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仕事のことを考えない時間を作ってみる

仕事のことを考えない時間を作ってみる

先日同業者が体調不良で仕事そのものを大幅にセーブしているという話を聞きました。どうやらお酒の飲み過ぎと忙しすぎたこともあったようで、少し休憩するとの由。

独立して7年目に突入し、私もそれなりに忙しくさせてもらっています。

独立して士業をやっているとアタマの中が仕事のことばかりで気が休まらない、精神的に残業をしている気分は確かにあるのですが、それを防ぐためにやっていることを整理してみます。

目次

いろいろ考えなくて済む時間を作る

冒頭の知人税理士は、お酒の力に頼ったとのがあまり良くなかったのかもしれません。ただ気持ちとしてはとてもよくわかるなと私自身はなりました。

というのもお酒を飲んでいる時間は、物事を深く考えなくてもすむ時間になるからです。

そういう状態で私は仕事をすることをよしとしませんが、同業者の中にはお酒を飲んだ状態、体にアルコールが入った状態で仕事をする人もいると聞きます。冒頭の知人もそうだったようです。

仕事の評価としてきちんとできているのであればそれも良いかもしれませんが、私は自分がお客さんになったときに税理士や依頼をしている人がお酒を飲んだ状態で仕事をしていると聞いて、あまり良い感情を持ちません。

そのため私も仕事が終われば酒を飲む事はありますが、お酒との付き合い方はよく考えるようにしています。

独立をして仕事のことばかりでアタマの中がいっぱいになる状態は独立した人しかわからないことです。

四六時中、仕事のことを考えたり、お客様のことを想像したり、自分の事業の行く末を考えたり、そういう時間があるたくさんあると気持ちも休まらないものです。

お酒を飲んでしまうと考えなくて済む時間を簡単に作り出せてしまうので、お酒を飲むこともリフレッシュのひとつにはなるのですが、何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。

私は以前はコロナ禍のころに結構な量のお酒を実は飲んでいました。

外に出る機会は極端に減り、家で仕事をする日々でしたし、それほど仕事がうまくいっていなかったので、余計に仕事のことを考える時間が増えてしまったのも原因の1つとしてありました。

ただその状態が体に良いわけはなく、体重もどんどん増えていましたのでお酒の量を減らすことにしました。

今は週に1、2回程度飲むだけにしています。それもたくさん飲むわけではなく、ある程度自分で量を決めて飲むようにしています。

代わりに仕事のことを考える時間を減らすためにランニングを習慣化しました。

ランニングの良いところはある程度、身体的な疲労もあって考えることを減らせることです。

もちろん全く何も考えていないわけでは無いのですが、仕事のことを少しでも考える時間を減らし体の健康にもよいランニングは私にとっての最適解だったわけです。

足の運びも一定のリズムで行えますしランニングをすることで健康にもなり思考を整理できます。

ランニングに限らず何かを始めるのは一歩踏み出すのはおっくうに感じるかもしれませんが、こういう本を読んで軽くできることから始めてみてもいいと思います。

わたしの推しはランニングですがほかのことでもよいです。ただランニングはひとりで気軽にサッと始められることなので独立している士業に向いていると私は考えています。

なるべくタスクに落とし込む

もう一つ私が仕事のことを考えてばかりいなくなった対策の1つとしてタスク管理があります。

税理士向けのコンサルティングを受けて始めたタスク管理でしたが、自分がやるべきことを書き出し時間設定をすることでその時間でやり切ろうという意識を強く持てました。

以前も仕事のことはタスク管理をしていましたが何となくでしたし、だらだらやれてしまう環境だったのは確かです。

発信の内容を考えるということにも通じるのですが、「何をしようかな」と考えている時間は基本的に仕事の時間ではないと私は考えています。

実際に何かが生まれているわけではなくボーっとしてしまう自分がいました。

そういった時間をいかに減らすかを考えた時にタスク管理で自分がやるべきことを落とし込んでおくのが私にとって良いスタイルだったわけです。

仕事のことを考えなくて済む時間というのはやはりタスクがたくさん残っているとそうなってしまいがちです。

そのため私はタスク管理もある程度細かくはしていますが、プライベートに関する部分については細かくタスクとして設定していません。

タスクではなくルーティンみたいな形での整理にとどめています。

例えば細かい設定が好みの方は歯を磨いたり、爪を切る時間、髪の毛をセットする時間など全て細かく決めているようですが、私はそれをしてしまうとかなり息苦しく感じてしまいそうなので、仕事の事は細かくプライベートの事はざっくりした形でタスク管理をしています。

これによって得られたのはやはり時間管理によって自分の時間を有効に使おうという意識です。

いつ終わるかなと思いながらやる仕事よりもこの仕事が終われば、何時までに仕事が片付くと考えた方がより効率的に動けるように感じています。

タスク管理も人それぞれやり方があるとは思いますが、そのタスクが終わったら今日はもうそれでおしまいというルールでの運用が気持ちとして私は楽に感じています。

まとめ

事業を続けていこう、自営業として身を立ててやっていこうと考えている士業のかたはとにかく仕事をしすぎに見えることがあります。

仕事をするなというわけではなくうまくコントロールして仕事のことを考えなくて済む時間を作ってみてはどうかなというのが私の提案であり今取り組んでいることです。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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