もし悔しい結果でもたゆたえども沈まず、淡々と行こう

夜明け

夜明け

※桂川大橋の上から夜明けの光景

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

昨日は税理士試験の合格発表がありましたね。いい結果だった方も、そうではなかった方もいらっしゃったと思います。科目合格の方で東京から離れている場合には今から週明けにかけて通知が届くでしょう。

たゆたえども沈まず、淡々と次に向けて動いていきましょう。

 

目次

何で落ちたか分からないので悩みすぎない

ぼく自身も10年間勉強をし、9回受験をして4回不合格という内容です。9戦して5勝4敗しているわけです。

 

4敗の内訳としては

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  1. 1年目、簿記論と財務諸表論を受けて財務諸表論に落ちた(A判定)
  2. 3年目、法人税法に落ちた(C判定)
  3. 4年目、法人税法に落ちた(A判定)
  4. 7年目、相続税法に落ちた(A判定)[/list]

という感じです。

 

こんなこと言っては何ですが、2年や3年で受かる人もいる世界ですから時間がかかっているのは間違いないです。

そのあたりはこちらの記事に詳しいです。

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残念ながら落ちてしまったにしても内容が違うこともあります。

例えばぼくでいうと、1年目の財務諸表論と3年目の法人税法では自分自身の感触が違いました。財務諸表論は行けたかも、法人税法はあかんかったかも、という感触で、同じ落ちるにしても自分の手ごたえとのギャップがあるとキツく感じます。

 

特に4年目の法人税法と7年目の相続税法はイケた!と手ごたえがあったのに落ちていて、自分自身もやはりがっかりしたのをよく覚えています。

 

で、最大の問題は何で落ちたか自分でもよく分からないという現象が起きること。答案返してくれないかなぁとか、模範解答出してくれないかなぁとか、イロイロ悶々としたこともあります。

 

専門学校を批判するわけではないのですが、ボーダーラインとか合格確実ラインを超えていても落ちていることはザラにある話なので(上記の4年目は合格確実ラインは超えていたように記憶しています)。

なのでぼくは5年目の法人税法からサラッと予想解答をみるだけで何となくしか確認していませんでした。誰かが決めた公式じゃないラインに一喜一憂することに疲れてしまったんだと思います。完全に片思いでしかないので。

 

期待して裏切られると同じ落ちるにしてもきついと感じます。解答復元など良し悪しあるかと思いますので、気になる人はいっそやらないというのもひとつです。ぼくは解答復元すらやってませんでしたので。

意外に思われるかもしれませんが、ぼくでも合格発表まで4か月、そわそわしていることがありました。やはり気になりすぎるなら見ない、という選択肢を考慮に入れておきましょう。精神的な安定は生まれるかなと。

 

最大の問題は何で落ちたか自分でも分からないことがある、と書きました。コレはハッキリ言ってこっちサイドでどうしようもないので、どうしようもないことに対して悩みすぎないことも大切です。ドライに構えておいたほうがいいです。

 

 

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淡々と、たゆたえども沈まず

多くの受験生が経験があると思いますが、長く受験を続けていればいるほど、浮き沈みというものがあります。

 

気分もそうですしモチベーションなんかもそこはやはり人間ですから、上がっているとき下がっているときあるのは自然です。

もしダメだったとしても気分が沈みすぎてしまうとリカバリーするのが相当に大変です。

 

気持ちは痛いほどよく分かりますが、リカバリーするのに使うであろうエネルギーは次に向けて使ったほうが同じエネルギーなので有効かなと。

たゆたえども沈まず、ぼくはこの言葉が好きでよく意識しています。

 

言葉自体はこちらの本で知りました。

 

たゆたう、と聞くと物事が定まらずゆらゆらしている様を想像してあまりいいイメージがないかもしれませんが、海に浮かぶボートをイメージしてみてください。

 

海は周りの状況でボートはあなたです。

色んな人のいろんな言葉、自分自身の感情の揺れ、そういう波をたくさん受けることもあります。色んな事で波を受けると思うのですが、うまく受け流して沈まないようにする、というのを意識してみてはどうでしょうか。

 

独立してからもよく感じますが、世の中にはいろんな人がいます。影響を受けたほうがいいひと、距離をおいたほうがいいひと、さまざまです。上手に自分の感情すらも受け流して次に向かえる、次の目標に向かってぼくも漕ぎ出していきたいです。

 

頑張ってきたことは無駄にはなりません。淡々とたゆたえども沈まず、先へ進んでいきましょう。

 

ぼく自身はSNSを受験生時代は全くやっていなかったので、合格した人のキラキラしたお話というのは目に入ってきませんでした。そのあたりが気になるようならSNSから少し離れてみることもいいでしょう。

またほとんどの受験期間を税理士業界とは違うところでぼく自身は過ごして、通信講座でしか受験していませんでしたから受験仲間という存在もいませんでした。

 

ぼくは受験仲間はいらないというタイプでしたが、必要だと感じる方は合格した受験仲間を素直に喜びつつ、淡々としておくのがいいです。

感情の起伏が大きく沈んでしまうとリカバリーするのが本当に大変です。上手にコントロールして舵を取るためにも受け流すというのはぜひ意識しておきましょう。

 

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まとめ

たゆたえども沈まず、パリ市の標語が由来だそうです。

長い歴史の中で周囲の状況(革命や戦争)に翻弄されながらも沈まずにパリはパリ、ということからきているようです。

受け流すことを意識しつつ、沈まず、淡々と次に向けてエネルギーを使いましょう。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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