いまは業界としては繁忙期真っ只中です。12月から3月までは忙しいなと感じる方も業界には多いですが、どこに価値観をおいて仕事をするかは独立後の醍醐味でもあります。
皆さんはどこに軸足を置いて独立後の仕事の仕方を考えますか?
効率よくやりたい
ひとりで仕事をしている状況が独立後4年目を終えようとする今も続いています。
人を雇うか自分が効率的になるか、というところで進んできましたが今のところはひとりでやっています。
そのため、マンパワーに限りがある状況です。
例えば1,000件の年末調整の仕事があるとします。
100時間かかるのか、50時間かかるのか。同じ仕事の成果が得られるのであれば時間が短いほうが良いと考えています。
つまり時間重視です。
人を雇うという効率化もある意味自分の時間を得られるということになりますが、自分が効率的に仕事をすることでも時間を得られます。
どこに時間とお金をかけるのか。
独立後はこの部分のバランスをいかにとるか、それが醍醐味のひとつです。
ひとりで仕事をしている同業者のかたや、法人の顧問先でひとり社長の方とお話していてもひとりで仕事をすることの不安もあるけれど、人間関係に悩まされることがない分とても気が楽だ、というのはよく聞きます。
効率よくやろうとおもうと自分の努力も必要ですがお客様の協力を得られるかどうかも大事です。
年末調整資料のお預かりはお客様が従業員のかたから預かるわけですし、期限設定なども無理のないように、なおかつ早めの預りを、というのがカギです。
年末調整に限らず顧問の仕事や年一関与の所得税の確定申告のお客様もそうです。
独立前から年内に資料をお預かりするようにしています。そこから先はExcelでのデータ成形や資料の確認入力など、やれることをコツコツやっていくことで早く確定申告を終わらせる、ということをお客様と共有しつつやっています。
途中で考えが変わってもいい
一方で独立後にガンガン仕事を請けてガンガン人を雇って大きくした方がいいという考えの方もいらっしゃるでしょう。
そう考えるかたはそうすればよいです。
どっちが良いとか悪いとかではなく、自分がどういう方向に進みたいか、それだけです。
私も来年は人を雇う可能性もありますし、税理士ひとりとパートさん数人での事務所運営をやってみたい気持ちもあります。
そうなったときにそういう風に動けるという柔軟性も持っておきたいところです。
税理士事務所とはこういうものだ、という定型のスタイルやスタンスはあるかもしれませんが、そこから離れてもいいしそれに沿ってもいいし。
それぞれが思うようにやってお客様のサポートを丁寧に誠実に、貢献できていればそれでいいのかなと。
まとめ
同業者のかたが確定申告や年末調整が早く終わった、件数が少ないとしてもやっかんだりすることはないです。
早く終わったのであればいい方法があれば共有してほしいなと思うぐらいです。
よそはよそ、うちはうち、ではありますがいい方法があればどんどん取り入れていきます。
それがまた自分の仕事のブラッシュアップにもつながりますし時間を生み、他の仕事をしたり家族との時間を作る基礎になると信じています。