独立して以来の営業活動の基本姿勢と軸

独立して以来の営業活動の基本姿勢と軸

ゼロベースで独立していますので申告書等を作る仕事はない状態でした。そこから営業活動を重ねていまに至ります。

営業活動を続ける理由と基本姿勢、軸について書いてみます。

目次

営業も自分の仕事

独立したときには自分のお客様はゼロの状態でした。いわゆるのれん分けもなかったので本当に売上ゼロです。

決算書や申告書を作る仕事、いわゆる税理士業をする相手がいないわけですから、やることはひとつだけです。営業するしかないと。

人と会う、アポイントを取る、挨拶状を書く、という事から初めて発信で自分のことを知ってもらう認知度を上げることからはじめます。

勤めているときには誰かが仕事、多くは所長なわけですが取ってきてくれてそのお客様の対応をしていけば顧客満足を上げる仕事ができるわけです。

むしろそれだけをしていればよかったのですが独立すると自分が営業をしていくほかありません。

その営業活動で何を選択するかで方向性が変わってきます。

気になることはやってみる

わたし自身は営業をしたことがなかったのでフラットな気持ちでした。

良いイメージも悪いイメージもなく、とにかくやるしかない状態でしたし、それしかやることがないわけですので。

なので最初は営業活動の方法については選り好みしませんでした。

気になることはやってみる、そのスタンスです。

失敗もたくさんしましたし、お金も出ていきましたがトライしたことで自分に合う合わないの基準ができた、というのも大きかったです。

自分にどの営業活動が合うかどうかもよくわかっていませんでしたし、成果が出る方法もわからずでした。

そんな中ではありましたが合う合わないを基準にしつつ、自分が続けられる方法を見つけて続けています。

最初のうちは気になることはどんどんやったほうがよいです。

わたしの場合はコロナ禍の一年前、2019年1月の独立でしたから社会情勢的にもまだ何でも試せる時期でした。

コロナ禍になって制約がかかることもふえましたがそれでもやりようはありますし、実際わたしはそこでweb、事務所ホームページでの営業活動に重心を置いたので、成果が出やすい状況でもあったと思います。

それでもそのタイミングにキチンと営業活動をしていたおかげでタイミングを逃さなかったのかなといまにして思います。

営業活動の軸

ゼロベースで開業したわたしにとっての一番の不安は仕事が取れないこと、ご依頼がないことで資金がなくなって勤務に戻ることでした。

ただ税理士資格があれば自分のプライドの問題だけで戻ろうと思えば勤務に戻れるはずです。

そう強く思い込んで独立しましたのでそれを避けるために営業活動の軸を考えることにしました。

一番大きな軸としては営業活動を他人にゆだねない、ということです。

税理士紹介業者を使わないということがまず第一にあげられます。自分の軸のブレが大きくなるように独立当初から感じていましたので営業活動は自分でやる、とまず決めました。

もし税理士紹介業者を利用しないと資金的に継続が難しいということであればアルバイトでもしたほうがいいだろうと。

業務委託や外注も選択肢にはなりますが、注意点としては自分自身が営業活動する時間をちゃんと確保しておくということです。

そこをおろそかにするとどんどんと業務委託のある独立後の生活に慣れて抜け出しづらくなりますし、営業活動の成果も出づらくなっていきます。

そもそも自分の営業活動に時間をかけられないわけですので自分で営業しなくなる方向性にわたしの場合はなっていくだろうという心配もありました。

幸いなことにアルバイトも業務委託・外注もなくここまで活動できていますが、ラッキーなタイミングというのもあったのは正直なところです。

ただラッキーも自分が営業活動を細くでも続けていたからからこそなのかなと。

まとめ

自分がどの軸で活動するか、なんでそうしたいかは整理しておいたほうがよいです。

あとは営業活動も自分の仕事だと上手く割り切って取り組めるか。顧客満足度を上げる仕事だけではなく依頼してもらえるように営業していくのも仕事です。

上手く両輪が回ってこそ自分の事業が前にすすむとわたしは考えています。もし今から独立する予定だったり独立していまいちうまくいってない方はすこし自分の営業活動を見直す時間を持ってみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

目次