目の前のことをしっかりやるのも大事

足元から

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

目標を立てなさい、決めなさいと言われることも多かった学生時代から随分と時間がたちました。

将来の夢というわけではなくても思い描いた未来にいまいるだろうかと考えたら、全く想像がつかない場所にいます。

いま目の前のことをしっかりやるのも大事です。とりとめのない話になりますが少し思うところを書いてみます。

 

目次

税理士試験の受験生時代は将来のことを考えてなかった

いま独立しているわけですが、受験生時代は全くそういう未来を描いていませんでした。

 

大学卒業をして医療機関に勤め始めた頃は、仕事で覚えること、仕事ができるようになることが優先でしたので勉強は後回しになりがちで。

 

また、当直事務といって朝9時から次の日の朝9時までの24時間勤務もありましたので体力的にもハードでした。

 

あの頃強く思っていたのはとにかく法人税法の試験に合格して勤め先から抜け出すこと、その一点だけです。

 

当時は簿記論と財務諸表論にすでに合格していましたが、リーマンショックの後で就職活動もあまりうまくいかず、税理士業界に転職することがまずもっての目標で頑張っていました。なったあとのことは全く考えていませんでした。

 

三度目の正直で法人税法に合格して税理士法人に無事に転職するもやはり未経験ということもあってまた覚えることが多く大変ではありました。

 

でもようやく税理士に近づいてきた、という嬉しさもあり充実していたように記憶しています。

 

ただ受験のほうは依然として法人税法合格後も2科目残っていましたので、5科目合格後のことは全く考えておらず。

 

いまにして思うとまぁそんな時期も必要だったよね、と思えますがただガムシャラに勉強していました。

 

受験生と話をする機会があると、税理士になった後のことを全く想像できないと相談されることがありますがぼくは受験生のうちはそれでも良いと思っています。

 

ぼく自身は受験生時代から税理士になった後のことは考えていませんでしたし、モチベーションが下がることもなかったので、ひたすら目の前のことに集中してやっていけばよいのかなと。

 

なった後のことはなってから考えてもいいでしょう。

 

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勤務税理士時代になってようやくキャリアを考えた

医療事務から税理士法人に転職して転職したその年に消費税法に、その翌々年に相続税法に合格して無事に5科目揃えましたがその時点でも全く将来のことを考えていませんでした。

 

合格した後は試験ロスではないですが、試験勉強という打ち込む対象がなくなり、また仕事も楽しくなりましたので仕事に打ち込んでいました。

 

このぐらいから自分のキャリア、働き方、生き方について考えるようになります。

 

正直なところ、考えはしましたがまだ全然独立するという選択肢もなくて、狭い世界にいたと思います。

 

むしろ事務所がそういう事務所というかかなり閉鎖的でしたし、ぼくの場合は受験生の友人知人もおらず周りがどんなキャリアを進んでいるのかすらよく知らない状態でした。

 

仕事ができる間、ずっとそこに居続けられるのであれば、キャリアについて考えなくてもよいですが大企業でもリストラされる、会社が潰れるリスクはあります。

 

何より大きかったのが事務所にこのままいてどんなキャリア、生き方になっていくのか全く見えてこないことに不安を感じていました。

 

この辺りから税理士さんが書いているブログやメルマガ、税務以外の書籍を手にとるようになります。ちょうど税理士登録した年の夏からです。

 

この時点でも独立というのは選択肢になくて、純粋に30代の税理士さんのキャリアプランってどんな感じなんだろうという事務所以外の外の世界に対する好奇心だけがありました。

 

そういう意味ではフラットに見れていたのかなと思います。

 

自分のキャリアを示してくれるような方が回りにいればそれはとてもいいことでしょうし、自分の興味の方向性がどこなのかにもよるかなと。

 

必ずしも独立しないといけないわけはもちろんないので受験生の方で今は全く考えていないという方でも大丈夫です。

 

合格した後は今までの受験のための勉強時間はスッポリなくなりますので考える時間はある意味できますし、受験生時代から独立したい、大きな案件をやりたいので大手の税理士法人に行きたいなどのプランがあればそれでいいでしょう。

 

いろいろと考えることもあり独立を選んでいます。受験を始めた時には全く想像していませんでした。

 

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いまからみた将来

いまの時点からの将来はさてどうなっているかなと思うと、まだまだよく分からない部分もあります。

 

というのもいつか誰かに仕事をサポートしてほしいと思うかもしれません。というかときどき感じることがあるのでこれもまた考えていく必要がありそうです。

 

同業者で同じ立場(ひとり事務所)の同世代の方と話をしていると「考えたことありますか?」「めっちゃあるよ」という流れになります。

 

事務所を大きくして組織としてやっていくというよりも、イメージとしてはパートさん2~3人に記帳などをお願いし、自分は窓口担当という形かなと。

 

ただいまは雇ったとしてもお願いできる仕事が極端に少ない状態ですし自分でやれる範囲の仕事の業務量です。

 

雇うか雇わないか、というのは鶏と卵に例えられて、雇えば仕事が増やせる、という人もいれば仕事が増えてから雇う、という考えの方もいます。

 

いろいろあるなぁと思いながらもゼッタイ人を雇いたくない!という訳でもないのでぼんやり考えています。

 

考えながら走る、ということでもいいのかなと。前向きに先送りするというか、成り行きに任せる部分があってもいいかなと。

 



まとめ

とりとめのない内容になりましたが必ず目標や目的を決めなければいけないわけでもないです。

キャリアの話は税理士になった後に考えても十分ですし、なってからは考える時間はたくさんありますのでいまの目の前のことを大事にしてしっかりやるようにしていました。

もし記事を読んで「役に立った!」「おもしろかった!」と感じていただけたなら、とても嬉しいです。

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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