おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
税理士試験本番までおよそ2週間となりました。もうラストスパートをかける時期ですし、ここからは体調もよくしておきたいところです。本番までに注意したいことをまとめます。
体調の変化に注意
体調が悪いと試験を受けるにしてもモチベーションが下がってしまいます。
特に朝イチの受験科目の方(簿記論、法人税法、固定資産税)は、朝9時から試験開始ですので30分まえに着席していようと思うと、普段よりも早めに朝起きる必要があるやもしれません。
朝型の方は問題ないですが、夜型の方はリズムとして朝の試験にそろそろシフトチェンジしたほうがよいでしょう。そうでなくてもこの時期には夜遅くまで勉強したくなる気持ちがありますし、不安な気持ちがあるとそうなりがちです。
ぼく自身は税理士事務所に勤務する前は医療機関で医療事務、しかも当直事務(朝9時から翌朝9時までの勤務)をしていましたから、ことさら体調には注意するようにしていました。
ここからは本番に向けて生ものやこってりしすぎたものは食べないようにしていて専ら和食中心の健康的な食事を心掛けていました。
今年はこれに加えて手洗い・うがいも入念にしておきたいところです。試験当日は熱が高いと試験を受けられないという情報がありますので(37.5℃以上は会場に入れない)、体調管理の重要性が増しています。
しっかり睡眠をとることも重要ですので自分が普段からこれぐらい寝ればスッキリ起きれるという睡眠時間は何となく把握しているでしょうからその時間の睡眠は確保しましょう。ぼくの場合はだいたい7.5時間は寝るようにしていました。
エアコンなどについても暑くて寝れないよりかは多少の電気代ですから環境を整えることを優先していきましょう。
2週間前からやめていたことをまとめると
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- 夜更かし、徹夜
- 生もの
- こってりしたもの
- お酒
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体調管理のためにも自分で取捨選択してできる範囲で努めましょう。
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試験本番にはガッと上がらないであろう気持ち
よく試験本番になればスイッチはいるんだよ、というタイプの方がいます。ぼくも以前はその傾向が強かったですが、そのスイッチは本番だと緊張しすぎてスイッチが入らない、誤作動を可能性があります。
ガッと集中できればいいですが、普段と違う場所で大勢の受験生が周りにいると否応なしに緊張するものです。普段から緊張しろとは言いませんが、そろそろ本気のスイッチを入れたほうがいいタイミングです。
気持ちが緩みすぎていると何かポカする可能性もありますので、ある程度本番を想定した勉強をしておく必要もあります。なにせ年一回の試験ですからね。
今年でいうとマスクをつけて試験を受ける必要がありますので、その状態で少なくとも2時間を過ごせるか、集中できるかは試しておいたほうがいいでしょう。
いまの時期は不安になるものです。それはしっかり勉強してきたことの裏返しでもあるとぼくは考えています。
なので本番を迎えるにあたり自分はできる!と言い聞かせるのも必要なことです。そういう意味で気持ちを整えておく、不安になりすぎない、ということを心掛けていました。
具体的にはいまから何か突飛なことをするのではなく、目の前の自分の課題ややるべきことをコツコツとやる、粛々とやっていくことです。
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試験当日に持って行ったもの(汗かきの人向け)
試験当日に持っていったものでコレは役に立ったぞ!というものがあるかなと思い返してみたところ、汗かきのぼくは圧倒的に以下の2つでした。
ひとつは、着替え。
試験会場と自宅の位置関係にもよりますが、家から出て会場に着くまでけっこうな移動を伴うことが多いです。
そうなるとこの時期ですから相当汗をかくことになります。汗でべっとりした状態で受験するのは気分的にイヤだったので、試験本番では着替えを持っていってトイレで着替えていました。
Tシャツだけでもサラッとしたものに着替えられるとけっこう気分が違います。制汗の汗拭きシートでサッと拭いて着替えるとより効果的でした。
もうひとつは、凍らせたタオル。
汗かきのぼくには夏の受験がとにかく嫌だったのですが、そうも言ってられないのでなんとかしなければいけません。
身体のほてりを取るためにできることと言えば血液を冷やすことが効果的だそうです。なので凍らせたタオルを持っていって首筋やおでこに充てたりしていました。
本番前の理論・計算の比率
ぼく自身は計算問題については割とよく解けるほうだったのであまり心配していませんでしたので、課題は理論問題にありました。
理論問題がものすごく得意な方はあまり見かけないのですが、ここから2週間でどれだけ理論を再定着させてることができるか。もっというと本番でどれだけ覚えているかなので、ぼく自身はこの時期は理論をひたすら詰め込んでいました。
割合でいうと7:3で理論:計算ぐらいのイメージです。
試験後に忘れてもいいやぐらいの気持ちで暇さえあれば理論テキストを開く、読む、暗唱する、タイトル上げをする、を繰り替えしていました
自分自身が理論と計算、どちらが弱いのかある程度把握しているでしょうからここからは割合を考えつつ勉強時間の配分が必要です。
また間違いノートを作っている方は弱点がそこには詰まっていますので、見返しておいて気になる箇所があれば基礎問題を少し解きなおしておきましょう。
電卓を入れる必要はなくて計算式まで書ければひとまずOKです。
改めてお伝えすると、税理士試験ではみんなが合わせてくる問題は拾えないと戦いとして厳しくなります。問題を見たとき、この問題はイケる!という手ごたえを感じた時ほど気を引き締めて取り組みましょう。
一点でも多く点数を拾うためにアタマは冷静に、でも急ぎつつ焦らず。そして諦めないようにしましょう。
まとめ
今年は受験にあたってイロイロといつもと違う環境が多かったと思います。授業がオンラインになったり、自習室が使えなかったり、イロイロと苦労することも多かったでしょう。
でもそれらを乗り越えてここまでこれたのですから、あとはしっかり本番で冷静に取り組めるようにコツコツ準備していくだけです。
ここまでこれたことについてサポートしてくれた周囲の方への感謝と自分の頑張りを再認識しつつ、いい状態で本番に臨んでもらえればいいなと。
よい結果が得られるように祈っています。