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税理士試験の消費税法攻略①

電卓

WerbeFabrik / Pixabay

税理士試験の消費税法は、税法科目の中でも人気科目です。

なぜかというと、受験生にも身近な税金だからです。

とくに、会計事務所や税理士事務所で働いていなければ、

最も身近な税金と言っても過言ではないかも。

 

試験の概要

試験時間は他の科目と同じく、120分です。

問題の構成は、理論問題50、計算問題50の等分です。

 

理論問題と計算問題の時間配分ですが、

だいたい計算問題が70~75分、理論問題は50分~45分ですので、

法人税法や消費税法の試験と同じと思ってもらってもよいかと。

 

受験生の数は、簿記論と財務諸表論のいわゆる会計科目を除けば、

税法科目の中で最も多く、平成29年度試験で7,979人の受験生。

そのうち合格者は1,065人で合格率は13.0%となっています。

大体このくらいの推移です。

 

わたしが受験したときには消費税法の受験生は、9,713人でしたので、

この点だけを見ても受験生が減少の一途をたどっていることがわかります。

 

税法科目の中でも人気の科目ですが、

ここでひとつふるいにかけられるという覚悟が必要かと。

 

どういうことかというと、

簿記論、財務諸表論は会計科目です。

この簿記論、財務諸表論を合格した、つまり一段階ふるいにかけられた受験生が

次に挑戦するのが消費税法の試験であることが多いです。

 

簿記論と財務諸表論の試験を突破した受験生である程度、試験慣れしていること。

さらに、初めての税法科目でこれまでの会計科目とは雰囲気が違うこと。

この2点が壁として立ちはだかります。

 

ハッキリ言いますが、

税法科目は会計科目とはワケがちがいます。

会計科目と同じように考えていると、痛い目にあいますのでご注意を。

 

ポイント

消費税法の歴史は浅く、

1989年の導入からおよそ30年です。

まだまだ新しい税法ですが、この間様々な動きがありました。

 

税率が3%→5%→8%→10%と変遷していったり。

その過程の中で、税法をすり抜けていく節税スキームが数々と考案されていきました。

 

消費税法の改正の歴史は、社会情勢にあわせたりというよりも

納税者と課税庁とのいたちごっこの歴史でもあります。

こっちから抜ければ、そこを塞ぎ、

あっちから抜ければ、そこを塞ぎ、の繰り返しです。

これは頭の片隅に置いておいてください。

理論を学習する際には、意外と役立ちます。

 

特に納税義務者関係については

判定事項が多すぎて、今ではワケわからんくなってきてますので(笑)

 

ただ、計算問題で納税義務者の判定がもしでてきて、

計算に手間取りそうなら課税事業者で計算してください。

当たり前ですが、免税事業者では消費税免税で計算問題として成り立ちませんので(笑)

 

まとめ

本日はサラッと消費税法の試験の概要をお伝えしました。

明日以降、計算問題対策と理論問題対策をお伝えします。