税理士試験の本番で実力を出す方法を考えてみよう

緊張しても大丈夫

緊張しても大丈夫

おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

税理士試験まであと2ヵ月ですね!あーもうすぐだよ、と思う気持ちもあるでしょう。

ぼくもそうでした、みんなが通る通過儀礼のようなものかもしれません。

ところで、今は多分、直前の模試で本番さながらのテストを解きまくっているそんな状況でしょう。

イイ点が取れると、ヨシこのまま行くぞ!と思う反面、本番で実力を発揮できるかな、という不安な気持ちをお持ちの方も多いかなと。

本番で持てる実力を出せる方法がないか考えてみます。

 

目次

本番で実力が出ないコトの原因はある?

ぼく自身も10年、税理士試験を受験してきて、受かった年もあればダメだった年もあります。

 

その積み重ねで何とか最終的には5科目揃えたわけですが、大きな失敗もありました。

 

問題を解くとき普段と違うことをした

あれは法人税法の受験1回目の時です。忘れもしません。

 

計算に想定以上に時間をかけてしまい簡単に言うとかなり焦っていました。

理論問題に移ったときに問題を読み違えて答えが全く違う理論を書いてしまっていました。

途中で気が付いたのですが、時すでに遅し。

 

やはり普段と違うことをするとダメですね。この場合の普段と違うことというのは、計算問題に時間を使いすぎた、自分が設定していた時間よりも多くを使ってしまったことにあります。

 

その年の試験結果は過去最低のD判定でした。

1年間勉強してきて、しっかり解答用紙を埋めれたにもかかわらずのこの判定で、とても悔しい気持ちがあったことは今でも覚えています。

 

ぼくの場合は、ではあるかもしれませんが、焦ってしまうとやはり何事も上手くいきません

 

忘れ物をするともちろん慌てて焦ることでしょう。電卓なんかは忘れてしまうと良くないですね。

 

普段と違うことをする→焦る→慌てる、の流れで人間は慌てるので、そうなると実力を発揮できない可能性が高まります。

 

リラックスしすぎた

ぼくが受験を始めた当初は大学での受験が多かったんですね。

その後は悪名高きイン〇ックス大阪での受験がメインになり、その後は受験会場が大学に戻りました。

 

その最初の大学での受験会場がぼくの母校の関西大学で行われており、ラクだなと思う反面、いつもと同じ景色で緊張感が欠如していました。

 

そう、いつもと同じ過ぎて逆に緊張しなさ過ぎたんですね。

感覚としてはいつものテストと同じ感覚で受験をしてしまいました。

 

程よい緊張がいいのですが、リラックスしすぎるとこの後の集中力の話にもつながり、あまりよくないかなと。

 

周囲の受験生が気になりすぎた

コレは誰しも経験があるかなと思うのですが、受験会場に行くと当たり前ですが知らない人が大半です。

 

そんな中で皆さん、本番前は最終チェックで理論を確認したりして集中していますが、周囲の受験生が自分よりできるように見えるものです。

 

実際のところは自分よりできるかどうかは分からないんですが、不思議なもので周囲の受験生が気になって集中力が欠けてしまうことがあります。

 

ぼく自身はインテックス大阪で受験しているときは、正直周囲の受験生が多すぎてどこに行っても受験生が目に入る環境がイヤでした。

 

大学とかですと、ひとりになれる場所を探すこともできるんですが、あの会場はぼく自身はとことん相性が悪く(笑)

 

 

大きなところで3つ挙げてみましたがどれか当てはまる、イヤ全部当てはまる、みたいなかたもいらっしゃるかなと。

 

大切なのは、コレはみんなに起こり得ることで、緊張するのは別に悪くない、ということです。

だって一年間しっかり勉強してきた集大成なんですから、そりゃ緊張もするでしょう。

 

緊張している自分を受け入れて一旦落ち着く、とても大事かなと。

 

