確定申告(所得税)のコツ

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3dman_eu / Pixabay

もうすぐ12月、年末です。

年が明けるとすぐに確定申告が始まります。

ご自分で確定申告をされる方にコツをお伝えします。

 

コツその①資料集め

確定申告のコツは資料集めです。

資料がちゃんと集まれば、申告作業は終わります。

所得の種類から

フリーランスのひと→報酬の支払調書(報酬を払った法人から)

給与所得のひと→給与の源泉徴収票(お勤め先の会社から)

年金所得のひと→年金の源泉徴収票(年金機構から)

不動産所得のひと→賃料収受用のお通帳、費用払出用のお通帳、費用関係の領収書(ご自分で)

となります。

いずれも1月末には手元にあるはずです。

所得控除の種類から

医療費控除→医療費の領収書

社会保険料控除→社会保険料の支払通知書、領収書

小規模企業共済等掛金控除→控除証明書(最近はやりのiDeCo(イデコ)もここです)

生命保険料控除→控除証明書

地震保険料控除→控除証明書

寄付金控除→寄付金の領収書

となります。

これらはいずれも、年内でほとんど揃います。

 

私もお客様に、年明け以降資料の依頼をしますが、

なくしてしまわれるお客様が非常に多いです。

なくさないように気を付けましょう。

 

コツその②ソフトウェアを使う

申告書を手書きにこだわる必要は全くありません。

むしろ手書きだと計算間違い、書き間違いなどが発生します。

 

その点、ソフトウェアであれば、計算間違い、書き間違いは発生しませんのでお勧めです。

その中でも、国税庁の確定申告書等作成コーナーが一番です。

税金計算の仕組みが詳しくわからなくても、

順番に手元の資料から数字を入力すれば、あら不思議。申告書完成となります。

プリントアウトして無事提出です。

これはチャレンジする価値が非常に高いと思います。

 

プリントアウトすら面倒な方は電子申告もできます。

マイナンバーカードが必要になりますが。

 

おわりに

不動産を売却した場合の譲渡所得は、ご自分でされる場合は難易度があがりますが、

絶対に出来ないこともないと、個人的には考えます。

 

時間や手間が惜しい方、税理士にチェックしてほしい方は

税理士事務所や会計事務所に相談に行っても良いでしょう。

その際には見積もりを依頼して、ご自分でされる場合の時間・手間との費用対効果を

見比べてみてはいかがでしょうか。

 

私の場合は、お客様には年末年始に資料を整理することをお願いしています。

年明け以降の資料が届いたら、あとはソフトウェアに入力するだけという状態がベストです。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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