ブログを始めた当初の大きな勘違い3つ

文章を書くのは難しい

文章を書くのは難しい

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

ブログを2017年11月11日に始めておよそ2年半たつわけですが、最近ようやく安定して読んでもらえるようになってきたかなと(そうは言っても上には上がいます)。

思い返してみると始めた当初には勘違いをいくつかしていたので大きなものを3つほどピックアップしてみました。今から始めようという方の参考になれば幸いです。

 

目次

書けば読んでもらえるハズ

タイトルの通り大きな勘違いをまずはしていました。書けば読んでもらえるはずだと。

今思うと傲慢でしかなかったのかなと思うのですが、とりあえず書いてみようという意識が強く読んでもらう努力というのを全くしていませんでした。

 

状況にもよるかなと思うのですが僕自身はブログを始めた当初はペンネームのような形で書いていましたし、職場はもちろんのこと自分の身の回りの人にもほとんどブログの事を言っていませんでした。

 

今お勤めの方だと状況によってはブログをやってることを伏せたいという方もいらっしゃるでしょうし、独立した後でもブログのことをなかなか打ち明けられないということもいらっしゃるかもしれません。

 

ただ何で自分がブログをやっているかと言うと自分のことを知ってもらうためであり、広い意味で営業のためでもあります。

 

そこを考えると書けば読んでもらえるというのは一部の文章が上手な人や有名人に該当するのであって、名前を伏せて書いている誰とも分からない人のブログを読む人は多くないです。

 

つまりは書けば読んでもらえるというわけではなく、読んでもらえるための工夫が少し必要なのかなと思います。

 

僕の場合で言うと11月11日に始めたブログでしたが、年末から確定申告にかけて忙しくなりとにかく書き続けるという事しかしていませんでした。

継続するしかないかなと思っていたのですがひと工夫が足りなかったように思います。

 

実際には春頃から Twitter でブログの更新情報を流したりして Twitter で情報発信を追加するようになって少しだけですがブログの読者の方が増えてきました。

 

 Twitter の使い方というのは難しい面もあるのですが情報発信ツールとしては僕は良いものだと思っているので、もし今ブログを書いていてもうひと工夫したいなーということであれば Twitter に投稿してみるのも良いでしょう。 

 

Facebook の使いようによっては情報発信ツールになりますが、あまり情報発信ツールというよりも自分の身の回りのことを発信するツールとして使っている方が多いので、広く読んでもらうという意味では Twitter の方が有効かなと。

 

独立している方であればメールを送る際にアドレスや自分の名前などを末尾に記載することがあります。

ブログの URL や事務所のホームページのアドレスを載せておくと読んでいただけることもあるので、地味ではあるのですが自分にできる人工夫としてはそういうことを心がけています。

 

一朝一夕でブログを読んでもらうことは一部の限られた人でしかなくまたそういった情報は目立ちますので、ブログを始めたときは PV 数をあまり気にすることなくまずは文章を書く習慣をつけることを意識してみてはどうでしょうか。

 

 PV数にとらわれすぎると、モチベーションの維持がしんどくなるかなというのは僕の実感としてあります。また実際でもブログを止めた方などから話を聞くと読んでもらえない、という理由があることがあります。

 

何のためにブログを書くのかどこまで継続したいか目標と目的をある程度設定しておいた方がよいです。

自分には文章が書けるハズ

今でこそ多少なりとも、文章量としては書けるようになってきましたが当初は自分にだって文章が書けるはずだという勘違いをしていました。

 

そもそもの勘違いの原因としては税理士試験を突破して聞いているんだし、理論問題を解くのにたくさん文章を書いてきたじゃないかという変な自負がありました。

 

よくよく考えてみると税理士試験の理論問題は内容にもよるのですが、丸暗記で覚えたことを書く場合もあり自分が考えたことを文章としてアウトプットするトレーニングにはあまりなっていないような気がします。

 

読書感想文があまり得意ではなかった学生時代で考えてみると、インプットした本の内容を自分の言葉で説明するアウトプットができていなかったにもかかわらず、なぜ自分に文章が書けるという勘違いをしていたのかは今思い返すと恥ずかしいです。

