仕事の相手も仕事のやり方も選んでいい

仕事の相手も仕事のやり方も選んでいい

独立してから4年が経とうとしていますが仕事の相手や仕事のやり方を選べるように少しずつなってきたなと感じています。

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仕事の相手を選ぶ

仕事の相手を選ぶというのは雇われているとなかなか難しいものです。

自分で獲得した仕事ならいざ知らず、基本的には上からこれやってくれ、と言われてやる仕事が大半でしょう。

断ることができればいいですが断れないものです。

私もそうでしたが、雇われていると仕事が選べません。やるべき仕事があってそれが割り当てられているわけですので。

独立すると仕事をする相手を選ぶことができます。

選ばれる立場でもありますが選ぶこともできるわけです。簡単に言うと断れるということ。

報酬や手間もそうですが、サポートしたいか貢献したい相手かどうか、いろんな要素でもって判断できます。

仕事がない状態だと依頼があると嬉しいものですから、ついついお引き受けの判断をすぐにしてしまいがちです。

また、開けてみないと工数などはわかりづらい、ということもあります。

独立して最初のころはご紹介があればどんどんお請けすることが多く、それに伴って仕事量も増えてきます。

場合によっては独立したてだから値引きを自発的にしたり、求められたりということもあるでしょう。

そうなると業務量に対して報酬が見合わないというタイミングが必ず訪れます。

入り口でお断りることもあれば、次第に見合わなくなってどこかのタイミングでお断りする、なんてこともあり得るわけです。

けどそんな状態で仕事を続けてもクオリティも上がりませんし、コチラが損をしていると感じるとやはり支援に対する意欲も低下していきます。

最初は断ることに抵抗を感じるかもしれませんが、事業者として月日が流れて経験を積んでくると、ご依頼をいただけることへの感謝とは別の問題として請けるか請けないかを考えることができるようになってきます。

独立したてだと食べていくことを考えることも必要ですから、仕事を選びづらい状況はありますが、それでも経験を重ねていいお客様が増えてくればお客様の入れ替えは考えてみましょう。

仕事のやり方を選ぶ

仕事のやり方も選ぶことができます。

ひとりでやっていますのでマンパワーという点でも限りがありますし、効率を考えるとお客様にやっていただきたいことをお伝えするのは別に問題はないです。

私で言うと個人の確定申告で年一の方はこんなことをお伝えしています。

  • 領収書関係はExcel等のデータに入力していただきデータでお預かり
  • 入力はこちらでは基本的にやりません
  • どうしてもという場合には年間の顧問料をいただきます
  • 次年度分以降は顧問契約かデータ受取かいずれかでしかお請けできません

という内容です。

いわゆる年一回にまとめてドサッと資料をお預かりして年間分の記帳をする仕事は請けれても2~3件という状況です。

それでもご依頼をいただくケースはありますし、そこから顧問となって軌道に乗ってきたら法人成りしてさらに顧問として継続させていただく、という流れのお客様もいらっしゃいます。

こちらで仕事のやり方は選んでもいいのです。

それで成約しなくてもそれは自分のお客様じゃなかったと思えばいいですし、今仕事があるならそれでいいかと思えるようになっています。

ひとりでやっていること、税理士本人が対応することに理解してただける方にお客様になっていただきたいですし、その前提で仕事の進め方にも協力いただける方といい関係を築いていっています。

まとめ

ご依頼いただいてもマッチしないことはあり得ます。

お断りすることに抵抗を感じることはもちろんありますが、それでもこちらも事業としてやっているので致し方ないかなと。

そこでいろいろ言われるのであればそれまででしょうしお客様になったとしてもしんどくなっていくでしょう。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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