おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。
先日、SNSである高校の先生のアカウントからフォローいただきました。(京都美山高等学校 教員_英語02さん @mymteacher009)
Followいただいた経緯を想像してみるとプロフィールを読んでいただいたのと、京都在住だからかなと。
ぼく自身は全日制の高校から、通信制単位制の高校に移っています。懐かしい思いがあふれたとともに、結構サラッとしかプロフィールで触れていないので、思い返してみます。
高校は全日制だけじゃないし、学生さんにも選択肢があるということが伝わればいいなぁと思います。
高校をうつったキッカケ
中学生くらいからぼくは学校で皆と一緒に机を並べて勉強する、ということに疑問を持っていました。
なぜ軍隊のようにみんなで前ならえをしなければならないのか。
周りの同級生はそんなことを考えたり、感じたりしている様子もなく、自分だけが浮いているという感覚は常にありました。
そして学校に通いたくない最大の理由はズバリ学校の先生と非常に相性が悪かったのも一因です。
今でいうとアカデミックハラスメントというか、先生から人間性を否定されるような言葉をいわれたり、まるでぼくが同級生からいじめられる様に仕向けているのではと思える言葉を言われたり。
そもそも学校の先生が大嫌いでしたので、キッカケがあればいつでも辞めてやろうと思っていました。
高校に入って部活動をし始めるとその顧問の先生との相性も最悪。人間同士なので相性もありますが、コレばっかりは選べない部分もありますし、一度入った学校を辞めるコトのハードルの高さと、世間の受け止め方は好意的ではないです。
部活に入った瞬間から体育の先生との相性が日々の生活でかなり負担になっていました。
全日制の学校を辞めた最大のキッカケは、二年生の年末ごろに練習中に首を痛めて、練習に参加することがなくなったことです。
練習に参加せずに考え込む時間ができたことと、ケガが治ったらまたシンドい日々が始まると思うと全く学校に行く気すらなくなり、二年生から三年生に上がる前に学校を辞めました。
学校の先生もイイ人がいて人間的に尊敬できる人もいるのでしょうが、少なくともぼくの場合は小学校から高校までそういう先生に恵まれたことはありません。
高校の時には授業中にもかかわらず真面目にやらなければ留年させる主旨の発言を皆に聞こえる状況で、先生から放たれたこともあります。
お互い人間ですから好き嫌い、合う合わないもあるので、本当にしんどくなれば学校には行かなくてイイとぼくは考えていますし、いきなり学校に行くのをやめるのが気が引けるのなら、サボってしまえばいいです。
自分が学校に行きたくないという意思表示ができれば一番ですが、難しい時もあるでしょう。そういう時はまずは休んでみる、図書館でゆっくりサボってみることをオススメします。
ぼく自身は全日制の高校を辞めて通信制単位制の学校の存在をはじめて知り、うつったのですが、学生時代の学生の見識というか知識の広さというのは大きくはないので、選択肢があるということを知っておいて欲しいです。
今いる場所がすべてではない、そう思えれば随分とラクになれますので。
通信制単位制の高校での生活
全日制の高校でも単位制が採用されているので、取得している単位があれば転校の際にも引き継げます。
結果的には二年間なんとかかんとか学校には通えていたので単位を相当数持った状態での転校でした。
移った先の学校では、自分で何の授業をどのタイミングで取得するかというのが学生の自主性に任されていましたし、転校して初めて自分が単位を取得していたのだと理解しました。
高校三年生の春からは週に二回か一回程度、スクーリングと呼ばれる授業に参加して後の時間は課題をこなしていく勉強のスタイルでした。
先生も全く干渉することなく、イイ意味でほったらかしです。ただその分、自分でどうするかを考え実行していく必要がありますので、このときに自由には責任が伴うのだと実感しました。
通信制単位制の学校は今でもありますし、ネットを使って授業を受けたりというのも可能です。フリースクールというものもありますし、数は減りましたが定時制の高校もあります。
学校、特に義務教育の中学校での教育ではそのような選択肢があることは何故かひた隠しにされていて、ぼく自身はその存在を知ることがありませんでした。今も同じ状況かと思うと歯がゆいなと思います。
日本の教育は失敗すること、みんなと同じことをしないこと、に対して非常に寛容性がなく、柔軟性がなく、また選択肢があることを周知していない。ぼく自身は学校をうつることができて本当に心安らいだ、というのが本心です。
学生の方で今辛い思いをしているのならば、今の学校から一度距離を置いてみて選択肢があることを知ってほしいと思います。
まとめ
学生時代を振り返る機会というのもなかなかなく、またぼく自身も一般的なルートの学生時代ではないので、もし今悩んでいる学生さんがいれば、大丈夫だよということをお伝えたしたつもりです。
選択肢があることを知っておけばそれだけでも気分はラクになるはずです。
楽しいコトばかりではないのも事実なので、辛いことがあればあなたが変わるのではなく、学校を変えることができるということを知っておいてほしいなと。