自分のバックアップを取っておく

自分のバックアップ

こんにちは、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

最近よく感じるのが自分にもしものことがあったらお客さまに迷惑がかかるだろうなということ。

ひとりでやっているとこのあたりの心配事は尽きないわけですが、なにもやっていないとそう感じるのだろうとも思っています。

少しずつ手を入れて始めていますので今日はそのことを少し。

 

目次

独り身の心配事

今年37歳になって、健康のことをケアするという年にしています。

 

そんな中で家族が入院したり知っている人が亡くなったりという機会に触れるたびに自分はまだ大丈夫だろうと心のどこかで感じていて。

 

業界的には37歳だとまだまだ若手のひとりですが、世間的には配偶者がいて子どもがいてもおかしくないです。

 

家や車を買って家庭を持っている人もたくさんいるでしょうし、勤めている人でも開業している人でも。

 

自分だけは大丈夫だろうと思うのは正常性バイアスが強く働いている可能性が高いです。

 

もし自分に万が一があっても意識があればなんとかなることが多いでしょうけれど、もし自分の意識がない状態になったらどうなるか。

 

今している仕事、現在進行形のこと、連絡してほしいことや相手、パソコンやスマホの処理などいろいろと気がかりです。

 

世代が近い配偶者がいればまた状況が違うかと思います。

 

ぼくの場合は最近は少し耳が遠くなってきたスマホを使いので精一杯の母しか身近にいません。

 

母より先に万が一があるとさすがに母はとても悲しむでしょうから、ということを考えてのダイエットでもあるのですが。

 

そんな母に後始末を頼むわけにはいきませんし難しいでしょう。そんなことをふとした瞬間に考えることが増えてきました。

 

誰も雇っていない状態ですから自分の事業のことについて少しでも分かる人がいないというのも気がかりな点です。

 

パートさんでもいらっしゃればまだなんとかなる部分もあるでしょう。

 

限界はあるかもしれませんが後顧に憂いのない状態をできれば整えていきたいと考えています。

 

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今後のことを考えておく

今後のことを考えておいたほうがいいかなと思い夏ごろから手を付け始めています。

 

まずはお客様の情報の整理からです。

カルテのようなものを準備しています。オンラインでとか、パソコンでとかデータでとかあるかもしれませんが、印刷しておいておくようにしました。

 

簡単なことですが、連絡先から業務の進め方、資料の場所と契約書を添えています。

 

続いては自分が利用しているサービス(主にネット関係)とパソコン、スマホ、あと処分の方法についてもまとめ始めています。

 

これは特にIDやパスワードなどの関係もありますが、それでももし今の時点で自分に何かがあったら母が後始末をやることになるので紙にしました。

 

この辺はご自身の状況に合わせればよいかと思います。

 

あとは遺言です。

自筆遺言を書いていて、それほど細かいものではないですし相続税がかからない範囲なのでその点は問題ないです。

 

まぁもし仮に相続税がかかったとしても自分では申告書をかけませんので。財産の一覧とネット関係のものは同じくID・パスワードを添えています。

 

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万全は難しい

準備をしていくと万全にするのは難しいなというのは感じます。

 

最終的にはお客さまには次の税理士を探してもらうことになるでしょうし、すべての手続きを母が満足にできるかというとそういうことも難しいでしょう。

 

もし母に万が一のことがあれば弟がいますがどこまで頼れるかは不明です。

 

そのように突き詰めていくとどこかしら不具合があるなとは感じています。

 

なのでお客さまにはそういう可能性が万が一でもあり得る(ひとり事務所で独り身)ということはご理解をいただいているつもりです。

 

お互いに契約解除できるような内容に契約書上しています。

 

万全は難しいけれどもそれでも何もしないというのはマズいですし状況をさらに悪くするだけだと思いますので、できる範囲でやっておくに越したことはないです。

 



まとめ

自分のバックアップについて書いてみました。

状況は人それぞれかと思いますがぼくの場合は独り身ですのでまたすこし家庭がある方とは違った内容になっていると思います。

やったほうがいいけれど後回しにしていることはひとつずつ手を付けていきたいものですね。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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