税理士試験のインプット(=理論暗記)

 

おはようございます、京都の所属税理士takasagoです。

税理士試験に重要なのはインプット=理論暗記が最重要課題でした、ぼくの場合は。当たり前ですが覚えていなければ書けませんので。インプットのしかたを工夫した男のハナシです。

 

目次

インプット

インプット=理解し、覚える作業。苦痛です。苦行です。メチャクチャ苦手でした。でも法人税法の1年目の受験後に悟りました。

理論問題が書けなきゃ受からないんじゃないか?と。

 

計算問題は反復が好きな人も多いのである程度できるようになります。でも理論は違う。嫌いな人がとても多いし、時間もかかります。

 

よく、税理士試験前にはいくつ理論を持っていくか(=覚えていくか)が受験生同士で話題になったりしますが、試験前に勝手に覚える理論の範囲を限定することほど危険なことはありません。

可能な限り持っていけるように工夫しましょう。

 

理論の覚え方を工夫(失敗多数)してみた

なるべく5感を使うようにまずトライしてみました。

目で覚える(=視覚)

書いて覚える(=触覚)

聴いて覚える(=聴覚)

味で覚える(=味覚)

嗅いで覚える(=嗅覚)

 

視覚

一番オーソドックスです。目で見て、読む。

みんながすることですので、あまり差はつきません。

特段の工夫のしかたもなく。ただ読む、ひたすら読む。

 

触覚

書いて覚える。

強引です。体に、手に、叩き込むイメージ。

時間はとてもかかります。腱鞘炎にご注意を。

 

聴覚

聴いて覚える。

ぼくはICレコーダーに自分で読んだ理論を録音し、

それをiPodにおとして聴いていました。

これはぼくのオススメです。なにより場所を選びませんので。

 

味覚

味で覚える。出来んのかよと思われた方。

ぼくは以前、法人税法の理論を覚える際に、

フリスクを何種類も用意して、口に含んで刺激で覚えようとしました。

結果、おなかがゆるくなりました(笑)

試される方は自己責任でお願いします。

くれぐれも理論サブノート・理論マスターを舐めないように!

 

嗅覚

嗅いで覚える。

理論を覚える際にアロマを焚いてみる。

これも以前やってみましたが、リラックスしすぎて寝てしまいました。

こちらも試される方は自己責任でお願いします。

くれぐれも理論サブノート・理論マスターをクンクンしないように!

変な人だと思われます。

 

takasagoの理論の覚え方

理論の覚え方には様々ありますが、ぼくはまず読み込んで、タイトル挙げを何も見ないでできるようになったら実際に書いてみます。これがクリアできれば、あとは録音した自分の声と、目で追って覚えました。

 

いろいろと工夫して飽きないようにすることが重要です。

 

忘れないようにすることも必要です。例えば、今日1つ理論を覚えたとして。まず明日、まだ覚えているか確認します。これで覚えていれば、ひとまずOK。

 

ぼくの場合、つぎは週末に2時間、理論思い出しタイムを設定していました。何も見ずに思い出す。ひたすら思い出す。そして思い出せなければ理論を書いてみる。これを毎週末くりかえし、理論思い出しタイムは最終で4時間になっていました。

 

忘れてもいいんです、思い出せれば。自分なりに工夫しましょう。語呂合わせも有効です。

 

理論(=条文)の内容を理解する必要はあるか?

相続税法はいまだにベタ書き(=覚えた理論をそのまま書くこと)が理論問題の主流です。こうなると覚えたもん勝ちです。ぶっちゃけ、理解していなくても手が動けば答案を書けます。

 

ただ、法人税法は違います。内容を理解しているかが重要です。要は、自分の言葉で説明してよ。言って(書いて)くれなきゃわかんないじゃない、と。

 

法人税法の傾向として解釈や、判断に至った理由・根拠を書かせることが多くなっています。理論の内容を覚えたうえで、覚えた理論に自分の言葉をプラスαしていくイメージです。

 

理論サブノート・理論マスターに書き込みをする派?

ぼくは理論サブノートへの書き込みは関連理論のタイトルのみに留めていました。綺麗に残したければ書かなければよし。書き込んだほうが勉強した感が得られるなら書けばよし。

 

ご自身の好きなほうを選んでよいかと。ただし書き込みをすると覚えた気になるので要注意です。マーカーを引いたりするとそこだけ覚えようと脳が勝手しますのでオススメはしません。

 

来年使うかもとか、実務で使うかも、という理由はいただけません。来年使うかも→合格すれば使わなくて済む実務で使うかも→使いません。もっとぶっとい専門書をひらくことになります。

 

何より、来年は税法が大きく変わっている可能性があります。最新の理論サブノート・理論マスターを使いましょう。

 

おわりに

理論の覚え方は人それぞれですが、参考になればと思い、書いてみました。今勉強中の方は、来年の春ごろまでは長いインプット期間です。

まだいろいろ試せる時期なので、新しいことにチャレンジしてみてはどうでしょう?

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

コメント

目次