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本番で実力を出す方法を考えてみる

そうはいっても緊張はするけれど、自分の持てるものをすべて解答用紙に置いてきたい気持ちはあります。

 

本番で実力を出す方法として、ぼく自身がやっていたことをお伝えします。

本番と似た状況を作るということをぼく自身は意識していました。

 

特にぼくは通信受験生でしたから、いかに本番をイメージできるかというのはポイントです。

 

場所への慣れ

自宅での勉強が主な通信受験生の場合は、専門学校の自習室、大学の図書館など普段と違う場所でテストを解いてみることをオススメします。

 

できれば本番と同じ時間帯で解いておくと尚よしです。

 

受験本番は多くの受験生が普段とは違う場所で受験をしますが、予行演習としては、普段と違う場所でテストを受けることに慣れておく、これしかないかなと。

 

通学受験生であれば、いつもの学校とは違う学校でテストを受ける、これがオススメです。

専門学校で授業を受けている場合は自習室はどこの校舎でも使えるハズなので、いつもと違う場所に行ってみましょう。

 

大事なのはいつもと違う場所にいる自分に慣れる、ということです。

 

おもしろい試みとしてはこんなことをしている方もいらっしゃいます。

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本番を想定した問題の解き方と時間設定

今の段階ではまだ、専門学校のテストはザックリと範囲が指定されているかなと。

 

でも本番は範囲は全部、ということに対する準備をしておいたほうがいいと個人的には考えています。

 

範囲が指定されているテストに慣れすぎている自分に気が付いて、受験生時代には6月くらいから範囲が指定されていても確認せずにテストを受けていました。

 

当然ですが解けないこともあり焦ります。でもテストなのでまだいいんですよ、本番じゃないから。

 

初見の問題に取り組むためにもテストの段階から範囲指定のない問題に取り組む状態を確認しておいたほうが良いです。

 

テストで2~3回、範囲指定がないテストを受けるだけでは少ない、と感じていたので6月からはその年に受けたテスト・総合問題を内容を思い出すことなく解き直しする、ということを繰り返していました。

 

個人的には基礎問題がしっかり拾えてこそ受かると思っているので、この6月までのテストで基礎項目で点が取れていない分野を洗い出しましょう。

 

あとは、テストを受けるときはあえて5分短い時間を制限時間に設定していました。

解き終わったときに5分でも3分でも時間があればかなり安心かなと思います。

 

また時間に追われて問題を解く感覚というのは本番とテストでは大きく違います。

想像以上に時間の流れはややく、あっという間に終わる、というのは受験生であれば感じるところかなと。

 

であれば、5分短くテストでは設定して強制的に時間を短くしてそれに慣れておくというのも有効です。

 

本番だと時間ギリギリまでもちろん粘りますが、テストであれば5分短く設定しておいても問題はないかなと。

落ち着く方法の準備

緊張は誰しもしますので、それを受け入れて一旦落ち着く、その準備をしていました。

 

具体的には好きな音楽を聴いてみる、視界に人がいない状態を作る、ということです。

人それぞれですから今から少しずつ、どんなことで自分が落ち着けるのか考えてみましょう。

 

試験が始まってしまえば集中してしまえると思いますが、問題は試験が始まるその前です。

いろんなことが気になって集中できないことが予想されます。

 

まずは落ち着いて、平常心を取り戻しましょう。

 

ぼく自身は受験の時はかならず凍ったタオルを持っていって首に当てて涼んでいました。

ヒヤッとした感触が冷静になって、というメッセージにすり替わってぼく自身はとても落ち着けたのをよく覚えています。

 

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まとめ

緊張は誰しもします、しっかりと勉強してきたならなおさらです。

今日お伝えしたことが参考になれば嬉しく思います。

個人的にはまだまだ挽回のチャンスがあると思っています。特に今のテストで上位には入れていない人はチャンスです。

ぼく自身は毎年ここから挽回していたような感じなので(笑)

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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