独立する前はいろんな方から営業の仕方や工夫について見聞きする機会があります。そのなかでお酒の席で営業活動するというのもありましたが、実際にはいまのところそれをしていません。
その理由と独立後のお酒との付き合いについて書いてみます。
独立後のお酒模様
コロナ禍の前は異業種交流会に参加していたこともあり夜のお付き合いがそれなりにありました。
入る前は朝の会と聞いていたのにふたを開けると夜の交流会も多く、お酒の席に自然となります。
当時はお酒を飲む頻度も多く、自分もそれほどイヤというわけでもなく。
でも仕事につながるかというとつながるわけでもなく。なんとなく参加しているだけでした。
2019年1月に独立して10月にはすべての交流会から抜けてひとりになったとき、とても楽に感じたものです。
そしてひとりで飲みに行くほど好きでもなく、そうこうしているうちにコロナ禍でお酒を外で飲む機会がとても減りました。
コロナ禍の2020年はお酒を飲むことがあっても自宅で楽しむぐらいで、飲むととても眠たくなることが多く、飲んだらすぐ寝るという生活。
そしてどんどん太りました。見事に。
2020年の年末に人間ドックで痩せなきゃだめですよとお医者様から指導が入り(だいぶマイルドに補正しています)、2021年はお酒をほとんど飲むことなく健康に過ごしていました。
食事と運動で痩せて20キロ減したときにはやはり達成感は強く、そしてお酒を飲まなくても全然大丈夫だ、という変な確信が生まれました。
いまはお酒を飲まなくても平気、でも飲むときは飲む、という生活です。
また高齢、基礎疾患がある家族と住んでいるので外で万が一何かをもらってくることも警戒しなければいけません。
自分だけならまだしも家族に何かがあると大変ですし。
そういう意味では夜に仕事をしない、お酒を飲まない、でも営業はネットでできるというのは自分にとって合っているなと実感しています。
夕方以降の過ごし方も最近は少し変わってきて本を読む、将棋をする、ゲームをするのいずれかです。
お酒が入った状態の自分に自信がない
交流会に行っているときにはよく「飲み友達同士」という方々を見かけました。
とても仲睦まじく見えますし仕事のやりとりもあるのでしょう。経営者は孤独だと言われますが孤独なもの同士は通じ合うのかなと考えたり。
でもうやらましさはなく、もめごとになっているのも見かけました。
お酒の席で言った言わないになるとあとでどちらが正しいか間違っているかという水掛け論になりがちです。
お互いに酩酊状態ですから当然ですよね。そんな光景を見ていると必ずしもいいことばかりではないなと。
お酒が入らないと話ができないビジネスの話というのがあるのだろうかというのが素朴な疑問です。
別に情報交換程度ならいいかもしれませんが、仕事のやり取りはお酒が入っている状態だと自分に自信が持てません。
お酒が先か仕事が先か、というのもあるでしょう。
自分がやりたいと思える営業活動をやれるというのも独立後の特権です。
一つ言えるのはお酒の場で営業活動をしなくてもやりようはあるということ。
どういう方とお付き合いしたいか
自分次第でお付き合いする人が変えられるのは独立後の良いところです。
お酒の席が好きでそういう場でお客さんを獲得したいのであればそういう場に行けばよいでしょう。
それだけが答えではないというのはアタマの片隅に置いておくようにしています。
やりようはあるとお伝えしましたが税理士紹介会社とお付き合いをしてお客様を獲得するのも悪いことではありません。
自分が意図してやっているならよいですが、そうではなく望んでいないなら距離を置きましょう。
私の周りでは営業活動に対する苦手意識がある方が多く、私自身もものすごく得意というわけではありません。
でもここまでやってこれたのは自分なりにどういうお客様とお付き合いしたいか考えながら行動をコツコツやってきたからです。
独立する前にはいろんな話を見聞きするかと思いますが、自分がやってみたいなと思うことが見つかれば身軽に気軽に手軽に始めてみるようにしています。
試行錯誤を繰り返しながら進んでいく道を探している、そんなイメージです。
良くも悪くもコロナ過で外で飲まなくなって、外でのお付き合いに制限がかかるようになりました。一昔前、コロナ禍以前とはいまは状況が全然違います。
それをメリットと考えるかデメリットと考えるかは自分次第です。
セミナー情報
6月1日(土)独立5年経ってのぶっちゃけ振り返りセミナー
まとめ
お酒とは上手に付き合いたいものですが全然飲まなくてもやれるものです。
営業活動をするにあたってはその営業活動との相性もありますので、やってみたいなと思ったら取り組んでみるのがいいです。
うまくハマれば自分にとっていい方法になりますし、違うなと思ったらやめればいいだけですから。