マーケットインとプロダクトアウト、どっちでいくか考えてみると

マーケット

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おはようございます、京都の所属税理士takasagoです。

独立後の最大の課題はズバリ営業だとぼく自身は考えています。なにしろ顧問ゼロからのスタートですからね。

どんなふうに営業していけばいいのか、マーケティングしていけばいいのか。

なんとなく考えていることもあるのですが、やはりやったことがないので机上にはなります。

それでも考えないよりいいと思うので今日はマーケットインとプロダクトアウトについてアウトプットして考えてみます。

 

目次

マーケットインとプロダクトアウト

マーケットインとプロダクトアウト、なんとなく見聞きしたこともあるかと思います。

ぼく自身は先日この本を読んで、あぁなるほどな、と思った次第です。

 

本書によるとプロダクトアウトとは

[list class=”li-niku”]

  • 商品起点の考え方
  • 「もの」から考える
  • 商品中心主義
  • 商品の確保が必要
  • ものが足りない地域・時代に有効

[/list]

 

そしてマーケットインとは

[list class=”li-niku li-mainbdr main-c-before”]

  • 顧客起点の考え方
  • 「ニーズ」から考える
  • 顧客中心主義
  • 顧客の理解が必要
  • ものが溢れている地域・時代に有効

[/list]

と解説されています。

 

確かに大企業や長年市場で生き残ってきて強みが確立されている場合には、プロダクトアウトでもイイと思います。

税理士業界でいうと、例えば某会計ソフト会社とか、相続専門税理士法人とか、強みとして非常に尖った部分をお持ちで、既存顧客も多いと思いますのでプロダクトアウト発想のマーケティングをしても見込みが立つと思います。

 

一方でぼくのように独立したて、開業したて、顧客ゼロからのスタートといった場合、自分でこういうものがイイということを深く考えるより、お客様のニーズに応じて対応していく、提案していく、というマーケットイン発想のマーケティングが必要かなと。

 

先日も書きました「期待を知り、丁寧に満たし、大胆に超えろ」というのは本書で提案されていたことです。

 

ともすると税理士としての業務はなんとなく申告業務をこなしているように外(=第三者、ここにはお客さまも含みます)からみると感じられるようです。

 

ぼく自身は今まで「お客様のお困りごと起点で業務にあたる」という視点が欠けていたのかもしれません。

新規参入組として後発組としてはそこから丁寧にやっていこうと改めて感じました。つまりはマーケットイン視点を大切にしておきたいと。

税理士業にとってのプロダクトとは

税理士にとってのプロダクト=製品というと、やはり申告書・決算書になってしまうのかなと。

 

申告書・決算書なんか誰が作成しても同じだろうと思うかもしれませんが、じつは必ずしもそうではない。

例えば項目として雑収入なのか、特別利益なのかで経常利益の金額が変わりますし、その分外から見た時に数字の印象というのも変わります。

 

決算書・申告書の品質宣言というのも時折目にしますが、税理士が作っているから品質が担保されるモノでもありません。ましてや書面添付を付けているから問題なしというワケでもなく。

 

特に記帳代行丸投げの場合には、税理士事務所側で不明瞭な取引やこれはよくわからないな、という出金などがある場合には「役員借入金」でお客様が知らない間に処理されていたり、ということも発生します。

 

AI・ITが発達すると今後なくなる職業に税理士が取り上げられたりしますが、それは税理士を単なる税務書類作成屋さんと捉えると確かにそうだなと。

 

なので単なる税務書類を作成することだけを押し出すのではなく、お困りごと起点で自分の仕事を見つめなおしたいなと考えた次第です。

脱税や違法行為をしたいという相談には応じることはできませんが(笑)

まとめ

引っ越し先も決まり、独立に向けてどんどん加速してきました。

それと同時に独立後に何をするのか、何をしないのか、具体的に考えていくことも増えてきました。

体調に気を付けてコツコツやっていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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