独立開業のハードルとして高く感じていた営業

独立開業のハードルとして高く感じていたもの

自分自身の独立開業時のハードルとして一番高く感じていたのは営業でした。営業経験もなく顧客ゼロスタートでしたのでまずやるべきは営業活動です。高く感じていた営業というハードルをどう乗り越えてきたのか少し振り返ってみます。

目次

自分に合うものが見つからない

経験がない営業活動を2年ぐらいはしっかり続けていく心づもりで独立後のことは考えていました。

やはり待っているだけで仕事が来るほど甘くはないでしょうし、そもそも経験がないのでどうやって行けばいいのかもわからず。

興味を持ったものについてはひとまず手を付けることにしていたので、独立後一番最初に時間とお金をかけたのは異業種交流会でした。

今思うと合ってなかったことは始める前からわかっていたような気もしますが、当時はお客ゼロですからとにかくに何かしないとという焦りもあったのです。

何かやっているとそれはそれで気がまぎれますし。

そのため成果が出るまではとりあえず続けてみようというつもりで始めたものの、内部でのトラブルなどをいろいろと見聞きして夏ごろにはやめたくなっていました。

結果的に9月の末ですべての交流会的なビジネスイベントなどの参加をすべて解約しています。

人と会って仕事につながる人もいるのは確かですしその側面は大きいですが私の場合はそこに集中できるほど合ってなかったというのはありました。

人と合うことを仕事につなげる取り組みとして異業種交流会に参加していたのと同時に、独立前からブログをやっていましたのでそちらでの発信も独立当初から取り組んでいます。

ブログや事務所ホームページなどでの発信は待ちの側面もあるのですが、積み重ねることで成果が出るかもという期待もあったのと書くことへの慣れもあったためコツコツと続けていました。

こちらはこちらですぐに成果が出たかというとそうでもなく。私の場合は営業の成果が出るまではとても時間がかかります。

成果がなかなかでない

書くことでの発信で営業していたのが成果が出始めたのが独立した10月頃でした。

ちょうど異業種交流会での活動を全部オフにして、少し経過したときに事務所ホームページからのご相談やご依頼がぽつぽつといただけるようになりました。

ただそれでも、それだけではまだまだ食べていくにもなかなか大変ではあったのですが仕事が増え始めたことでうれしさも感じることができます。

成果が出るまで時間がかかったのはブログやメルマガ、事務所ホームページなどの書く発信だけではないです。

YouTube動画も襲いながらも始めてみたのですがこちらも成果がでるまで相当に時間を要しました。

週に2回の配信でしたし、発信の内容も定まっていなかった時期もあったので余計にかもしれません。

去年あたりからYouTube動画を見て事務所ホームページや公式LINEからお申込み、相談という流れができはじめています。

YouTubeを初めて1年以上は経っていました。

いまだにYouTube動画そのものの収益化のラインには届いていませんが、それでも発信としての成果はでてきています。

今後も発信での活動は続けていきますが、続けていたからこそ営業の柱になったという側面は大きいです。

営業そのもの経験がない私にとって仕事の依頼をいただけるように営業活動をしていくことはハードルとしてとても高いものでした。

いまでもハードルの高さを感じることはありますが、それでも専門分野がいくつか作れたこと、またそれを軸にした発信が続けられていることは私にとって自信になっています。

まとめ

独立するときに営業活動がうまくいくか不安に感じているひとはとても多い気がします。

私も開業を考えている方や独立後すぐの方からご相談をいただくときに一番の相談事は税務申告の処理ではなく営業の話が多いです。

それでも独立してやっていくのであれば何かしら営業とは切っても切り離せませんから、自分に合うものを見つけて続けていけるようにする、というのがハードルを低くして飛び越えるために必要なことです。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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