという意味で資料から入力をしてもらうために共有してこれをしてくださいというのは私はありだと最近は感じています。

ひとりで仕事をしているとどうしても自分が入力したものを自分でチェックするわけですので、セルフチェックを入れているだけと言えばそうなります。

それがいいか悪いかというわけではなく入力する人がいて、チェックする人がいるという仕事のやり方を今しているということです。

実際すべての入力作業をしてもらっているわけではなく、私自身が自分で入力するところもありますし、会計ソフトに直接入力をする場合には、私が全部担当していますので、そういうすみ分けというか、業務分担はある程度クラウド会計ソフトや普通のインストール型のソフトを使っていても可能です。

仕事のやり方や入力の仕方、Excelの方がまだとっつきやすいという方の方が多いと思いますので、会計ソフトに入力よりもハードルが低いかなというのは印象としてあります。

フリーランスのかたや経理のかたでも同じですね。

まとめ

お客様はじわじわと増えている状況がおかがさまで続いており、今後もまだもう少し増やさせていけるかなというふうに考えているので、仕事の仕方としてはアルバイトさんを1人もしくは2人にして業務を回していくということを今は考えています。

独立した当初はずっと1人でやっていこうかなぁというふうに考えていましたが、少し考え方を変えてみてアルバイトさんを雇ってみて今に至ります。

いろんな仕事の仕方がありますし、正解というものはないので、自分がこうしてみたいなと思うことがあればトライしてみましょう。アルバイトさんの雇用も私にとってはそのひとつでした。しばらくは今のスタイルで続けていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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