自分の投資ライフを見直してみる

投資に興味がでてきた件 (1)

独立して3年が過ぎ、少し生活資金に余剰が出てきたので投資に興味がでてきました。

現状の整理と今考えていることを書いてみます。

 

目次

現状の確認

投資と呼べるほどのものはやっていないですが、整理をしてみます。

 

小規模企業共済 

独立した次の年から始めました少額からですが、小規模企業共済は少額でも長く掛けることがよいです。

一時金として受け取る場合には退職所得控除の金額を長く取れるほうが有利だからです。

 

iDeCo

iDeCoは証券会社経由で加入しており将来の年金がわりのためではありますがある程度リスクを取って運用しています。

米国株のインデックスで信託報酬が低いものを購入しています。

 

小規模企業共済は運用はなく税金計算上は所得控除が大きいです。最低でも掛け金の5%(所得税)、および10%(住民税)が税金が下がる効果があります。

 

どこか金融機関に定期預金をするのであればこちらのほうが所得控除と退職金控除が今のところ活用できますのでおすすめです。

 

iDeCoは自分で運用する必要があり定期預金とすることもできますが、せっかくなら少し勉強をして運用をするのがいいでしょう。

 

私はこちらの書籍を参考に運用商品を選びました。

 

iDeCoは基本的に解約できませんのでバイ&ホールド(買って保有する)をするにはちょうどよいです。

 

やはり投資信託商品の価格が下がると売りたくなるのが心情ですが、そういうことができないようにしています。

 

投資と言えるのはiDeCoぐらいです。2年から3年ぐらいの生活資金が貯まっていればあとは運用をしていくのがよいというのがいろんな投資本の教えです。

寝かせておくのはやはりもったいないかも、という気がしています。

 

kindleで電子書籍を出しました。

 

リスクをどこまで許容できるか

ギャンブルはいまは競馬を少しだけやっていますが独立当初はさすがにまったくやっていませんでした。

 

競馬は一か八かの要素が私にはつよくスリルを楽しむものという位置づけですがやはり勝てないと面白くはないです。

 

最近は少し手元資金に余裕がでてきたので、ギャンブルよりも投資をしたいと考えています。

 

お客様でも投資をやっている方をチラホラ見かけますがどれくらいリスクが取れるか、取りたいかで選択肢も変わってくるでしょう。

 

例えば不動産投資だと借り入れとセットになりますのでそれなりにリスクは高いと私は考えています。

 

このあたりのリスクの取り方、また投資の内容もデイトレのように緊張感がある方がいいという方もいれば、長期保有のほうが精神的に安定する、ということもありますので千差万別。

 

長期運用で仕事をしなくなった後の年金の補填ということであれば目標金額を決めてやってみるのがいいかなと。

 

よく見聞きする老後の2,000万円問題ですね。

もし小規模企業共済とiDeCoでと考えた場合には以下のような形が考えられます。

 

iDeCoが2万円/月で運用益5%、30年、小規模企業共済は所得控除の分を加味せずに1万円/月で運用益を仮に0%、30年としてみます。

iDeCo

 

小規模企業共済

 

金融庁から出ている資産運用シミュレーションを使うと視覚的に確認しやすいのでおすすめです。

このふたつで2,000万円は準備できそうかなとかいろいろと考えやすくなります。

 

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どんな投資がいいか

不動産投資は物件の良しあしですべてが決まる部分が大きいかなというのが私の印象です。

 

いい物件選びに時間がかかるのですが業者さんでいい人がいれば楽しくなるかなと。それなりにリスクは高いでしょうが。

 

いま一番に興味があるのは米国株式と暗号資産(仮想通貨、NFT)です。

 

これらは自分が勉強することが必要で米国株式なら英語もそうですし英文の資料を読むこととなどもスキルとしては必要でしょう。

 

暗号資産はギャンブルに近い面があるかもしれませんが、問い合わせを定期的に頂くので自分も少しやってみたいなというレベルです。

 

投資だけで生計を立てるということはなく税理士業にプラスで何かやれたらいいかなと。

 

投資なので当然リスクがあるものもあり、増えることもあれば減ることもセットです。

 

自分がどこまで資金の目減りを許容できるかは投資を始める前に考えておきたいポイントです。

 

例えば100万円を元手にして投資を考えたときに一年で10%下落しても耐えらるか、20%まではOKなのか。

 

ここを自分なりに決めると反対にどこまでリスクがある商品を購入できるかを考えるポイントになります。

 

10%の下落しか許容できない、リスクを取れないということであれば10%のリターンが上限の期待値になると考えるとどうでしょうか。

 

年10%のリターンというのは消費税率と同じであまり実感がないかもしれませんが、例えば100万円を年利10%で複利運用すると、10年後にはおよそ270万円になっています。

 

どこまで許容するか、投資で儲かった分は当然税金もかかりますが必要経費だと考えています。

 

先に税金のことを気にする人がいますが、儲かってからでもいいのかなと思います。

 

楽しんでやれる投資を生活に取り入れていきます。

 



まとめ

何事も楽しんでやれるのがいいかなと。

追い求めすぎるとハマってしまいそうなのでほどほどに。でもそのほどほどが難しいんですよね。

投資に興味がでてきた件 (1)

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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