夜型勉強の弱点と心構え

夜型勉強

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

税理士試験の勉強法の情報に触れていますと勉強は朝じゃないと、という雰囲気が漂っています。

ぼく自身は朝型推奨ではありますが、医療法人で事務当直をしているときは夜型生活でしたので朝活ならぬ夜活も経験しています。やむを得ず、という状況でもありましたが。

どちらにしてもいかに勉強を継続し最後まであがけるかによるのかなと。あまり語られない夜型勉強を振り返ってみます。

 

目次

夜型の勉強方法

ぼくが医療法人に勤めていた時には月に8回ほど当直業務があって朝9時から翌9時までの勤務です。

 

当直明けの日も出勤日としてカウントしますので月に22日勤務であれば当直と当直明けで16日、当直明けの次の日は休みで大概がセットになっています。勤務は残り6日ほどが普通に朝仕事に行って夕方帰る、という勤務体系です。

 

当直の時期やタイミングにもよるのですが夜22時を過ぎると患者さんは減っていく傾向で0時を回ると基本は救急車での来院の患者さんが多くなります。

 

タイミングによっては夜中は全く患者さんがこないこともあるのですが、そんな場合も当直室と受付にいればよかったので、仕事がひと段落したら理論の暗記をしたりしていました。

 

朝も静かですが0時から5時ぐらいまでも比較的外は静かです、当たり前と言えば当たり前ですが。

 

当直業務中ですのでほどよい緊張感はあって、ぼくは当直室では寝られないタイプだったので多くても2時間ぐらい横になっている程度です。

 

そんなときも横になりつつ理論を眺める、ブツブツ言う、というのを繰り返していました。朝型で語られるメリットの多くが静かで勉強に打ち込める、集中しやすいというのがありますが夜中も静かと言えば静かです。

 

一睡もせずに朝を迎えた時は流石にしんどかったですが、朝9時でその日の仕事は終了ですので、家に帰ってゆっくりできます。

 

当直明けの帰宅後はシャワーを浴びて横になって仮眠をとるのですが大体4時間半ほどにしていました。仮眠から目が覚めたら晩ご飯まで勉強開始です。その後は眠くなるまで勉強をしていました。

 

大体2時ぐらいまでで次の日仕事があっても昼間に4時間半寝ているのでこのぐらいまで眠くならない感じでした。

 

勉強時間のカウントとしては

 

当直の当日は1時間ほど
当直明けは仮眠後2時間、夕食後8時から2時まで6時間で8時間ほど
翌日が休みであれば朝から自習室で勉強することが多く、10時から16時半まで6.5時間ほど
帰宅後に2時間ほど

 

ということで当直、明け、休日の3日セットで17.5時間ぐらいでした。

 

この時期は朝勉強することはほとんどなかったのですが、法人税法3年間の受験期間は基本的にこのような感じで進んでいきます。

 

土日は関係がない仕事でしたので一週間で言うと17.5時間×2セット、平日の仕事で仕事終わりで2時間ほどの勉強で1週間で35~36時間ぐらい、一日平均で5時間ぐらい。夜型でも意外と勉強時間が確保できていたなと。

 

勉強しない日は設定しないようにはしていました。どれほど疲れて眠くても1時間は理論に触れる、というのが法人税の受験の最後のほうでは特に意識していたところです。(理論問題がとても苦手で点も伸びませんでしたので)

 

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夜型の弱点

夜型の勉強における最大にして唯一のデメリットと言うか弱点はズバリ「本試験が朝からある」ということです。

 

その時間に眠たいとかなりマズいわけです。

 

法人税法の受験をしている期間を通して当直事務との付き合いがあり、夜型勉強がメインになっていましたので気にしてはいました。

 

ただし、本人の感覚としては「試験の当日に寝坊せずに起きられたら緊張感で本試験に眠くなることなんかないだろう」ということも考えていました。

 

なにせ年に一回の試験ですので本試験の緊張感というのは勉強すればするほど感じるものです。そんな大事な本試験で夜型だからといって眠くなったりするかいな、と正直思っていました。

 

医療法人勤務時代には試験前に1ヶ月どころか1週間の休みを取ることはかなり難しく以下のようなスケジュールで受験していました。

 

初年度:当直、明け、休み(本試験)→D判定
2年目:当直、明け、休み、休み(本試験)→A判定
3年目:当直、明け、当直、明け、休み、休み(本試験)→合格

という本番直前のスケジュールです。

 

朝起きれたら大丈夫だと本試験に関しては考えて、前日は早めに休むようにしていましたがそれまではいつも通りに過ごしていました。

 

試験前日は寝れないぐらい緊張する方もいらっしゃるかと思いますが、夜型でも遅刻さえしなければしっかり勉強してきたのであれば緊張感で意外と大丈夫かなというのが個人的な感想です。

 

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しっくりくる方法で勉強すればいい

よく朝型で勉強できないということをTwitterなんかでもお見掛けしますが、自分に合う勉強スタイルでやりましょう。

 

医療法人時代は上記のような勉強スタイルで、法人税法に合格して税理士事務所に転職してからは朝型に切り替わりました。

 

朝勉強できなければ自分でスタイルを作っていけばよいです。

 

特に朝型に切り替え始めたときには朝早く起きる必要がでてきますが、寝坊するとやはり気落ちします。朝早く起きれなかった自分に嫌気がさし、勉強できなかったことに対しても。

 

でも一回寝坊するぐらいでスケジュールに狂いがでて挽回できないのであればそれはスケジュールがカチカチすぎる可能性が高いです。

 

勉強スケジュールも柔軟に考えて、予備日を設けるようにしてみてはいかがでしょうか。

 

そして一回寝坊したぐらいでは本試験でもなければ合否に関わることはないです。どっしり構えてどこで挽回しようかなと考えられる方が続くように思います。

 

夜型は夜型で、試験本番の特に1科目目は朝からの試験ですので移動時間も考えると普段より早起きする必要がある点はアタマの片隅に置いておきましょう。

 



まとめ

自分が夜型勉強をしていたことについて整理をしてみましたが状況や体質にもよるかと思いますので無理して朝型にする必要はないです。

本試験が朝からある、というその点だけが夜型勉強の唯一の弱点かなと考えていますのでそこの対策をすればぼくも大丈夫でした。

しっくりくる勉強方法を探して体調を整えつつやっていきましょう。

 

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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