おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
コロナウィルスの影響が各業界に影響しておりますが、税理士試験の受験生も気を付けたほうがよい部分があります。
通学の場合は職場から学校までの移動、学校から自宅への移動。教室内の環境や自習室の衛生面などを考慮すると近づかないほうがいいかなと思います。
以前はぼく自身は自宅で勉強できなくて、いろんな勉強場所を求めてさまよいましたが最終的には自宅で勉強することで落ち着きました。
リスクマネジメントとして今の時期だけでも自宅で勉強してはどうでしょう。自宅勉強のメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
自宅での勉強は誘惑が多い
自宅での学習で一番気になるところは、集中して勉強することができるか、この一点に尽きるかなと。
ぼく自身の受験歴でいうと一回だけ通学がありましたがあとは全部が通信講座での受験でした。通信講座の中身も多様で、音声CD講義からDVDまでイロイロと。
通信講座で受験はしていたものの当初は自宅で勉強することに抵抗があり、図書館に行ったりファミレスに行ったりしてそこで勉強していたものです。
家で勉強できていなかった大きな理由はやはり誘惑が多いから。
いまですとテレビよりもスマホのほうが気が散る要因になります。通知を切ったりしていても気になって定期的に触ってしまうものです。
でもこれは自宅以外で勉強していても同じことが言えて、つまりはスマホを目に入らないようにする工夫が必要です。
また、自宅にいるとあれやこれやとやることがありますし(家事など)、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では自分が勉強する時間を確保するのも難しい可能性もあります。自宅にいても生活により発生する音が気になるということもあります。
ぼくの場合は何よりもやる気スイッチが切れることが多く、モチベーションがなかなか上がらない状態になるので自宅での学習を避けていた時期もありました。
仕事が終わってから家で勉強する、というのは強い意志と体力・精神力が求められます。
家に帰るとホッとする方も多いでしょうし、リラックスするために家があるようなものですから致し方ないのですが、家での勉強には壁になるでしょう。
ぼくも家で勉強する際には仕事から帰って夜やっていたのですがどうしてもモチベーションが上がらず、朝型に切り替えることで自宅で勉強が出来るようになりました。
ムリして朝型にする必要はありませんが、朝であれば家でやらないといけないこと、というのはそう多くないですしある一定時間まで(お仕事前の身支度の時間まで)というデッドライン設定ができるので集中することができます。
以下に勉強の妨げになるものを見つけ出して対応できるか対処できるかで自宅学習の効果が変わってきます。何がご自分にとってネックになるかなと考えてみましょう。
通学の方であれば先生が変わることも気になるかもしれませんが、万が一の場合を考えるとオンラインで授業を受けることや通信に切り替えることも検討したほうがよいかなと。
あとはダラダラ勉強してしまうというのもよく耳にしますが、自宅だと確かにダラダラやってしまいがちです。外よりもダラダラしがちではあります。疲れていると余計にそう感じるでしょう。
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自宅学習のよいところ
自宅学習のよいところを考えてみましょう。
いまの時期ということを考慮に入れると、移動が少なくて済むというのがあります。
専門学校の自習室などで勉強する際には、仕事終わりにそこに行く必要がありますが、自宅の場合は家に帰ればよいだけです。移動というのは意外と神経を使うというか疲れを感じるもので侮れません。
自分の好きな環境に設定できるというのもあります。
ぼくも一時期専門学校の自習室で勉強をしていたのですが、座席であったり周囲の受験生の様子が気になったりで意外と気になることが多かったように思います。
自宅であれば自分の好きな勉強環境にすることができます。自習室の席取り合戦に巻き込まれることもありませんし、自習室の出入りに気が散ることもありません。
集中できる音楽をかけたり、ノイズキャンセリングイヤホンであればより集中しやすくなるでしょう。パソコンを使って理論を覚えたりすることも自宅のほうがやりやすいです。
普段からパソコンを持ち歩いていればよいですが、そうでなければ自宅でパソコンを使って勉強することも選択肢に入れられるでしょう。
自分の好きなように出来るというのはぼくは大きなメリットに感じていて、それは勉強をする環境という意味でも勉強をする時間帯という意味でもです。
ぼくは受験生には朝勉強することをオススメすることが多いのですが、あさイチから自習室に行くわけにもいきませんし、ファミレスも都度都度であれば費用も気になります。朝勉強は自宅ならではですね。
朝であれば脳も体もリフレッシュしていますから勉強に集中して取り組めますしダラダラしている暇はありません。
一日仕事で疲れたであろう心と体をもう一度勉強にシフトしようと思うと結構ハードルが高くて、ぼくはそれで自宅学習を挫折し、朝早起きしてやってみようということで切り替えてうまくいきました。
勉強する時間も環境も自宅であれば自由な分、コントロールが必要になります。
自宅学習のための準備
スマホや生活音についてはある程度対策できますので準備していきましょう。
スマホは目の届かないところにおいておくのがよいです。ぼくはいまひとりで自宅事務所で仕事をしていますが、今でも目に入ると触ってしまいたくなるのがスマホです。
なるべく目に留まりにくいところに保管しましょう。
また、通知も切っておくことをオススメします。緊急の用事があれば別ですが朝イチから連絡してくるような緊急ごとはそう多くありません。夜自宅で勉強する際にもLINEなどのアプリの通知は切っておきましょう。
通知音が鳴ったり画面が光るだけでもやはり気になるものです。これは自宅外で勉強する際にも徹底しておいたほうがよいことですね。
音については結構個人差が分かれます。
音楽が流れていた方が良いという方もいらっしゃれば、無音のほうがよいという方もいらっしゃいます。
試験本番を考えると周囲の受験生の電卓をたたく音や問題や解答用紙をめくる音というのは意外と耳に入ってきます。(そういう時は集中していない証拠なのですが)
そういった環境に慣れるためにも雑音がある状態でも集中できるというのはある意味スキルのひとつかもしれません。
自宅で試してみてもいいでしょう。
ぼくの場合はかつてはBOSE社製のクワイエットコムフォートというヘッドホンを使っていてノイズキャンセリング機能もありました。バックで好きな音楽を小さく流したり、自然音と言われるモノをYouTubeで流していました。
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まとめ
環境を整えるというのは自宅学習ならではです。
他人がいない環境というのは一番集中しやすいと言えばしやすいので、自宅で勉強するにあたってのネックになる部分をひとつずつ解消し、リスクマネジメントの一環として自宅で勉強できるようにしてみましょう。
今の時期だけでもいいでしょうし、慣れてきたらそのまま自宅で勉強でもよいですし。