置かれた場所でいかに勉強時間を作るかが勝負

工夫して勉強時間の確保を

工夫して勉強時間の確保を

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

税理士試験の受験生の皆さん、もう一週間ほどたちますが改めましてお疲れさまでした。

通常の受験スケジュール(8月上旬の試験日)であれば8月末と言えばもうだいぶんと休んだ感がでてきますが、まだ一週間しかたっていないんですね。

 

Twitterを拝見していると受験生の一部の方はもう来年の受験に向けて動き出しています。

受験で何が大切か聞かれることが多いのですが、方向性を間違えずに諦めないということと勉強時間をいかに作れるか、に尽きるのかなと。

 

勉強時間をどう作るか考えてみましょう。

 

目次

何かを削らないといけないのか

何か(家族との時間や趣味など)を諦めないといけませんか?と聞かれることもありますが、ぼくの周りの税理士さんは受験生時代に何かしら犠牲にしている方が多いです。

 

厳しいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、ある程度は覚悟しておかないと中々合格に近づきにくいというもの事実かなと。勉強の優先順位を上げて行きましょう。

 

ぼく自身も趣味という趣味もせず、ひたすらに受験勉強に打ち込んでいました。というかほかのことをやる余裕がなかった。

 

趣味の時間は気持ちのリフレッシュ、モチベーションをあげるためにもちろん大事でしょうが、趣味とは楽しく没頭してしまうものですので注意が必要です。ある意味あきらめが必要。試験が終わった後にやりましょう。

 

家族との時間ももちろん大事ですが、家族の理解が必要です。これも試験がを終わったらより時間をさけるように工夫することを宣言するなど、未来を描きながらも工夫が必要です。

 

家族との時間を取るために家族との生活時間を少しずらすということも工夫として大切です。それもあって、ぼくは受験生時代に朝100分勉強することを自分に課していました。

税理士試験の社会人受験生へ送る、朝100分勉強法のすすめ

 

お給料もそうで、税理士試験の受験にはそれなりの勉強時間が必要ですが、仕事が忙しくて勉強する時間が取れないとそもそも難しい。

 

なので勉強時間を確保するために仕事を変える、お給料が多少下がっても時間確保を優先するほうがいいケースもあります。

 

税理士事務所に就職・転職をすると、いわゆる繁忙期(12月~3月と5月)に受験生が脱落していくことがよくあります。そうなってしまっては本末転倒なので、何が優先かはよく考えたほうがいいでしょう。

 

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誘惑が多い場合

誘惑が多くて勉強に身が入らない、という方もいます。ぼくの場合は仕事が終わって帰宅をするとスマホを触ったりお酒を飲んだりで勉強できないことが多かったです。

 

それもあって仕事の後には勉強をしない、と決めていました。

 

あとは自宅にいると難しいという場合もあるでしょう。お子さんが小さいとか、家で勉強するのが難しい場合もあると思うので、そういう時は家で勉強しないということを決めておくのもよいです。

 

ぼくの知り合いの社労士さんは朝は6時半に家を出て、7時から8時半まで職場の近くのマクドナルドで勉強をし、そこから職場に向かうという生活を続けて資格を取った方もいました。

 

自宅でやれないならいっそやらない、そういう工夫も必要です。スマホを触ってしまうのであればタイムラプスで自分の勉強風景を撮影する、なんて工夫をしている方もいらっしゃるようです。

 

物は使いよう、そして来年の試験のことを考えると長丁場ですし始まったところですから、色々と工夫の仕様もあります。

 

いまのうちに自分のスタイルを確立する試行錯誤をしておくことが重要です。

 



モチベーションに左右されない

モチベーションが上がらなくて勉強がやれない、というのもぼく自身も経験があります。確かに勉強そのものに対してネガティブに感じているとモチベーションが上がらない、ということはよくあります。

 

継続するというのはいかなる習慣化においても難しい面があります。

 

でも自分がモチベーションがあがらなくて勉強ができない間に、ほかの受験生は勉強をしているかもしれない、そう考えてみるとどうでしょうか。

 

モチベーションが上がらない、ただそれだけで遅れを取るのはもったいないです。

 

税理士試験は公表上は60点を取れば合格、と言われていますが相対評価としてほかの受験生よりも点がとれていないと合格できないという側面があります。

 

モチベーションというのはやっかいで、余り波がないほうがもちろん良いですが目に見えないものでもあるので、モチベーションが下がってもやるためにまずは手をつけてみることをお勧めします。

 

あーやる気ないな、と思っても5分だけやってみるか、これでよいです。5分だけと思ってやってみたらあともう少し、あともう少しでとりあえずやれてしまうことが多いです。

 

仕事も同じですが、モチベーションの波に飲み込まれないように、うまくコントロールしてくようにしましょう。体調が悪いなどがあれば遠慮なく休むほうがいいです。

 

またスケジュールをカチッと決めすぎると、それをこなすプレッシャーもありますが、プレッシャーに押しつぶされる方もいて結果うまくいかない、なんてこともあります。

 

ぼくの場合は土曜日の午後は予備日、みたいな感じで平日の勉強の遅れをリカバリーする予備の日を設けていました。遅れがなければそこで勉強すればいいだけですので、気持ちの余裕も多少できます。

 

税理士試験のハナシをブログに書く理由と各科目の合格に要した時間まとめ

 



まとめ

専門学校をどうするかとか、科目選択をどうするか、悩みどころではありますが決めたら早めに行動するようにしましょう。

 

基本的なことですがうまく工夫をしながら時間を作っていくことが大切です。

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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