おはようございます、京都の所属税理士takasagoです。
税理士試験の発表があり、Twitter上でもご報告をよく見ます。合格された方は本当におめでとうございました、とともにお疲れ様でした。合格証書が届くとじわじわと実感がわくと思います。
科目合格の方、また残念ながら不合格の方は気持ちを切り替えて試験勉強に取り組む方も多いと思います。
ぼく自身も実践していた年末年始オススメの過ごし方をご提案します。
年末年始理論強化週間
漢字が多くてすみません(笑)
年末年始、みなさんは何連休でしょうか?
ぼく自身は年が明ければ晴れて独立です。世間のお休みとかはもはや関係なく、自分自身が休みを設定できる立場です。
お勤めの方は28日が仕事納めで29日から3日まで、もしくは4日もお休みで6日までお休みだと、最大で9連休ぐらいの方もおられるかなと。税理士事務所にお勤めだと似たような感じでしょう。
年末年始は何かとお忙しいかと思います、もちろん。大掃除はもとより帰省があったり、ライブがあったり、旅行があったりとなにかと気ぜわしいでしょう。
でもその皆が忙しいその時期に受験生も一緒になって勉強しない期間が長いとおそらくそのまま静かに受験からフェードアウトしていまいます。
税理士試験もやめるのは簡単ですからね。
そんな時は理論を集中的に回す、覚える作業を強化することをオススメします。
専門学校の授業はお休みですから、今のうちに9月からの理論を完璧にしておくことと、再受験の方は記憶を呼び戻す作業を集中的にやっておきましょう。
ぼく自身は受験生時代はこの時期はとにかく勉強を集中的にできるということで、どこにもいかずひたすらに勉強していた記憶があります。
なので、いざ合格してみると正直年末年始に何をしていいかわからなかった、非常に手持無沙汰だったのを覚えています。
ぼくの持論ですが、税理士試験は理論で差がつくと思っているので、理論にかける時間は多いほうがいいです。普段は細切れの時間を有効活用してもらって、マメに理論に触れることをオススメしていますが、時間が取れるときは一気に理論を回すのも重要です。
理論に関するブログ記事はこちら。
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ここで取り戻せばまだ全然間に合う
税理士試験の受験生は経験科目であれば年明けから勉強を再開する方も多いかと思います。
年末年始はゆっくりしたいという気持ちわかりますが、年明けからと言わず年末年始の連休中、少なくとも一日6時間ぐらい勉強に回せたら、年明けからの授業はかなりブーストがかかった状態になります。
特に税理士事務所、会計事務所にお勤めの方は年が明けると繁忙期がスタートするのが一般的です。
勉強時間の確保が春に向けてどんどん短くなっていくでしょう。
勉強時間が短くなるのが分かっているのに、年末年始で年内の基礎項目を固めておかない理由はありません。
繁忙期に授業に出れない、こなせないとなると今度は遅れた分をゴールデンウィークの10連休で取り戻そうとするはずです。
10連休を勉強に明け暮れようとするとかなりプレッシャーもかかりますし、毎日8時間勉強を10日間連続する、というのにはある種の慣れが必要です。
9~12月で学習した項目、基礎項目、理論を年末年始に固めて勉強しておくと、繁忙期に変に焦ったり、またゴールデンウィークの10連休に勉強するコトへの抵抗が薄れます。
ぼくならどうするか考えてみると、
朝5時半起床で6時から8時まで2時間勉強
午前中9時から12時まで3時間勉強
午後細切れで1時間勉強
これで6時間は確保できるかなと。
仕事と一緒で脳がフレッシュな起床後からお昼ご飯までが勉強のゴールデンタイムと捉えましょう。
なにより午前中に勉強をあらかた済ませておくと午後から遊ぶことへの抵抗感はかなり薄まりますので、早起きして午前中に勉強してしまうことをオススメします。
年末年始をどう過ごすかというと大学受験の学生さんと同じ感覚ではありますが、年末年始で基礎項目を固められるかはかなり差がつくと思っておいたほうがイイでしょう。
夏の試験後に勉強をしていなかったという人もいまならまだ間に合います。
受験経験のある科目ならば年末年始にみっちり勉強すれば思い出すことも多いと思いますので時間をかけて復習してみてください。
勉強に限らず「量と質」の問題は何にでもついて回りますが、税理士試験の勉強については今の時期はまだ「量」を優先すべきかなと。
まとめ
ぼく自身は本試験の発表があると気が緩んでいつも風邪をひいていました。それで年末年始を棒に振ったこともあります。
受験生には体調管理に気を付けつつ、受験ライフを充実させてほしいなと心から思います。