DMがくると思い出すおいしいカニの味。税理士のDMはどうか?

温泉

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おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。

先日、兵庫県の香美町にあるお宿からDM(ダイレクトメール)が届きました。

季節の変わり目などにいつもご丁寧に送っていただき、そのたびに思い出すことがあります。

それはおいっしいカニの味。11月6日から解禁されるという「松葉かに」をとても食べたい税理士が、税理士のDMについて考えてみます。

 

目次

DMの効果

あれは2016年の9月でした。

ぼくと療養中の母、弟の3人で旅行を計画し、いざ日本海側へ。

 

クルマでの旅行で、京都から出発し、途中で出石に立ち寄り皿そばを堪能。

兵庫県の香美町で円山応挙の絵が見られる大乗寺に立ち寄り、いざお宿へ。

 

お宿は母の希望で個室露天風呂がついているタイプのお部屋で、大浴場ともに満喫し、いざお料理へ。

夏場の日本海側で蟹が食べられるのか、というと旬ではないのでしょうが(たぶん冷凍かな)、蟹、シロイカ、のどぐろと魚介三昧のお料理を堪能しました。

 

ゆっくり温泉を楽しんで次の日は城崎マリンワールドに立ち寄り(平日月曜日だったためメチャクチャすいてました)、京都に戻ってきた、そんな1泊2日でした。

 

と、先日お宿からきたDMを見て、ここまでが楽しい思い出としてフラッシュバック。

チェックアウト時にDMを送ってよいか確認されたので快諾したのを今でも思い出します。

 

お宿からするとこんな思いだったのでしょう。

「またぜひ来てほしい、今度は冬のカニを食べに」という。

お宿の方もイイ具合の距離感でしたし、日曜日宿泊だったのでお客さまも少なく、また行きたいなと思えるお宿でした。

 

で、ぼくの手元には「11月6日から冬の味覚の王様「松葉かに」が解禁になります!」というシンプルなDMがあります。

DM

こちらのお宿、甲羅戯さんは電車でのアクセスが抜群です。山陰本線JR柴山駅の真ん前にお宿があります。雪の時期は電車がイイかもしれません。

 

お宿からのDMはぼくにとっては効果的でした。

[list class=”li-niku”]

  • 以前のコトを思い出させてくれてハッピーになれた
  • 冬のカニを食べに行きたいと思えた
  • ゆっくりと体と心を休めたいと思えた

[/list]

という点で非常に効果的なタイムリーなタイミングでのお知らせでした。

 

これはぼくが以前にお宿に行ったから感じられることで、決して価格競争のためのDMではなく、リピーターを増やすため、またお客様に来てほしいという思いを伝えるため、カニが解禁になったよという情報提供としてイイDMです。

 

お客様フォローのためのDMであればぼくはイイと思うんです。

では、たまにお見掛けする税理士のDMはどのように考えているかと申しますと。

受けての立場で考えてみる

もしぼくが事業を運営しているものとして、税理士からDMが来たとします。

そしてこんなワードが入っている。

[list class=”li-niku li-mainbdr main-c-before”]

  • 今お願いしている顧問税理士より必ず安くします!
  • 月5,000円!それ以上もらいません!

[/list]

など耳触りの良い!マーク多めのDM。

 

面白そうだったので試しにcanvaでチラシを作ってみました。

 

ツッコミどころをたくさん散りばめてみました。これと似たようなDMを打っている、税理士先生に怒られそうですが(笑)何かをもとに作ったのではないので悪しからず。

 

問題はこのDM・チラシの文面に違和感を感じられるかどうか。

受け手のの立場でこれを考えてみる必要があるでしょう。

 

こういった類のモノをもらって果たしてそこにお願いするだろうかと。

お宿からくるDMとはわけが違うんです。

税理士からDMが来ても、「あの申告はサイコーだったな」とはゼッタイならないわけで。

 

それにDMって結構手間がかかります。

中に入れるモノを作って封入してっていうのもサービスとして受けているDM発行会社とかありますが、結構費用がかかりますし、発送リストを作成、チェックしたり、相当に手間です。

時間も費用も掛かるなら別のコトに振り分けたいとぼくは思っています。

 

また税理士の顧問業務ってDMで伝わる内容ではないですし、結局DMで差別化しようと思っても「安さがウリ」になっちゃうかと。

 

独立後の営業でチラッとDMのことを考えましたが、自分の目指す形とあまりにもかけ離れていると感じたので、すぐに却下した次第です。

まとめ

税理士業の顧問料って原価がない分、どういうサービスを提供できるかというのが勝負所で、値段で勝負するのは大手だけかなと思っています。

頼んでよかったな、一緒に成長できて良かったな、そう思ってもらえるよう励みます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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