繁忙期で勉強時間が取れないなら、スケジューリングと理論+αを心掛けよう

スケジューリングは大事

スケジューリングは大事

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

税理士試験の受験生で会計事務所・税理士事務所にお勤めの方は、今の時期くらいから残業が増え始めて、土曜日も出勤、場合によっては日曜日も、なんてこともあるかもしれません。

いわゆる繁忙期に業界としては突入している状態かなと思うのですが、可能な限り勉強時間は確保したいものですよね。

ぼくが繁忙期に心がけていたことをいくつかお伝えします。

 

目次

スケジューリングの大切さ

ぼく自身は通信講座で基本は受験を終えましたので、スケジューリングの大切さは非常に感じていました。

 

というのもやはり通信受講ですと、いつやるか、どれくらいやるか、スケジューリングしておかないと専門学校側で提示される予定表からどんどん遅れていきます。

 

どんどん遅れていくと教材が溜まってしまって、それと反比例してやる気もどんどん下がってしまう傾向にありました。

 

これは受験期間通してもそうなのですが、繁忙期と呼ばれる期間は特にその傾向が強くなります。お仕事で返ってきて心身ともに疲れているところに勉強をする、となると気合が必要になるでしょう。

 

であるがゆえにスケジューリングはとても大事です。

気合に頼ってしまうとできなかった時の反動が大きいので、無理のない範囲でなおかつ頑張れるかな、というスケジューリングを組みましょう。

 

これは通学受験生にも言えることで、授業を飛ばす必要があってもどこでリカバリーをするか決めておかないと、結局授業を飛ばしたまま、みたいなことは往々にしてあります。

 

いつかやろう、だと人間やらないものです。

授業を飛ばすにせよ、遅れるにせよ、どこでリカバリーをするかは今のうちに考えて決めておきましょう。確定申告が始まって忙しくなると、そういうことさえも考えたくなくなるものです。

 

いまは多少なりともまだ時間があるでしょうから今のうちに、3月終わりぐらいまでの勉強のスケジュールを組み立てておくのがおすすめです。

 

さらに。今日、いまからスケジュールを立てるとします。

例えば、もうどう考えても日曜日に一コマしか授業受けれないわ、って思ったらそのスケジュールを一旦組みます。

このスケジュールはゼッタイにこなせる形にしておきましょう。何があってもこのスケジュールを守るのです。

 

実際に運用し始めた時に、今日は授業が聞けそうだぞ、学校に行って授業が受けれそうだぞ、という日が作れたら受講すればよいのです。

そうすると、自分で決めたスケジュールを守ると同時に「ちょっと前に進めた」という達成感が生まれます。

 

この「ちょっと頑張ったら何とかなった」は受験において非常に大事です。試験本番でも何を書いたらいいかすっ飛んでいくことがありますが、こういう時に「あの時何とかなったんだからとにかく頑張ってみよう」と思えるものです。

 

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理論は継続、計算はプラスアルファで

ではこの忙しくて授業を受けるのもままならない状況で何をすればよいか、というのはよく話題になるトピックスです。

 

ぼくが意識していたのは自分で決めたスケジュールを守りつつ、まずは理論を重点的にやるということです。

授業については復習がメインかなと思うのですが、移動時間のこまめな時間で理論を目にする機会を意識的に増やしましょう。

 

理論が多い税法科目は特に、1週間あれば結構抜けていくものです。定着しているものをピックアップするというのも必要ではありますが、できれば忘れ切る前に目にしておきたいところですよね。

 

理論一題であれば目にするのに10分、15分でサラッと確認することができるハズです。通勤時間やお昼休み、移動時間、帰宅後の食事前など、何かと時間を見つけてこまめにやりましょう。

 

理論が苦手な方は多いかなと思います。ぼくもそうでしたが、苦手なところから逃げていると合格も逃げていきます。

理解して覚えるというのは理論については相当時間がかかるものだという覚悟を持ってぼくの場合は取り組んでいました。

 

スッと覚えられる人はそれで良いかと思いますが、単純に理論を覚える時間が足りていない、ということが多いので時間の確保を意識してみましょう。

 

授業と理論で手いっぱいであればそこまででよいですが、もうひと踏ん張りできるのであれば時間を意識してのミニテストや基礎問題の確認をしておきましょう。

 

計算問題は解法(解き方)を覚えて身につくかどうかでスピードが変わります。問題を解く反射神経というか、解法が浮かぶがどうかがポイントです。

 

解法を忘れることがこの時期になると多いので、実際に電卓をたたかなくてもよいですから、計算式までを書けるかどうかミニテストや基礎問題で確認することがおすすめです。

 

いまの時期は、電卓をたたくことよりも忘れ止めをするほうが優先順位が高いので、いかに解法を忘れないようにするか。

 

あとは時間がないなりの練習として、本番を少し意識した時間の使い方をしてみるというのもいいでしょう。

基礎問題を解くときには時間制限がありますのでその時間ギリギリではなくて例えば10%、15%ほど早く解けないか、ということを意識してみましょう。

 

試験本番は想像以上に時間が早く感じます。時空が歪んているんじゃないかと思うぐらい60分なんかあっという間に過ぎていきます。

集中していればこそなのですが、基礎問題でもその集中力と時間がないプレッシャーを経験しておくのはとても大事です。

 

本番では問題を解ききれないことも科目によってはあるでしょうから、なおさら時間配分という意味ではコントロールすべき部分でもあります。

 

計算問題は瞬発力勝負だとぼくは考えていますので、そのような意味合いでも時間設定を少し短くして取り組んでみると、時間がない今の時期には良いトレーニングになります。

 

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まとめ

ぼく自身は理論に苦手意識が強かったので、特に理論は意識して時間を作ってやっていました。

この時期とはいえ、「やらない」という選択肢はキケンですので、時間を見つけてコツコツやりましょう。

まずは自分が絶対やり切れるスケジュールの設定を。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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