勉強を継続するコツ

勉強のコツ3つ

勉強のコツ3つ

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

税理士試験本番が先日終わったなと思ったら、9月に入り既に専門学校の授業が始まっています。

 

これから来年の8月までおよそ1年間にわたり勉強をする必要があるわけですが、よく相談されるのが「継続するコツってあるんですか?」ということ。

リズム、スケジュール、完璧主義をやめる、この3つです。

 

目次

勉強のリズムを作る

勉強をする時間はひとそれぞれです。ぼくは朝100分勉強するようになってだいぶ平日の勉強しないといけないプレッシャーから解放されました。

 

とくに社会人受験生の場合はお仕事がありますので、お仕事をがんばりつつ勉強する時間を確保するというバランスを取る必要があります。

 

お仕事をしながらというのは専念受験生よりも大変な面はありますが、お仕事で得られるものもあるので専念受験と社会人受験のどちらがいいかというのは一概には言えません。

 

ひとそれぞれ置かれた環境、限られた選択肢がありますので、そのなかで自分が何を選択し優先するかです。

 

勉強を継続する際に社会人受験生が一番苦労するのが勉強時間をいかに確保するか。

 

仕事が終わってから家に帰ってきてお疲れのところに何か誘惑があると勉強を継続することが難しく感じます。

 

ぼくの場合も帰宅すると肉体的にもまた精神的にも疲れを感じるのであまり勉強に身がはいらない、というのは理解していましたのでリズムだけは崩さないように心がけていました。

 

というのも今日は早起きできたから朝勉強しようとか、今日は早く仕事が終わったから仕事帰りに自習室に寄ろう、みたいなことはしないということです。

 

一定のリズムで勉強することで自分の中で優先順位が高まり、時間があるときに勉強をしよう、と考えることをやめます。

 

この「時間があるときに〇〇しよう」はうまくいかないことが多く、大概「時間がないからやれない」に繋がってしまいます。

 

リズムを保ちつつ、いつ自分が勉強するかを先に押さえておきましょう。一日のうちで自分が勉強する時間を確保する意識がとても重要です。

 

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スケジュールに予備日を持たせる

専門学校に通っていると自分の勉強のある程度の目安はついてきます。

 

一週間に何時間講義を受ける必要があるか、講義を受けた後の復習の時間、問題演習の時間、理論暗記の時間。

 

一言で勉強といっても何をすべきかたくさんやらないといけないことがありますので、何にどれくらいの時間が必要か、また一週間のうちでどのようにこなしていくかスケジュールを決めておきましょう。

 

例えばですが、ぼくが法人税法の受験生だった時は一週間に2回講義をこなす必要がありましたのでこんな感じです。(通信講義を視聴していました)

 

月曜日:講義①、理論暗記

火曜日:講義①の復習、理論暗記

水曜日:講義①の復習、理論暗記

木曜日:講義②、理論暗記

金曜日:講義②の復習、理論暗記

土曜日:午前は講義②の復習、理論暗記 午後は予備日

日曜日:講義①と講義②の復習、理論暗記

 

といったスケジュールです。

 

土曜日の午後に予備日を設けるようにしていたのがポイントです。

 

というのも平日に勉強が思うように進まないことは往々にしてあります。税理士事務所に限らずお仕事によっては繁忙期があるでしょうし、体調などから勉強が予定より進まない、なんてことはよくあります。

 

そんなことはないほうがもちろんいいですが、あると思って予備日を設けるのと、ないと思って予定をキチキチに詰めてしまうのは精神的な余裕が全然違います。

 

スケジュールに予備日がないことが原因で、これがもとでどんどん遅れていきそのうち勉強を辞めてしまう、という悪い流れに乗ってしまう受験生が多いです。

 

予備日として設けておけば一週間のうちでもし順調に進まないことがあっても土曜日で挽回しようと思えるわけです。

 

この挽回できるチャンスを自分に与えておく、というのは精神衛生上も良い作用を生みます。

 

ぼく自身も受験生時代は精神的に追い詰められていた時期がありますが、こういうときはうまくやれない自分に失望を感じるものです。

 

スケジュールに予備日を設けておくことでこの日に挽回する、もし順調なら少しアクセルを離す時間、と考えていいでしょう。実際ぼくも一週間のスケジュールが順調だったときは土曜日の午後は割とゆっくり過ごすようにしていました。

 

スケジュールはキチキチにせず、予備日を設けてみましょう。

 



完璧主義をやめる

税理士試験は一年にわたる長丁場です。では9月最初に勉強したことを来年の8月の本試験まで完璧に覚えているひとが果たしてどれだけいるか。

 

忘れることをおそれ今やっていることを完璧にしてから、と思う気持ちはとてもよくわかります。

 

でも人間の記憶は覚えて忘れての繰り返しで定着すると言われていますし、実際どんどん忘れている自分を感じます。

 

忘れてしまうのある意味仕方がないと考えて、せっかく勉強したことなのに忘れてしまった自分を責めすぎず自己嫌悪にならないことです。

 

完璧主義に近い考え方の場合、忘れる自分に自己嫌悪になり勉強を継続するのがイヤ、という状況が生まれがちです。

 

忘れてもいいのでまた復習して思い出す、間違いノートを作って自分の弱点を知る、そういうことの繰り返しが大切です。

 

ひとつのことを完璧にしても来年の本試験で覚えていなければせっかくの覚えたことがもったいないです。

 

一旦忘れてもいいんだ、ぐらいの気持ちで取り組んでみましょう。忘れて覚えての繰り返しだ、とぼく自身も自分に言い聞かせていました。

 



まとめ

一朝一夕でいかないのが勉強でもあります。長丁場になるので自分のペースを早くつかんで継続していくしかありません。

まだまだ始まったばかりですからご自身で工夫する時間はありますので良さそうだなと思う方法があれば試してみましょう。

 

 

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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