フリーランスとして長く続けられそうな人の特徴

長く続ける

こんにちは、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

スポット相談や顧問業務で日々フリーランスの方と接する機会が多いですが、フリーランスとして長く続けられそうだなとぼくがが感じる特徴がいくつかありますのでお伝えします。

 

目次

期限を守る

ぼく自身は申告期限という絶対に守らないといけない期限がありますのでそこにあわせて仕事のスケジュールを組みます。

 

もうこれに慣れてしまっていますのでどうとういうこともないですがフリーランスの方と接しているとこのあたりの期限管理が甘い方を時々お見掛けします。

 

クリエイティブ系の方に多いというのが勝手な印象ですが期限があってないようなそもそものお仕事なのかもしれません。

 

ただお互いに決めたスケジュールを守る、また守るように努力するというのは必要なことではないかなと。

 

こういった基本的なことがキチンとできるかどうかは信用性に関わってきます。

 

例えば支払が必要なのに忘れていた、それで相手から催促の連絡があった場合には印象としては悪くなるでしょう。

 

事情があったのならば事前にその旨を連絡しておいたほうがいいですし、特におカネにまつわることが積み重なると信用力が下がっていきます。

 

信用されなくなると仕事の依頼にも直結するわけですのでダメージとしては大きいです。

 

忘れっぽい、ついつい後回しにしてしまうということであればそういったことを防ぐようにスケジュール管理などに気を配ってみるのがいいでしょう。

 

納品物があるお仕事の場合には納期限を守る、守ろうとする努力は必要です。

 

期限の前日になって「納期延長のお願い」をしても遅いので、スケジュール的に難しそうなことが判明した時点で連絡をするべきかなと。

 

仕事の進捗具合を共有するなどもできるのであればやっておいたほうがいいでしょうし、丁寧にやっていくほうがよいです。

 

勤務先だった会社や組織と取引を続けているとついついなぁなぁになってしまうことがありますが、会社からの雇用ではなく業務委託、外注先となっているならもうそれは取引先です。

 

取引先としてしっかり仕事の期待に応えるためにも期限管理は大事な要素です。

 

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営業活動を細々とでも続けられる

取引先をしている会社が一社だけとか売上の割合として依存している状態だと何かあったときに仕事が全くなくなる可能性もあります。

 

一社とだけ取引をするというのはそれだけ危険ということです。

 

一方で独立する方の結構な割合で営業活動が苦手だ、というかたがいらっしゃいます。

 

何を隠そうぼくも全く営業活動を独立するまでやったことがなかったのですが、試行錯誤しながら細々と続けています。

 

というのもお客さまの入替えってこちらが意図していなくても発生すると考えているからです。

 

Aというお客さまだけとのお付き合いまたは大きな柱だとするとAというお客さまとの取引が何かのキッカケでなくなることは考えておくべきことです。(リスクマネジメントとして)

 

もしその事態になったときにいきなり営業活動をしてすぐにお客さまに見つけていただきご依頼をいただけるかと言うとそうではないケースが大半です。

 

お客さまがいない期間は売上もありませんから当然支出が先行していきます。なにより仕事がない状態というのは精神的にも不安定になりますしキツイものです。

 

営業活動を仕事として捉えて、不測の事態に備えるためにも細くてもいいので長く営業活動を続けていくのが大切かなと考えています。

 

普段の業務に加えて一日のうちで営業活動に充てる時間をいれるようにぼくはしています。

 

このブログもそうですし、メルマガなんかもそういう位置づけです。

 

クリエイティブ系の方でしたらポートフォリオを作る、オウンドメディアがあるなら更新する、仕事以外での作品を作ってみる、そういうことの積み重ねで誰かの目に留まる機会を増やすこと。

 

ぼくのお客さまでもこういった地道に見えるけどあとで効果が出てくることをコツコツ積み重ねています。

 

できれば定期的に取引するお客さまを3つ、まずは目指してみると少し安心です。

 

もし1社との取引が終わっても2社残りますのでその2社の仕事をしながら次を見つけ、見つけてもらうように動けます。

 

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ノーと言える

ある程度仕事が固まってきたときに色んな引き合いがあって、仕事の依頼が増えてくることがあります。

 

中には単価が非常に安いものもあるでしょう。もしそれが自分のスタンスと違う、ズレているなと思った時に思い切って断れるか、ノーと言えるか、大事なことひとつです。

 

例えばとんでもなく納期が短く、単価も低いとなるとよほどその仕事を受けることで自分に違うメリットが得られるのであれば受注するのもひとつですが、そうではないのであればお断りすることもやむを得ません。

 

勤務時代は自分で仕事が選べない状況のかたが多かったと思いますがフリーランスになって独立しているわけですから仕事も主体的に選択できます。

 

むしろ仕事こそ自分で主体的に選べる、そのためのフリーランスとも言えます。

 

思い切ってノーと言える状況に自分を持っていけるかどうかもキーになりますが、断ることに罪悪感を感じる必要はありません。

 

要はマッチングの問題なわけですからビジネスとして割り切ってもいいんじゃないでしょうか。

 

興味があることなら全然よいですが、自分で設定した採算に乗らない仕事を主体的に選ぶ必要はないわけで。

 

ぼく自身も独立してしばらくは仕事を断ることについてネガティブと言うか思いきれない自分がいました。

 

条件とタイミングが悪いだけで、自分が損をする必要はどこにもないわけですので、ちょっと違うかな、と感じた時にノーと言えるようにしておきましょう。

 

電話や対面だと断りづらければ書面やメールでもいいでしょうし、丁寧に対応してお役に立てない旨を伝えておく、これだけで十分です。

 

仕事がもし減ってたとしてもそこに自分がやりたい仕事、いい条件の仕事が滑り込んできます。

 

顧客リストは空席を嫌う、という言葉があるそうです。

 

焦らずに仕事に取り組むためにもノーと言える状況を作る、そして営業活動を細くでもやり続けておくのがポイントです。

 



まとめ

組織という後ろ盾がない分フリーランスは不安定に見られがちですが、しっかりと仕事をしてそれを発信する、その繰り返しは組織でもフリーランスでも同じです。

長く続けていこうと思うと「行動した人しか得られないものがある」ということをアタマの片隅に置くようにしています。

 

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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