独立後を楽しめるかどうか

独立後を楽しめるかどうか

独立前に会ったことがあるかたからは独立後は楽しんでいるようですね、と言われることがあります。独立後を楽しめるかどうか。最近のわたしのテーマです。

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独立したら選択肢の連続

私自身は独立して6年目もう5年が経つわけですが、独立した状態というのは選択肢がかなり多いです。

会計税務ソフト1つとっても選択肢は無数にありますし、勤め先の事務所で使っていたソフトを継続して使うのか他のソフトを使うのか、どれぐらいコストがかかるのか、いろんな判断材料があって選択肢があります。

また事務所も自宅でやるのか借りるのかレンタルオフィスにするのか、こういったことも自分で決めていく、つまり選択肢です。

さらにいうと自分の業務についても自分で決めていく必要があり、選択肢は本当にたくさんあるわけで、こうした選択肢がある状況を想定して、自分がそれを楽しめるかどうかというのは独立している状態で大事になってきます。

私自身は独立した後も試行錯誤しながらいろんなことをしてきました。

発信や営業活動でもやるやらないの選択肢もあれば、どうやっていくかいろんな方法を試していくという継続するかどうかの判断も。

勤めている時との決定的な違いはそこかなぁというふうに私は考えています。

勤めているときはいわば与えられた仕事を地道にやれば済むということがスタンダードのなのですが、独立するとそうもいきません。

自分で仕事を作るコントロールする。どういう業務をするか、いろんなことところに選択肢が出てくるので、それをどう判断していくかというのは独立後の良いところだと私は考えています。

仕事のことだけではなく働き方、稼ぎ方、プライベートのほうも選択肢がものすごく増えます。

働き方で言うと独立後は土日も含めて仕事ができてしまうわけですが、それを受け入れるかどうか。

平日もどこまで仕事をするか、タスクが終わったら切り上げるのか、前倒しでどんどんやっていくのか。

台風や地震などの災害のときにどう対応するか。自分で決めて行動し、フィードバックを得られたらまた変えて、の繰り返しです。

家族との時間を優先したい、ということであればそういう働き方もできるわけです。

稼ぎについてもどこに軸を置くのか。税理士業に軸を置きつつほかのこともやってみたいのか。いろんな想定ができます。

決めるのが苦じゃないかどうか

その上で独立をするときに考えていたのは、自分がそれを決めるのが苦じゃないかどうかというところです。

独立するまでは税理士事務所で働いている人が多いと思いますが、仕事として与えられたことをきっちりこなすというスキルももちろん大事です。

申告書や月次の決算、相続の業務、いろんな税理士の業務ありますし、事務所によってはいろんなことを経験させてもらえると思います。

そういったところから離れて自分で仕事をとってくる、ご依頼をいただく。

それをまた受けるかどうかそういったことと常に独立後は付き合っていかないといけません。

そういったことを決めるということに対し苦てじゃないかどうかというのは割と大きなポイントかなぁというふうに私は考えています。

自分がそれを苦手にする向いてないと思うのであれば、独立するのは結構危険でリスキーです。どちらかというと受け身のかたは独立後をよく想像してみるとよいですね。

本当に毎日選択肢の連続ですので、決めるのが難しいということであれば独立ではなく別の方向性を考えるのもよいかもしれません。

ただ、税理士資格があれば自分が納得さえできれば勤めに戻る、ということも可能ではあると思います。

就職活動に苦労するかもしれませんが、それでも取って食えない資格ではないとわたしは税理士資格については考えていますので、独立後を想定しつつチャレンジしてみるのもアリでしょう。

まとめ

わたし自身もどちらかというと勢いで独立したタイプですし、もしだめなら勤務に戻るしかない、そういう選択肢もあるだろう、と考えていました。

いまは勤めていれば通勤していたであろう時間帯にランニングをしたり、早めに仕事を切り上げてゆっくりしたり、仕事の仕方を工夫しつつ独立後を楽しめています。

出来ればもう少し続けていきたいのでそのために必要なことをまた取り組んでいきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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