営業を受けて気が付いたこと。先生ビジネスもターゲットにされるということ

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おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

先日、営業を受けてみるかという記事を書きました。結果としてはあんまし、、、な感じだったのですが、営業を受けて気が付いたことをアウトプットして整理します。自分がそれをしないため、反面教師にするためでもあります。

 

目次

営業を受けて感じた違和感

営業を受けたのは先週のコトです。

電話が一本かかってきて、知っている人の電話番号に似ていたのでその人だと思い取ってしまったのがそもそもの始まりです。

 

会社名などは控えますが、税理士事務所をWebサイトで紹介する、そんな感じの業態のようでした。(税理士紹介会社とは違います、どっちかというと広告宣伝の会社です)

 

営業担当の方と最寄り駅で待ち合わせをして、シェアオフィスの打ち合わせスペースまでご案内しハナシを聞いたのですが、違和感を何点か感じました。

 

どこで調べて電話をかけてきたのか?

大体予想していたのですが、たぶん例のサイトなんだろうなと思っていたので、ズバリ聞いてみました。

あのサイトで調べて電話してきてアポイントを取ったんですよね?と。

 

するといわゆる税理士紹介会社と差別化したいのか、違いますという。

 

ではどこからなのか、事務所HPには電話番号を記載していないし、考えられるとしたらそこしかなさそうなんですが、なんとも歯切れが悪いのです。

 

そうならそうでいいし、違うなら違うでイイんですが、営業を受ける身としてはどのルートからなのかは確認しておきたいところでした。歯切れが悪かったのでそれ以上の追及はしませんでしたが。

 

この時点でなんか信頼感が薄い感じに。(営業担当の方は髪はフサフサでした。それがどうしたと言われそうですが、念のためそこが影響したのではないと申し添えておきます(笑))

 

コチラの下調べは?

続いて、電話してきてるぐらいなんだから、こっちがどんなスタンスで仕事をしているのか、どんなことを得意としているのか、違いを出したいのか、事務所HPやブログでもチョコチョコ書いています。

 

にもかかわらず、まったく下調べをしてきていない様子です。

 

にもかかわらずその営業担当の方は、手当たり次第に電話をして営業しているのではない、先生は選ばれたんですというなんか若干スピリチュアルな説明をやたらと挟んできます。

 

選んだと言うのならどこをどう見て判断して選んだのか根拠を述べよ、と尋問したくなりましたが大人げないのでやめておきました。

値段の交渉がゆるくないか?

最初の2点で言葉は悪いがナメられているのかな、と少し感じたので値段についてはサラッと流すつもりでした。

 

あんまり響いてないなと思ったのでしょう、価格をゴリゴリと下げていきます(笑)

 

その場で値段がどんどん下がるのを見てぼくはこう感じました。

このサービスってそんな程度なの?それをぼくに勧めるの?と。

 

営業をする上で値段の交渉というのは大事なのかもしれませんが、目の前で値下げが行われるとモノを買うのではないのでサービスの対価として心配になります。

自分が影響する立場なら

自分が営業をするとき、どんなことに気を付けたいか。

やはり相手のためになることを考えたいですよね。

 

この商品を買えばこうなります、こうできます、サービスを受ければこうなれます、そこが最も大事で自分の売上や成績になることがアピールされると、なんか違うなとなります。

 

今回も営業担当者が帰り際に言った一言が決定打となりました。

東京から大阪・京都への営業周りで立ち寄ってもらったのですが、大学が京都だったということで少し盛り上がったんです。

 

で、シェアオフィス周辺の地理は詳しいのか?聞いてみたところ。

「大学時代の彼女が住んでたのがこの辺なのでイイ思い出無いんですよねぇ~」って。

 

続けて「先生にぜひご契約していただいてイイ思い出にさせてください」と。

 

もう?マークオンパレードです。

なぜぼくがキミの思い出を塗り替えねばならないのか、仕事を何だと思ってんだと、結構カチンと来てしまいました。

 

ハッキリ言って会うんじゃなかったと思っています。

下調べもろくにしてきていないので、ブログだって読んでないですし、あのあと読んでるなら読んでるでいいです。

 

改めて税理士業は営業が弱いので営業のターゲットになりがち、税理士業を食い物にしているサービスはあるんだなぁと感じました。

 

少なくとも月額の費用がかかるもについてには一度保留にしてよく考えるようにしていますが、保留にするまでもないかなと。

 

営業を受ける立場になってつくづく思いますが、せめて下調べしてきてよと。

 

昨日も税理士事務所職員の研修・教育システムの販売会社から人材育成のDMが届いていました。

なぜ、下調べをしないのか?

 

下調べをしたほうがイイことと、勢いでやってしまったほうがイイこととありますが、少なくとも営業ならもうちょっと下調べをしてほしいモノです。これは自分の仕事の仕方にも関わりますので注意したいところです。

まとめ

税理士は営業を経験したことがないので、営業ツールや紹介会社の食い物にされているのかなと。

独立して以後いろんな人と会いましたが、自分自身も会って良かった、また会いたいなと思われるような仕事の仕方、営業の仕方を心掛けたいです。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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