税理士試験の合格発表までちょうどあと2週間ですね。
ぼくもこの時期はなんとなくソワソワしていました、特に官報リーチとよばれるあと1科目の状態の時にはやはり落ち着かなかったように記憶しています。
税理士試験は長丁場になりがちです。年一回の試験、かつ受験から発表までがおよそ4ヵ月。
この間勉強を継続する必要がありますが、ぼく自身も幾度となく「勉強に飽きる」状態がありました。
それとどう付き合ってきたのか、基本的だとは思いますがぼく自身のやり方をお伝えします。
結論、まずは環境を変えてみる
結論からお伝えすると、環境を変えてみることをオススメします。
よく勉強に行き詰まると勉強それ自体から距離を置こうとしてしまいますが、ぼく自身はそれはオススメしません。
ぼく自身も法人税法の受験2回目が終了した時に、ふと「ちょっと息抜きするか」という気分になって、息を抜きすぎたことがあります(笑)
というのも世の中には税理士試験なんかより楽しいことはたくさんあります。
ゲームだったり、アーティストのライブだったり、スポーツ観戦だったり、それこそ山ほどあります。
でも一度そちらに足を向けてしまうと勉強をすることに戻るのに多大なエネルギーが必要になるコトもあります。
そうすると税理士試験は基本的には楽しくありませんから(笑)、もう一度勉強に戻るというモチベーションが復活しづらく、容易に税理士試験からフェードアウトできてしまいます。
一度勉強から離れて楽しいコトをしてしまうと、勉強に戻るのにエネルギーが必要、ということは肝に銘じておいたほうがよいでしょう。
ぼく自身もイタイ目に合っている(笑)ので、時間を区切ったりで上手に向き合いましょう。
では、勉強に飽きてしまった場合、あなたができることで勉強を継続するにはどうすればいいか。
ここはひとつ「環境を変えてみる」のはどうでしょうか?
ぼくのオススメは場所を変えることです。
普段家で勉強している人は、少し環境を変えるためにファミレスやカフェで1~2時間勉強してみる。
また専門学校に通っている人は自習室を使うにしても、たとえば休みの日は少し遠くの校舎の自習室を使ってみる、というのもイイですね。
ぼく自身は大阪に住んでいたとき、最寄の大原専門学校の校舎は南方にある大阪校でした。通信制でも自習室は使えますし、どこの自習室でもOKなので、京都校に行ったり、神戸校に行ったりしていました。
普段と違う校舎の教室で見慣れないなかで勉強すると、いつもより緊張感が出てイイと個人的には思います。税理士試験の本番も同じく、普段と違う場所で受験するわけですから。
あと受験直前にオススメなのが、大学図書館での勉強です。
出身大学が近ければ卒業生は基本的に利用料を支払えば図書館を利用できますし、地域住民に大学図書館の一般利用を許可している大学もあります。
税理士試験は8月の初めのほうですが、多くの大学では夏休みに入っているので、大学図書館は結構空いています。
ぼく自身も受験前の5日間ぐらいは、自分自身の出身校である関西大学の図書館でラストスパートをかけていました。日曜日なんかも大学図書館は空いているコトがあるので、時々利用していました。
勉強する環境を変える際には、普段と少し違う環境を選ぶことが重要です。
周りに友人などがいるとどうしても話をしてしまうこともあるでしょうし、勉強というのは基本的に孤独と向き合うことでもあるとぼくは考えているので、ひとりに慣れる、ひとりになれる環境を選択してみましょう。
こんなとこでは勉強できない、という先入観をとっぱらって、まずは1時間勉強してみてはどうでしょうか。
そして目標を再確認する
あまり統計の数字上ではあがってきませんが、税理士試験は途中でやめてしまう人がかなりの数いると思われます。
もしあなたが税理士事務所・会計事務所にお勤めの場合、周りを見回してみてください。
公には言わない(勉強をあきらめたというのは恥ずかしいと思う人が多いから)ですが、会計事務所である程度の年数を経験して無資格者の場合、あなたの知らないタイミングで既に税理士試験をあきらめている可能性が高いです。
基本的なコトかもしれませんが、勉強に飽きて辞めてしまいたくなった時、なぜ税理士試験の勉強をするのか、再確認してみましょう。
後悔がなければそれでよいと思いますし、試験だけが税理士になるルートではないのです。
税理士になったら、というのを自分自身に言い聞かせて信じてあげましょう。
まとめ
当たり前ですが、途中で勉強に飽きて税理士になるのをあきらめると、税理士にはなれません。
環境を変えてみて、目標を再確認して、今日からも勉強が継続できるように応援しています。