税理士試験の弱点つぶし。分からないままにしないために。

クエスチョン

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おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

税理士試験攻略のコツ、というかぼくが意識していたことのひとつに「弱点つぶし」があります。

受験生の参考になれば幸いです。

 

目次

弱点つぶしを推奨する理由

税理士試験は税法科目、会計科目いずれも基礎的な問題を取りこぼしたら合格が難しくなります。言い換えると「基礎項目をいかに拾えるか」というのがポイントになります。

 

配点があるかどうか分からない2点分の応用問題よりも、皆が取れるであろう3点分の基礎問題をキッチリ得点できる。そして基礎問題を取りこぼさずに応用問題で積み上げられるとより万全です。

 

基礎項目というのは問題を解くための力の土台でもありますし、自信にもつながります。

というのも基礎項目がキッチリ解ける状態だと応用問題が入った総合問題でも点数がある程度拾えます

 

難しめの総合問題でも点数が拾える

嬉しいとともに少し自信がつく

モチベーションが上がる

自己肯定感に繋がる

というのはマインドとして大切です。

 

ぼくなんかは法人税法の試験に相当苦戦しましたから、解けなくてストレスがたまる、というのはよく分かります(笑)問題が解けない状態が続くと、

 

問題が解けない

ストレスがたまる、イライラする

試験に対するネガティブイメージがつく

モチベーションが下がる

自己否定感に繋がる

というネガティブなマインドが生まれてしまいます。

 

なのでぼく自身は基礎項目でいかに点数が拾えるか、というのを意識していました。

 

そして基礎項目で点数を拾おうと思うと、弱点をつぶす必要があります。弱点=苦手項目、もっと単純に言えばいつも間違える項目ということです。

弱点のままにしないためには?

いつも間違える項目をほったらかしにしておくと、当たり前ですがいつまでも解けずに点数が伸びません。

 

弱点のままにしないためにぼくがやっていたことをオススメ順に3つお伝えします。

間違いノートを作って復習

間違いノートを作ることはぼくが以前からオススメしているコトです

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ぼくの場合は間違いノートを作るために総合問題を解いていると言っても過言ではありませんでした(笑)

 

ぼくは大原生でしたが、大原で言うところの実力判定模擬試験は科目によりますが主要科目は4回行われます。この実力判定模擬試験、満点が取れるようになるまで少なくとも3回は解いていました。

 

3回解けば頭に刷り込まれそうなものですが、コレが時間をおいて解きなおすと間違えるんですね、へへへ。(へへへ、やあれへんがな)

 

特に実力判定模擬試験は基礎項目が取れれば上位に食い込めますので頑張って解き直しをして、間違いノートを充実させてほしいモノです。

 

とにかくテキストに戻って調べる

ぼく自身はずっと通信で授業を受けていましたので、周りに受験生もおらず、当たり前ですが講師もおらずで、試験について話をできる人が皆無の状態でした。

 

あまり受験生同士で分からない部分を相談しあうのはオススメしませんが(受かってない者同士で傷のなめあいになりそうですし、不正確な情報が頭に入る可能性があります)、受験勉強はチョット孤独ぐらいのほうがいいかなとぼくは思っています。

 

それはさておき、通学生であれば分からないコトがあればすぐに講師を捕まえて聞けるのでしょうけど、通信生のぼくにはそれが難しいので、とにかくやっていたことは、テキストに戻ってよく読む、ということです。

 

よくよく考えると当たり前ですが、テキストは読めばわかるように作られているハズなので、誰かに聞く前にまずはテキストに戻りましょう。

 

ネットで調べてもイイですが、ネットの情報は不確実なものが多いので、高い受講料を払っているんですからテキストを最大限に活用しましょう。

 

自分で調べる、という姿勢は能動的に動く、という意味で合格後にも役立つのかなぁと。サッと答えが得られてしまうと、時間は有効ですが自分の身につかない、そんな気がしていました。

分からなくても問題が解ける状態にもっていく

何を言ってんだこのハゲと言われそうですが、まぁ落ち着いてください。

 

分からなくても問題が解ける状態に持っていくとはどういうことかと申しますと、上記2点を繰り返しても分からない部分というのが出てくる可能性はあります。

 

ぼくの場合、法人税法の試験は特に、実務をやっていなかったこともあり、チンプンカンプンな部分が満載でした。

 

でも基礎項目の場合、パターンを覚えて体に染みつかせてしまえば、条件反射のように問題が解けるようになる可能性は非常に高いです。

 

なので、もし万が一分からない部分が出てきて自分でもよく分からないというときには、とりあえず反射で手が動いて点数が拾える状態にしておく、というのが大切です。

 

コレが不思議なモノで、ある程度時間が経過して内容はよくわかんないけど点数は拾えていると、ある日何となくわかる、という状態が訪れることがあります。

 

コレは最終手段なのでオススメはしませんが、内容が分からなくても点が取れりゃいいんだ、くらいにぼくの場合は開き直っていました(笑)

まとめ

問題が解けない状態が続くと、解けない→やりたくない、に繋がってしまいますが、すべては合格する為です。

解けない自分を否定するのではなく、解けるようになるチャンスをもらったと、前向きに考えましょう。

ぼくの場合は最初のころは解けないとストレスが溜まっていましたが、最終的には前述のように間違いノートを作って解けるようになるために総合問題を解き、基礎項目をつぶす、という作業をしていたように記憶しています。

今の時期は満足に勉強する時間は取れないかもしれませんが、GWは10連休の方も多いでしょうし、思う存分勉強して、いまの時期の遅れをしっかりと取り戻してください。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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