独立してしばらくたつわけですが、最近はこのロングゲームをどう楽しんでいけるかという視点を大事にしています。
長いフリーランス生活になりそうですからロングゲームとして楽しんでいければよいなと。
税理士業のフォーマットから少しズレられる
税理士業とはかくあるべしみたいなことをいうベテラン先生もいらっしゃいますがそういうところからは距離を置いています。
いまのところは自分一人のワンオペ税理士事務所です。今後もパートさんを雇うとかそういうことがあるのかないのか分かりません。
ベテランの先輩たちの多くが、税理士として開業したらどんどん拡大してどんどん雇用して、というスタンスに見えます。
世間一般的にもそういう意識があるかたもチラホラお見掛けしますし、それに対して抗うというつもりもないです。
自分次第でどうにでもなる部分ですのでそういうのが好みだ、という場合には目指せばよいです。
そうじゃないところを目指したい、もう少しゆっくりとこのロングゲームを楽しんでいけるように工夫したいということもできます。
私はいま38歳ですが、仮に70歳まで仕事をするにしてもあと32年ちょっとあるわけですね。
いま50代のかたとは時間の捉え方が違ってくるのも当然です。
どういう業務に注力したいか、仕事とプライベートとのバランスはどうしたいか、いろんな要素が絡んできます。
個人的にはプライベートの時間が充実したものになればなるほど、仕事もまた充実するのではないかと考えていますので、両輪で上手く動かして前に進めていきたいです。
そのためにどういうことができるか。
同業者や世間一般の税理士業のフォーマットから少しズレてもよいのではないかなと。
楽しいことばかりではないですが楽しいこと、面白いことを自発的に増やしやすいのは独立後です。
仕事の進め方や対応、休みの取り方、プライベートの時間の取り方、何を仕事にするかしないのか、そういう選択肢は独立後は多く、自由がききます。
またこの長いゲームは自分が主人公ですから、誰をどう仲間に入れるかとかひとりでやるとか、レベルはどうあげるとか、ルートはどうするかとかは自分で決めれます。
なのでわたし自身はこうしてみたいなと思うことはあっても、誰かに何かを言われたり書かれたりしても気になりません。
あくまで自分がプレイするゲームですから攻略方法が人と違っても問題ないです。他の人と同じことをしてもそれは良いということにもなり得ます。
自分が納得できているならそれでよいです。
面白いこと、楽しいことを増やせるのが独立後
最近はあまりでかけられていませんがコロナ禍以前から2020年終わりぐらいまではよくセミナーを行っていました。
セミナーにかこつけていろんなところから声をかけてもらい、時には家族を連れてセミナーがてら旅行ということもしばしば。
独立前だと出来なかったことです。
ともすると仕事をしすぎてしまう独立後ですが税理士業だけに関わらず興味があることには取り組んでいます。
いまは統計のことや将棋を楽しんでいて(まだまだ弱いですが)、IT系のことだと3DアニメーションのBlenderというソフトを触ってみたりしています。
税理士業に活きるかというとそういうわけでもないでしょうけれど税理士業だけをしないといけないルールはないです。
いろんなことに興味をもてる時間の余裕があってこそかなと。
そのために仕事を効率的に取り組み時間を圧縮することそのものも面白いこととして取り組んでいますし、自分でうまくいけばお客様に提案することもあります。
ChatGPTでいろんなことを聞いてみたりもしていますが、独立前だと仕事の時間でそういうことに取り組むのは難しいでしょう。
仕事を請けるか請けないかの判断はお役に立てるかどうかということと、面白いことができるか、という視点もあります。
楽しいことばかりではないですが、それをいかに増やしていけるか試行錯誤しながら楽しみながらやっていきます。
最近こちらの本を読んでロングゲームを楽しむためにできることを考えるようになりました。
まとめ
短いと言われることもありますしまだまだ長いという部分もあります。仕事はひとつだけにとらわれなくてもよいでしょうし、興味があることはどんどんやってもよいです。
独立後は自分が主人公のロングゲームをプレイしている感覚で、いかに攻略できるか仲間を作るのか、どの武器を持つのか、ルートはどうするのか、そういうことを考えられるようになって気持ちとしても楽になりました。