こんにちは、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
独立するといろんなお客さまや色んな関係者の方からお声がけをいただくこともありますがミスマッチも当然あります。
自分のスタンスを考えて打ち出しておくと自分と会うお客様と巡り合うチャンスが増えると考えています。
独立後の「じゃないと」
独立後のイメージはひとそれぞれです。色んなイメージがあってそこに当てはまるかどうかを考えることもあります。
例えばこんな「じゃないと」があります。
テナントじゃないと
駅近じゃないと
都市部じゃないと
社用車じゃないと
固定電話じゃないと
FAXじゃないと
事務所ホームページじゃないと
ブログじゃないと
メールじゃないと
チャットじゃないと
データじゃないと
記帳代行じゃないと
顧問契約じゃないと
といった感じです。
こういった「じゃないと」という枠組みを取り入れるか取り入れないかは人それぞれです。
顧問契約しかやらないというのもありでしょうし、スポット相談しかやらないというのもありでしょう。両方やるのももちろんありです。
電話は全く使わないというのもありですし、使うけど頻度を低く、でもFAXは使わないとかいろいろできます。
自分自身がどういうスタイルでやっていきたいかをいわば世間的な常識の枠からいったん離れてみるのがおすすめです。
ぼくは独立してすぐのころによくいわれました。早く規模大きくして事務所を借りて人を雇って、とか。固定電話じゃないんですか?とか。
そういうことを言われても別に腹を立てる必要はなくて、あーこの人はこういう見方をするんだなぐらいのかんじです。
こういった仕事のスタイルは相手の税理士像というか、成功したもののイメージが強く出ていることがあります。
なにをもって自分が成功したというかも自分で決められます。
[box class=”box29″ title=”サービスメニューはこちら”]
- プロフィール
- スポット相談・個別コンサルティング
- 相続のご相談 一般のかた向け
- 相続業務サポート(税理士向け)
- 定期的なサポート 【月次顧問】
- セミナー動画 オンラインショップ
- セミナー・執筆のご依頼
[/box]
「じゃないと」から離れる
独立後の楽しさのひとつって何だろうかと考えた時に、自分のやりたいようにやってみることが出来るということです。
家族との時間を大切にするでもイイですし、拡大志向があるならドンドン営業してドンドン人を雇ってというのもアリでしょう。
ぼくの場合は自宅事務所でやっていますが家族との時間が必要なのでこの選択になりました。
もしそこが気になると見込み客の方に言われたらご縁がなかったんだろうなと思うようにしています。
お互い様ですし、求めるところがどこかに拠るのだと思います。
お断りされることもあればお断りできるということは独立後に学んだことです。
成約に至るまでの時間がもったいないなと思うのであれば、自分のスタンスを事務所ホームページなりパンフレットやクレドを作って打ち出しておくのがいいでしょう。
そうしておくことでミスマッチが起こりにくくなります。
スタンスを打ち出すためには自分がどうしていきたいかを考える必要があってそのためにも一旦は業界の「じゃないと」から離れてみるのがいいのかなと。
[list class=”li-check”]
- セミナーのお知らせ
- セミナー動画オンラインショップ
[/list]
離れて視てみる
税理士として独立する方の多くは税理士事務所や会計事務所、税理士法人で勤務していたかたが圧倒的に多いです。
もし独立をしたいということならその状態の時に「もし自分が独立したらどうするかな」とふと考えてみることがいいでしょう。
所長の営業のしかたもそうだしお客さまとのコミュニケーションのしかたもそうです。
色んな人付き合いがあって、いろんな営業方法があるので自分ならどうするか、また自分はこれはやめておこうと思うことがあるか。
ぼくは自分が事務所を辞めると伝える少し前から自分の事務所はどういう風にしたいかなと考えて観察していました。
独立した後でもいいですし話を聞ける同業者の先輩に相談やセミナー、コンサルティングを受けるのもいいです。
独立して初めて見えてくることもあると思うので業界の常識とすこし距離を測りつつ、自分のスタイルを見つけていくようにしています。
まとめ
それでもダメだったらどうすればいいかと聞かれるのですが変えればイイだけです。自分ひとりなら自分が納得して気持ちに折り合いがつけられれば今からでも変えられます。
フットワークの軽さは独立後は意識していてそれと同時に意思決定の早さもまた武器になり得ます。