キッザニア甲子園で税理士ウィークが始まるよ!

税理士ウィーク

税理士ウィーク

おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

税理士会からの郵送物にこんなお知らせが入っていました。税理士ウィークがキッザニア甲子園で始まるそうです。

珍しくいい取り組みだなと思うことと、税理士という職業について少し考えてみました。

 

目次

キッザニア甲子園で体験できること

キッザニア甲子園、耳にしたことはありました(関西ではラジオなんかでよくコマーシャルしています)が、実際には行ったことがなく。

 

調べてみると、お子さん向けの施設だそうで、子どもがいない、というか配偶者もいない(笑)ぼくにとってはかなり縁遠い施設です。

 

どんな施設か調べてみると

キッザニアは楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。
体験できる仕事やサービスは、約100種類!本格的な設備や道具を使って、こども達は大人のようにいろいろな仕事やサービスを体験することができます。(キッザニア甲子園HPより)

はい、メッチャ分かりやすいですね。

 

なるほど、こども達が仕事やサービスを体験できる施設のようで、よくよく見てみると、「キッゾ」という給与が仕事の従事時間などの応じて支給され、それを使ってお買い物ができると!ぼくも給与が欲しいです(笑)

 

そのキッザニア甲子園において、期間限定パビリオン「税理士事務所」が開設されるそうで、お仕事の内容は

税金のプロフェッショナルとして経営者の夢をかなえるためのアドバイスを行い、申告書を作成します。

(近畿税理士会 広報部からのお知らせより)

 

これはすごくいい体験がこども達に提供できるんだろうなと、良い取り組みだなと思います。

 

がしかし、ひとつお願いが。ぜひ常設にしてもらえませんかね?この「税理士事務所」のパビリオン。

 

というのも、開催時期に注目なんですが、2019.2.22→2.28となっている。。。

ホンモノの税理士にとっては、失礼ですがこんな時期に子どもさんをつれてキッザニア甲子園に行こう!という気が一年で最もおこらないであろう時期なんです。

 

せっかくこんないい取り組みをするのであれば、お子さんがいらっしゃる税理士さんにぜひ行ってもらって、「お父さん、お母さんはこんな仕事してるんだぞ~」という自慢をしてほしい。

 

税理士を増やすこころみというのは税理士会ではここ数年非常に取り組んでいますが、税理士としての仕事を魅せる、というのが一番の近道かなと個人的には感じておりまして。

 

であれば、税理士が自分の家族にまずは「こんな仕事」というのを体験してもらうというのは、とてもいい機会なのではないでしょうか。

 

繁忙期なんかくそくらえ、という税理士さんがいらっしゃいましたらぜひお子さまをつれて行ってみてはいかがでしょう。

[sanko href=”http://www.kidzania.jp/koshien/news/detail/post-595.html” title=”税理士ウィーク” site=”キッザニア甲子園”]

 

ちなみに、キッザニアは現在、東京と甲子園に2か所ありますが、このイベントはキッザニア甲子園でしかやってません!近畿税理士会の広報活動の一環という位置づけのようです。

繁盛すればぜひキッザニア東京でも開催してもらってぜひ常設を目指しましょう!

(※早朝から独身の34歳税理士がキッザニアのHPをくまなく見るというシュールな感じ、どうぞご容赦ください(笑))

税理士の仕事はインターンで体験できるか?

学生さんの就職活動に目を移してみると、いまはインターンというのがかなり「推し」なようです。

 

それもそうですよね、優秀な学生さんにツバつけたい(失礼!)企業と、仕事場と仕事をある程度体験したい学生さんのマッチングサービスとしてインターンは非常にイイ制度でしょう。

 

では税理士事務所のインターンは実際問題として可能なのか?というと。。。

 

無償独占や秘密保持の関係もアリ、税理士さんが自分の仕事を誰かに体験してもらう、というのは普段からしてハードルが高いというのは、税理士であれば感じるところでしょう。

 

最近ではインターンを取り入れている税理士法人や税理士事務所もでてきているようですが、学生さんが「やっぱやめとこう」という気持ちにだけはならないようにしてほしいなと。

 

そうでなくても10年すればAIに取られてなくなる(かもしれない)といわれている税理士というお仕事。この仕事の本当の魅力は、インターンでは体験できない部分にあるのではないでしょうか。

 

少なくともインターンを取るならAIにとってかわられるような仕事の部分を学生さんにやらせてしまうような愚だけは侵さないように願いたいものです。

 

そういった意味でもこども達に税理士という仕事を体験してもらうという試みは、長期スパンにはなるのでしょうが、税理士を増やす、興味を持ってもらう活動として非常に有意義でしょう。

まとめ

税理士という仕事を体験してもらうハードルの高さが、まさかキッザニア甲子園で軽々と飛び越えられるとは思いもよらず。

こんなに素晴らしい取り組みであれば、どんどんやってほしいなと思うわけです。

お子さんがいらっしゃる税理士さんはお忙しい時期でしょうが、ぼく自身は体験できない分(笑)ぜひ一度体験してみてはいかがでしょう。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

目次