 

今でも文章量としては書けるようになってきていると思いますが、内容が皆さんに響いているかどうかや読みやすい内容になっているかというのは自信に満ち溢れているわけではありません。

 

またモチベーションによっては今日は書きたくないなぁ気力がないなぁということも時々ありますので、文章を書くことを仕事にしている方はこの辺りをどうしているのか聞いてみたいです。

 

実際当初のブログを見返してみると最初のうちは本当に1000文字とか、場合によっては1000文字を切っている内容のものもありました。

 

長ければいいというものでもないのですが1000文字だと原稿用紙400字詰めで2枚半ですので分量としては少ないかなとは感じます。

 

読みやすさであったり内容がしっかり伝わるかどうかというのは文章量とは関係なく、自分の言いたいことや伝えたいことがきちんと表現できるかというのは今でも自分の課題だと感じています。

 

文章を書く特殊なトレーニングを受けたわけではないので、どこまでやるかというのは難しい問題ではあるのですが、少なくとも自分のアウトプットとして考え方をまとめる能力というのはコツコツやり続けてきたからこそかなと。 

 

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問い合わせがたくさんくるハズ

これも今思い返すと恥ずかしい限りなのですが、独立した当初はこれだけブログをやっているんだからもっとたくさん問い合わせがくるだろうという変な自信がありました。

 

実際にはゼロベースでスタートしたなぜ去年の今頃はものすごく暇をしていたのはここだけの話です。お客さんもいらっしゃいませんでしたし今思うと何してたんかなと。

 

周りの独立した税理士の先輩方に話を聞くと、めちゃくちゃ忙しくなったという方もいらっしゃいますが、割と皆さん結構暇やったみたいなことを耳にして少し安心している自分がいました。

 

ブログをやっていると PV 数ももちろん気になるのですが、問い合わせやご依頼というのも WEB からすぐに来るものだと僕の場合は勘違いをしていました。

 

読んでもらえるブログとご依頼を頂ける内容かというのはまた少し話が違うようで、  PV 数が上がってきてもご依頼が頂けないことももちろんありますし、 PV 数が低くてもご依頼をいただけるケースもあるようです。

 

僕の場合はブログの方は割と PV 数が安定してきているのですが、そこから何かご依頼に繋がるかと言うとしょっちゅうあるわけではないです。

 

ブログと事務所ホームページを分けているのでご依頼という点では事務所ホームページからは圧倒的に多いですしそういう導線をつけているのですが、お問い合わせをいただく・ご依頼をいただくというのはやはり一段ハードルが高くなります。

 

ブログや事務所のホームページを自分で作って運営したいと考えている方は、下でご紹介する2冊の本が僕の場合はとても参考になりましたのでご一読いただけたらと。

 

一般的には PV 数に連動して問い合わせやご依頼が増えてくるかなと思うのですが、必ずしもそうではないですし PV 数を稼ぐことだけがブログの目的になってしまうと モチベーションとして上がってこないことも考えられます。

 

というのも今例えば WordPress でブログを書くとするとどこから検索して入ってきてくれるかと考えた時に多くの場合が Google の検索から流入してきます。

 

ブログを書いていらっしゃらない方はあまり意識したことがないかなと思うのですが Google の検索のシステムというのは定期的にアップデートされます。

 

非常に複雑なアルゴリズムで運用されているそうでこれが変更になるとブログや事務所ホームページの表示順位がガクンと下がったりすることもあるようです。

 

 Google に支配されている状態とも言い換えられるでしょう。

 

お互いに良い信頼関係を築けるお客様に見つけていただくためにはコツコツと情報発信するというのも大切です。

お問い合わせをいただくにしても時間がかかるということを頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。 

まとめ

勘違いを3つほど挙げてみましたが、今思い返しただけでも恥ずかしい限りです。

ただコツコツとブログを書くことを続けて、内容を推敲して見直したり、読んでもらえる工夫をし、問い合わせには真摯に対応する。

シンプルなことなのですが、シンプルだからこそ難しいのかもしれません。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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