先日、福知山マラソンを走ってきて、今年のマラソンは終わりました。年に2本走ればいいかなと思っていて、もともとは健康管理で始めたマラソン・ランニングですが、今は自分の習慣としてだいぶ身に付いてきているように思います。
ランニングに限らず、自分の体調管理をする上で、自分のバロメーターや傾向をつかんでおくということを考えるようにしています。
自分の体調の傾向を数字で把握する
なんとなく調子が良かったり、なんとなく調子が悪かったりということは日々あると思います。
私もランニングをほぼ毎朝しているのですが、朝起きたときに「今日は体が重い」とか「足が筋肉痛」みたいなことは時々あります。
そういった日でもランニングをすることにしているのですが、自分の感覚も大事にしつつも体調管理についてなるべく数字で把握するようにしています。
最近はウェアラブルウォッチをつけて寝ているので、睡眠の傾向についてはよく把握できます。自分の睡眠の深さやレベル、どれぐらいの時間どういう状態で寝ていたか、スコアも計算してくれます。
そういったことを見て、自分が昨日何をしていたかとか、お酒を飲んだらどういう傾向があるかみたいなのを把握するのにとても役立っています。
感覚として、もちろん「今日はゆっくり寝れた」とか「ぐっすり寝れた」みたいなことも大事にはしているのですが、やはり数字で見れると自分の傾向をつかみやすいと思います。
記録の重要性
また、記録をとっているということも大事で、例えば先週と今週で比べると、先週はランニングをオフの期間がありました。
福知山マラソンのフルマラソンのダメージが大きかったため、日曜日のマラソン後、三日間は朝のランニングはオフでした。
ではぐっすり寝れたかというと、逆にそういうこともあまりなく、むしろ眠りとしては浅かったです。
なぜかなと考えたときに、関節系の痛みはなかったのですが、筋肉痛がやはりそれなりにあり、痛みが取れるまで結構時間がかかった印象です。
その間は睡眠していても痛みがあることで、少し浅い眠りになっていたようです。今週は逆にすごくよく寝れているので、そういった自分の傾向をつかんでおくというのはすごく大事です。
傾向がつかめれば対処法も考えやすいからです。
お酒と睡眠の関係
お酒を飲んだ時も同じで、私の場合はあまりお酒に強くないので、飲むとかなり眠たくなります。
眠たくなるのは良いのですが、睡眠がかなり浅くなっていることが多く、最近は飲んでも1週間に1回か2週間に1回というペースにしています。
お酒を飲んで気持ちよくなるということよりも、よく寝れる方を選択した方が自分の身体的にも優先順位が高くなりました。
もともと私はそれほどお酒に強いわけではなく、コロナ禍の時はストレスもあり、かなり飲んでしまっていたのですが、なくても割と平気な体に今はなってきているので、もう少しこの状況を続けてみたいと思っています。
記録をとっているとわかることも多い
以前から体重については毎日計測してExcelに記録をつけています。
また最近では、心拍数から自律神経の状態を計測するアプリをスマホに入れて、朝晩と心拍数を測って自分の状態をチェックしたり、CO2センサーを用意して二酸化炭素のレベルを確認するようにしています。
継続することで、傾向というのも掴みやすいです。
体調と仕事のパフォーマンス
自分の体調がやはり仕事に影響するというのは、独立してからよく感じることではあります。
今でこそ少し体重を落とすことができましたが、コロナ禍の際はやはり結構体重が増えてしまい、かなりの体重になっていました。
そういう状態だとやはりあちこちに不具合が出るもので、脂肪肝でもありましたし、よく腰を痛めていました。
軽いぎっくり腰というやつですが、ぎっくり腰をするとやはり何もできなくなってしまうというか、動くと痛みますので、生産性という意味で著しく落ちます。
最近は腰が痛くなることもなく、体重が減ってからは全くなくなったのでやはりそれだけ体に負担がかかっていたんだというのを感じています。
自分の傾向をチェックして、いろんなものを取り入れようと思うと、やはり数字を記録しておくというのが大事だなと思い、今後も続けていこうと考えています。
まとめ
体調管理において、記録を取ることの価値は想像以上に大きいものです。ウェアラブルウォッチやスマホアプリなど、今は便利なツールがたくさんあるので、それらを活用しながら自分の体の傾向を数値化していくことをおすすめします。
ただし何でもかんでも記録にとるのは自分を縛り付ける結果にもなります。プレッシャーがかかりすぎると自己嫌悪になる可能性もあるためたまに飛ばしても「ま、いっか」と思えることは必要です。
全部一気に始めるとなかなか大変ですので、一つずつ気になったものから始めていくと続きやすいですし、習慣に組み入れるとより継続しやすいと思います。
睡眠、体重、心拍数など、何か一つから始めてみてはいかがでしょうか。記録が積み重なることで、自分の体との対話がより深まり、より良いコンディションを維持できるようになると実感しています。

