ひとつのことをやり続け「なければならない」わけではない

楽しんでこそ

楽しんでこそ

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

何かひとつのことをやり遂げると聞くととてもいいことだと感じる方も多いでしょう。そういう風に学校でも教わってきました。途中で辞めたらダメだと。

 

でも合う合わないって必ずありますし、何か物事に飽きるのってぼくは普通にあることだと感じていて。ひとつのことをやり続け「なければならない」という先入観から解放されたいので書いてアウトプットして整理してみます。

 

目次

税理士試験の科目選び

まず思い浮かんだのが「税理士試験の科目選び」です。こちらについては受験生であれば一度は通るであろう関門のひとつです。

 

というのも税理士試験は5科目を受験して合格するルート(ほかのルートもあります)を選んだ場合には、会計科目として簿記論、財務諸表論、税法科目として法人税法または所得税法のいずれかプラス2科目を選択することができます。

 

会計科目は必修科目なので迷いはないですが、税法科目は迷うことがあります。法人税法なのか所得税法なのか、はたまた両方なのか。それ以外の税法科目もメジャーなものでいうと消費税法なのか相続税法なのか。

 

科目によって難易度が同じであればどれを選んでも良いかもしれませんがそういうこともなく。

 

また、自分が税理士としてどんな業務をメインにしていきたいかで選ぶ科目が変わってくることも考えておきたいところです。キャリアプランがあるならそれに合わせた科目選びも考慮しておきたい。

 

例えば法人顧問業関係を中心に据えたいなら法人税法と消費税法は押さえておきたい、といった感じです。

 

一方で自分のキャリアプランとは別の問題で興味が持てるかどうかも大事です。所得税法や住民税法はより身近に感じますし、会計事務所や税理士法人に勤めているのであれば法人税法が身近でしょう。(事務所にもよりますが多くの事務所がメインの業務が法人顧問の割合が高いです)

 

このあたりの税理士試験の科目選びについては色んな考え方の軸がありますので、受験期間が終わったときにまた書いてみたいと思います。

ぼく自身は受験科目の変更は受験生時代に一度考えたことがありました。

 

というのも当時受験していた法人税法の試験がやはり難しく、3度目の正直で合格したのですがその試験が終わったときにある程度手ごたえがあったので、「今年ダメだったら所得税法に切り換える」と決めていました。

 

税理士になった後のキャリアプランは一旦ぼくの場合は置いておいて、試験との相性がよくないかもしれないと考えたからです。(試験委員との相性の可能性もあるのでむずかしいところですが)

 

ここまでやったんだから落ちたら仕方ないよな、と思えるまで勉強に打ち込めたのと、どっちか取る必要があるなら強くこだわらなくてもいいかなと(法人税法か所得税法のどちらかを取る選択必修科目)。

 

どっちか取らなければいけないけれど、選択肢が2つ用意(両方取るなら3つ)されているんだなと柔軟に捉えていました。

 

法人税法にこだわり続けて10年、15年、受験を続けてしまう方もいらっしゃると聞きますが、そういう方は税理士になることが目的なのか、受験することが目的なのか方向性を見誤ってしまっている可能性があります。

 

こだわりを持つことそれ自体はいいことだと思いますが、先入観に凝り固まって選択肢を検討できない事態は招きたくありません。自分の中の「なければならない」という先入観を排してフラットに考えてみることが必要です。

 

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運動

最近土日のいずれかは朝方にジョギングに出かけるようにしています。元々運動は好きなのですが、飽きっぽいところもあります。

 

同じことをずっと続けるという意味でマラソンは最たるものだと思いますが(距離でいうと42.195㎞、時間でいうと最大6時間、7時間)、走っているとしんどさもあってか飽きてきている自分を感じます。

 

今年はもしチャレンジできるならマラソン大会に出たいなと考えていましたが大きな大会は軒並み中止になってしまい、なんだか気持ちのやりどころとして宙ぶらりんの状態です。

 

身体を動かすのは好きなので、ジョギングだけに捉われなくてもいいかと考え始めています。

 

毎日ジョギングできるのはいいことですので自分としてもぜひ続けたいですが、なにぶん前述のように少し飽きっぽいのと、マラソナ大会がなくなったいま、何のためにジョギングをしようかという目標がない状態です。

 

そう考えると毎日体を動かしたいところだけどジョギングだけにこだわらなくてもいいかなと。

 

走ったり、自転車こいだり、プールに行ったり、ゴルフの練習に行ったり、やりようはありますので、ひとつにこだわらずにトライアルしてみます。暑いので体調には気を付けつつですが。

 

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仕事

仕事のことについても税理士業だけをし「なければならない」という訳ではないです。

 

ぼく自身は税理士業を楽しみながら日々やっておりますが、他にやりたいことがあれば別にトライすればいいですよね。税理士×〇〇、というのは開業した税理士さんについて回る違いの出し方としてよく見聞きする内容です。

 

最終的にミックスして相乗効果があればいいですが、そこが目的だと楽しめる要素が少なくなるのかなとも感じています。

 

一番いいのは楽しんでやれること、それが仕事につながること、そして自分の今の土台(税理士業)に絡められること、この順番なのかなと。

 

税理士業だけやれるのであればそれでいいでしょうし、他に興味があることがあればトライしてみる、気軽に考えようかと思っています。

 

ひとりでやっていると考え方が凝り固まりがちですし、自分の信じる道しか進まない!となりがちです(賛否はあるでしょうが)

勤めていると他に興味があることもやってみたい、ということはむずかしいことが大半ですから、そこは独立の良さのひとつです。

 

税理士資格取ったからといって独立し「なければいけない」という訳でもないです。でも興味があるならトライしてみればイイでしょう。

 

もし万が一失敗したとしても高く望まなければ税理士資格さえあれば割と働き口はあるという腹の括り方もアリです。実際、ぼくも最初に独立を決めた時はそのように考えていました。

 

自分の中の「なければならない」から一歩離れてみることにしています。

 



まとめ

何事もですがこうで「なければならない」と考えてしまうと視野が狭くなってしまうと考えています。

 

色んな人がいていろんな考え方がありますが、自分自身の捉え方ひとつで見え方というのは変わるものです。

もし記事を読んで「役に立った!」「おもしろかった!」と感じていただけたなら、とても嬉しいです。

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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