繁忙期だから休息できない?原因を考えてみる

オンとオフのスイッチを上手に使う

オンとオフのスイッチを上手に使う

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

2月に入り繁忙期に突入している税理士業界ですが、みなさんは効果的に休息が取れていますでしょうか?

ぼく自身は先週はかなりハードモード、とある事情でブログもメルマガもお休みをいただいたぐらいハードモードでした。

そんな折にもふと、休息が取れていないんじゃないか、という思いが募りまして。

ここ最近しっかりと休息できていない原因をかんがえてみました。

 

目次

繁忙期でもたとえ繁忙期じゃなくても休息は必要

仕事はマラソンに例えられることがあります。ずーっと走り続けるためにはトレーニングも必要ですし、適度な休息が必要です。

 

リカバリーの時間というのはレース中もそうでない時間においても必要でしょう。しっかりと休息を取り、リフレッシュをして心身の調子を整え次に備える行為は誰のどんな状況においても確保したいものです。

 

では仕事においてはどうか。

いま税理士業界としては繁忙期を迎えており、つまりは通常よりも業務量が格段に増える時期になっています。運動でいうとダッシュしている時期と言えるでしょう。

 

確定申告作業というのは税理士事務所にお勤めの方、税務署にお勤めの方にとっては実感できるかと思いますが、そうでないかたにとっては「そんなに忙しいのか?」と思うかもしれません。

我々が忙しい理由はたくさんありますが、ひとえに一対多の状況が発生しがちだからだと考えています。

 

というのも申告者・納税者の方にとってはご自身の申告それ一点のみですが、実際にご依頼を受けてお仕事をする立場にとってはそのような方がたくさんいらっしゃいます。たくさん担当を持つ方になると40件、50件の世界なのです。

 

通常のお仕事に加えての確定申告期の作業量増大になりますので、繁忙期といわれると自分自身も納得します。

 

では繁忙期だから休息できないのか、というとそうではなくむしろ繁忙期だからこそ休息が必要だとぼくはこの一週間特に感じることが多くありました。

 

いわゆるホワイトカラー、肉体労働ではなく知識労働をする身として、仕事時間が長くなればなるほどパフォーマンスが落ちミスが発生するという自覚があります。

にもかかわらず仕事が終わりそうにないと手を付けてしまう自分がいて、繁忙期だから仕方がないと自分で自分に言い訳をしているわけです。

 

本来休息すべき時間=脳を休ませる、リラックスをする、リフレッシュする、そういう時間にダッシュしているわけですから当然疲労は蓄積されていきます。

 

走れているうちはまだよいですが、それが歩くことになり、立ち止まってしまうことになると一人でやっている以上はかなりの危機的状況です。

理想でいうと適度に休息を取りつつ、長くゆっくりと走り続けるLSD(Long Slow Distance)の状態を目指したいです。

 

そのためにも繁忙期であっても、繁忙期でなくても休息の時間というのは大事だなと実感しています。

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あなたのオンとオフのスイッチは?

休息の時間は長いスパンで見ると夏季休暇・冬期休暇などになるでしょうし、一日の中でいうと仕事が終わって仕事モードからプライベートの時間に切り替えるタイミングがあるはずです。

 

このオンとオフの切り替えのスイッチが機能していない可能性がこの1か月ぼくにはありました。

忙しいから、忙しくなるからという理由で夜20時や21時に仕事のメールを確認して返信をしたり。気になることがあると夜寝る前にパソコンに向かい、結果的にそのまま2~3時間仕事をしてしまったり。

 

例え作業的な仕事であっても仕事は仕事。ゆっくりと出会っても走り続けている歩き続けている状態です。

一人で仕事をしている以上、このあたりのコントロールというのを自分自身でやっていく必要があります。上司もボスも、部下もいない状況ですから、仕事をしすぎていても誰も何も当然のことながらアドバイスはありません。

 

自分自身で一日の中においてもスイッチングをする必要があるのですが、特に何時までは仕事、それ以降は仕事をしない、というのを決めているつもりでもダラダラと仕事をしてしまっている自分がいとこの1か月ほど感じています。

 

というのも、原則として16時以降は仕事をしない、と決めていたつもりになっていたのかもしれません。朝5時台に起きてブログを書いて仕事をしていると、16時の時点で間に食事などで2時間を引いたとしても、9時間仕事をしていることになります。

 

コレだと全く持って仕事のし過ぎだとぼくは思うのですが皆さんはどう感じますか?16時で仕事を終えることについていろんな意見があるかもしれませんが、去年は割とできていたので今年ができない理由は自分自身にしかないです。

 

仕事を増やしすぎているか、オフのスイッチを入れれていないか、のどちらかです。

仕事の量については去年が暇すぎた、と言わざるを得ず、またずっと「もっとやれるはずだ」という思いもあったので仮にそこじゃないとしたらやはりオフのスイッチです。

 

よくよく思い返してみるとひとつ原因が思い浮かんだのですが、1月6日からお酒を飲んでいないというのが大きく影響しているのではないかと。

というのも、去年は16時に仕事を終えたら遠慮なく自宅でアルコールを摂取していたわけで、体にアルコールを入れた後は仕事をしない(メルマガが始まってからはメルマガだけは書いていました)というルールを設けていました。

 

結果的に飲酒をすることで仕事オフのスイッチを入れれていたのだと、今にして思います。

要は夕方にお酒を飲んだら仕事をしない=オフのスイッチを入れる、という流れに自分自身が気が付かないうちに繋がっていたようで、確かに今年になってから夕方以降にも普通に仕事をしている日がいくつもありました。

 

飲みすぎはもちろん良くないですが、ほどほどに自分の仕事スイッチをオフにするためにお酒を飲むこと自体を否定しないことにしました。

 

そもそもここ1か月飲まなかったのは「やめれるかな?」という軽い気持ちからだったのですが、心身ともに逆に仕事し過ぎで疲れていた可能性は否めず。

 

飲酒することを全面的に肯定したり否定したりするつもりはありませんが、とりあえず飲まずに過ごせていたので、久しぶりに今週末は飲んでみようと思います。

 

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まとめ

オンとオフの切り替えスイッチは長く丁寧に仕事をしていこうと思うと必要なことじゃないかなと今年になり強く感じています。

積極的に休息を取り、ガス欠になる前にリフレッシュをしていきたいものです。

みなさんにはオンとオフの切り替えスイッチはありますか?機能していないようでしたら一度見直してみましょう。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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