2019年1月1日に独立をして4年目が終わりを迎えようとしています。今年一年の振り返りとして税理士業について整理して次につなげられるようにしておきます。
お客様対応
お客様は顧問になったかたが増えた関係でいわゆる月次顧問・決算については業務量が増えました。
ただ確定申告からの流れではあったので予定通りではあって、個人の確定申告をお請けするにあたって記帳内容が多い場合には、ご自分でExcel等で帳簿付けをするか、月次顧問契約の締結をお願いしております。
ひとりでやっている関係もあってやはりここは独立2年目(2020年)の確定申告じきに決めたことを通して続けています。
これでご依頼をいただけなければ致し方ないかなと思いつつ、初回の分は一年分の帳票・領収書・請求書(報酬も)をもらうわけですからかなりの業務量になります。
その点を念頭に考えると個人の確定申告から月次顧問への移行は多くても年に2~3件が今の顧客対応の水準を維持するうえでも限度でしょう。
そういった形で2021年分の確定申告を2022年にご依頼をいただいた方で継続月次顧問になったところが2件でした。
今後も確定申告関係の仕事の依頼条件は続けるつもりです。
いきなり顧問契約というのは私の事務所では基本的になく、よその税理士事務所から移って来られるケースも実際のところはほとんどありません。
相続関係は遠方のお客様も含めて申告を受任することができ年内に3件のお仕事を完了できました。
紹介元はいろいろありますが、同業者の税理士さん、司法書士さん、弁護士さんと士業関係が多いです。
金融機関からの紹介も昨年はありましたが今年はありませんでした。
相続関係でいうと、同業者の税理士さんで申告内容のチェックや財産評価サポートなどは変わらずご依頼をいただけて、件数だけで言うと過去最高の件数でした。
こちらはメルマガやセミナーを受けてくださったかた、Facebookなどからのご依頼が多かったです。
今年少なかったのがセミナー開催数でした。毎月やれたらと思っていてそう思っていただけだった、というのと税理士業のほうが業務量が多かったのもあり取り組みが少なかったです。
こちらは来年の課題としてテコ入れをしていくことにします。考えていることもあるのでそちらも合わせてやっていければと。
経費関係
経費は今年もおおむね売上に対して3割ほどという感じでした。増えたもの減ったものいろいろありますが、消耗品関係が開業年と同じくらいの金額になっています。
というのも今年は事務所を借りた関係で備品関係にお金がかかりました。
会議用デスクや書棚などを買いそろえたこともあって自分の事業としてはそれなりの金額になっています。
他には旅費交通費が多かった(遠方のお客様の関係で)ぐらいで、それほど変わりがありませんでした。
支払手数料は少し増えましたが新たに加入した資金繰り関係、Excel関係のオンラインサロンへの毎月の加入分です。
あと、経費ではありませんが独立した年に借りた追加融資の返済がひとまず終わりました。
折り返ししようかと思いましたがいまものすごく資金需要があるわけではないので、もう一つ開業時に借りていたほうの返済をコツコツひとまずやっていきます。
事業用資金を借入してそれを返済できたというのはとても気持ちが良いものですね。
もうひとつ大きな金額の融資が残っていますのでこつこつ返済していきます。それができるように事業もしっかり進めていきます。
まとめ
ついつい節約したくなりますが、使うところには使えたかなというのが今年のおカネ周りの印象です。
抑えるべきところはもちろん抑えていきますが、しっかり事業と自分に投資も含めてお金を使うことを今後も引き続き考えていきます。