もうすぐ12月、年末です。
年が明けるとすぐに確定申告が始まります。
ご自分で確定申告をされる方にコツをお伝えします。
コツその①資料集め
確定申告のコツは資料集めです。
資料がちゃんと集まれば、申告作業は終わります。
所得の種類から
フリーランスのひと→報酬の支払調書(報酬を払った法人から)
給与所得のひと→給与の源泉徴収票(お勤め先の会社から)
年金所得のひと→年金の源泉徴収票(年金機構から)
不動産所得のひと→賃料収受用のお通帳、費用払出用のお通帳、費用関係の領収書(ご自分で)
となります。
いずれも1月末には手元にあるはずです。
所得控除の種類から
医療費控除→医療費の領収書
社会保険料控除→社会保険料の支払通知書、領収書
小規模企業共済等掛金控除→控除証明書(最近はやりのiDeCo(イデコ)もここです)
生命保険料控除→控除証明書
地震保険料控除→控除証明書
寄付金控除→寄付金の領収書
となります。
これらはいずれも、年内でほとんど揃います。
私もお客様に、年明け以降資料の依頼をしますが、
なくしてしまわれるお客様が非常に多いです。
なくさないように気を付けましょう。
コツその②ソフトウェアを使う
申告書を手書きにこだわる必要は全くありません。
むしろ手書きだと計算間違い、書き間違いなどが発生します。
その点、ソフトウェアであれば、計算間違い、書き間違いは発生しませんのでお勧めです。
その中でも、国税庁の確定申告書等作成コーナーが一番です。
税金計算の仕組みが詳しくわからなくても、
順番に手元の資料から数字を入力すれば、あら不思議。申告書完成となります。
プリントアウトして無事提出です。
これはチャレンジする価値が非常に高いと思います。
プリントアウトすら面倒な方は電子申告もできます。
マイナンバーカードが必要になりますが。
おわりに
不動産を売却した場合の譲渡所得は、ご自分でされる場合は難易度があがりますが、
絶対に出来ないこともないと、個人的には考えます。
時間や手間が惜しい方、税理士にチェックしてほしい方は
税理士事務所や会計事務所に相談に行っても良いでしょう。
その際には見積もりを依頼して、ご自分でされる場合の時間・手間との費用対効果を
見比べてみてはいかがでしょうか。
私の場合は、お客様には年末年始に資料を整理することをお願いしています。
年明け以降の資料が届いたら、あとはソフトウェアに入力するだけという状態がベストです。