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税理士試験の消費税法攻略③

期限

freeGraphicToday / Pixabay

本日は税理士試験の消費税法攻略の最終回、理論問題について考えます。

 

理論問題の構成

敵を知り己を知れば百戦危うべからず。

ということで、まずは敵を知るために、国税庁のHPから

消費税法の理論問題について出題のポイントをおさらいしましょう。

 

平成29年度(第67回)試験より

この特定資産の譲渡等に係る消費税法の適用に当たっては、

特定資産の譲渡等の意義、特定資産の譲渡等が行われた場合の

納税義務者及び納税義務の成立の時期について理解できていることが重要である。

本問は、こうした特定資産の譲渡等が行われた場合の

消費税法令の適用に関する基本的な事項の理解度を問うものである。

 

さらに続けて、平成28年度(第66回)試験より

消費税の納税義務の有無及びその取引が課税対象となるか否かの判定に当たっては、

相続、合併、分割等があった場合における納税義務の免除の特例の規定の

適用があるかどうかや、事業者が行う資産の譲渡等が国内において行われたかどうか

といった基本的事項の理解が極めて重要である。

そこで、本問においては、このような消費税法の基本的事項に係る理解度を問うものである。

 

近年の消費税法の理論問題の特徴として、

一問目は、用語の意義や納税義務者の判定など基礎的な理解を問う問題があり、

二問目は、具体的な事例を基に消費税法の理解度を問う問題の構成になっています。

 

一問目は基礎的内容、二問目は応用的内容が問われているという流れ。

と考えておきましょう。

 

税法のインプット、理論暗記については過去のブログを参照ください↓

https://co-develop-ing.com/2017/11/14/zeirishishiken-12/

(税理士試験のインプット=理論暗記)

 

理論暗記全般に言えることですが、

忘れても良いのでとりあえず、習慣化することが重要です。

特に、理論暗記は苦手意識をお持ちの方も多いですが、

はっきり申し上げると

理論のほうが圧倒的に時間はかかるが、実務では役に立つ

ということです。

 

こんなこと言ったら偉い人に怒られるかもしれませんが、

計算は実務の世界では今では基本的にソフトウェア(税務ソフト・会計ソフト)が

やってくれます。人間はチェックが主です。

 

さらに試験問題だけ考えても、

個人的には理論が解ければ合格できる

と考えています。

 

というのも、受験生の大半は計算問題は好きですし、ある程度高得点をとれますが、

理論問題が好きでたまらんと聞いたことは正直ないです。(私の周りだけ?)

なので、実際の試験で合格できるかの瀬戸際にいる場合、

理論問題のほうが差が付きやすいというのが実感です。

 

わたしの今の職場にも、税理士試験受験生が何人かいますが、

みんなえてして、理論がキライです(笑)

みなが嫌いなことで点を稼げれば、ライバルたちをリードできるかと。

 

理論を覚えるには習慣化して、

覚えて、忘れて、思い出して、を繰り返す必要があります。

理論に近道はありません、地道にコツコツ10分からでも始めましょう。

 

図に書いて理解を深める

消費税法の理論問題で特に迷いがちなのが、

今は何の話をしていて、どこの時点なのか、分からなくなることです。

 

そもそも消費税の納税義務者判定は、

基準期間(原則、2期前)の課税売上高が判定基礎です。

いつの売り上げが基準か、いつの届けが基準か。

消費税法の理論は「いつ」が基準でその結果どうなるか、

を理解するのがメインになってきます

 

わたしはよく、ココはどこで、ナンのハナシ?と

手が止まりがちでした。

 

そんなときは、線表を書くことをオススメします。

手を動かして、線を一本横にひき、

ちょんちょん区切って視覚化しましょう。

 

実際の理論を覚える際にも、理論サブノートの端に

視覚化できるようによく線表を書いていました。

 

文章だけでは理解しづらいことも、

視覚化できればパッと直感でわかります。

ぜひ試してみてください。

 

まとめ

税法試験の理論問題は一朝一夕にはならず。

 

コツコツと習慣化して

忘れることを恐れずに時間をかけましょう。

理論問題が解ければ合格はグッと近くなります。