利き手と逆の手で電卓を打つ必要はあるか

練習してみる価値

練習してみる価値

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

多くの受験生の悩みのひとつに「利き手とは逆の手で電卓を打てる方がいいのか」ということがあります。

 

結論から申し上げますと、打てた方が問題を解く上ではいいがそれほど気にする必要はない、ということ。

 

ぼく自身は練習をして利き手とは逆の手(左手)で電卓を打てますが利き手では早く打てません。またキーボードのテンキーは利き手(右手)で打っているので器用と言えば器用かなと。

 

気にしなくてもよい理由やトレーニング方法について解説をします。

 

目次

逆の手電卓を気にしなくてもよい理由

シンプルですが逆の手で電卓を打てなくても合格することはできるからです。

 

ぼくの周りの税理士さんだとほとんどの方が自分の利き手で電卓を打っていますし、受験生時代からずっとそうだからです。電卓をどちらで打つか、ということそのものには当たり前ですが合否は関係ないです。

 

慣れているほうで打った方が早いというのはありますが、利き手とは逆の手で電卓が打てるとペンを持ち変えなくて済む、つまりスピードは上がります。利き手で電卓を打つスピードと逆の手で電卓を打つスピードが同じならペンの持ち替え分だけ解答時間に差が出ます。

 

右手が利き手の場合を例にして考えてみましょう。

 

利き手で電卓を打つスピードを10とし、逆の手で電卓を打つスピードを仮に6とします。

ペンの持ち替えは1とします。持ち替えるとスピード減りその分解答時間が減ります。

 

右手でペンを持った状態で右手で電卓を打つわけですのでペンを置くか、右手の親指で掌にペンを押し付ける形で保持をします。

 

電卓を打つポジションに入ったとき、電卓を打って計算をしたあと計算結果を書き写すとき、この2回はペンを持ち替える時間が必要となります。

 

右手で電卓を打ち、解答をするのに10-1×2回=8

左手で電卓を打ち、右手で解答をするのに6

となります。

 

逆の手で電卓を打つスピードが8なら良いですが、結局のところは8ではなく6や5の方も多いかと思います。そうなると慣れない逆の手で電卓を無理して打つよりかは慣れている利き手で打つ方が解答にかかるスピードは速いでしょう。

 

わずかな時間と言えますので利き手で電卓を打つスピードが早ければ問題にはなりません。

 

ではなぜぼくが利き手とは逆の手で電卓を打つ練習をして打てるようにしたかというと、そもそも電卓を打つスピードが遅かったからです。

 

たぶん下から数えたほうが早いぐらい、電卓を打つのが遅いです。元々遅いところにペンを持ち変えている時間を含めると利き手で打った方が相当に遅くなります。

 

それゆえ、利き手とは逆の手(左手)で電卓を打ったほうが早い、という方向性に至りました。

 

いま利き手で電卓を打っていてあまり他の受験生と差を感じないのであれば、無理をして利き手と逆の手で電卓を打つ練習をする必要はないです。

 

むしろ、ぼくと同じようにどう見ても電卓を打つのが遅い場合には、ペンの持ち替え時間も含めて考えると利き手と逆の手で打てる方が効率が良くなる可能性が高いです。

 

そういう方は以下の練習方法をトライしてみてください。

 

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逆の手で電卓を打つトレーニング

普段使う手とは逆の手で電卓を打とう、ということなので多少なりともトレーニングは必要です。

 

ぼくが意識してやっていたことをピックアップします。(左手で打つことを想定しています)

 

①ホームポジションを守る

キーボードと同じく電卓にもホームポジションというものがあります。数字の5のところにマルなどでマークがあるはずです。

電卓アップ

 

ここが左手の中指です。ここ中心にして指がうごきます。

 

中指のホームポジションからはそのタテ列にある8,5,2,00は左手中指で、この列の左側タテ列にある7,4,1,0は左手の薬指で、右側タテ列にある9,6,3は左手人差し指で打鍵します。

 

四則演算の+、×、-、÷はぼくは左手人差し指で打鍵していました。

 

このルールを意識しておくのが大切です。

 

②キーボードのブラインドタッチ

キーボードのブランドタッチができるとある程度電卓についてもブライドタッチできるようになります。

 

というのもルールと言うかホームポジションに手を置いて盤面を見ずに入力するという点では同じだからです。

 

イータイピングというキーボード練習アプリがブラウザでも用意されていますのでたまにトライしてみましょう。

 

今の時点でキーボードのブラインドタッチができるという方はこの練習はやらなくても良いでしょう。

 

③あとは練習して慣れる

シンプルですがあとはひたすら練習して慣れるしかありません。途中であきらめてしまいたくなる気持ちもわかりますが、あくまで電卓はツールでしかありません。

 

心配しなくても税理士試験を上ってしまえばドンドン入力スピードは遅くなります。ぼくの場合は、消費税法と相続税法の受験をしていた時が一番早かったように思いますが、いまではかなり遅くなりました。

 

お見せするのが恥ずかしいですが、恥を忍んで左手で入力する様子を置いておきます。

 

この程度でも合格しますので励みにしてもらえればうれしいです笑

 



まとめ

電卓を早く打つコツとか時々聞かれるんですがある程度リズムよく打てると早いでしょうね。

 

気が向いたら気分転換がてらトライしてみてください。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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