独立後にもいろいろと情報発信をしていますがよく「なんのために?」とか「ほかにやることあるのでは?」みたいなことを聞かれたりします。聞かれないまでも思われているかもしれません。独立後に情報発信を続ける理由を書いてみました。
知ってもらうため
まずはなによりも自分のことを知ってもらうためです。
情報発信をしないと税理士業をしている私のことをしってもらうことをほかの方法で考えなければいけません。
いまの情報発信としては
- このブログ
- 事務所ホームページ
- メルマガ
- YouTube
- SNS
といくつもあります。
全てが仕事につながるというわけではないですが、それが初めからわかっていれば誰も苦労はしません。
自分に合う合わないの軸、また知り合いになりたい人とのツールそのものの相性もあります。
例えば相続税の仕事をしたいと考えている場合にYouTubeだけで情報発信することはかなり偏っているかなと。
相続税の仕事の対象になるのは比較的ご高齢のかた、そのお子さんが多いです。
その場合、80代の親世代のかた、またお子さん世代でも60代のかたが多くを占めます。もっと年齢が上の場合もあります。
そう考えるとその世代以上の方がYouTubeをどれだけ普段から見ているか。またインターネット経由で相談をすることのハードルは高いのではないかと考えています。
仕事と情報発信ツールの相性も実はあるということです。
でも最初の一歩目としては自分のことを知ってもらうことを優先するインターネットがメインの営業活動をしていますので、いろんな媒体でキッカケを作っていくのがよいです。
コチラが提供できること、それにより体験できることを想像しやすくしてもらい何かのきっかけになればと。
相手に何がきっかけになるか、というのはこちらで推しはかることはできても、決めることはできません。
知ってもらうことがまず一歩目とかんがえているため情報発信を続けています。
楽しくなる過程があるから
情報発信はどれも割と続いているのですが最初から楽しい、というわけではないです。
むしろ楽しくないというか淡々とやっていく時期もあります。
ブログや事務所ホームページは更新を長く続けていますが最初は全然読まれませんでした。
アピールの仕方もうまくなかったのもありますし、誰にも言わずにブログは始めたので余計に読まれるまで時間を要したというか。
けどその時間のうちに、自分でいろいろ工夫していくことができます。
その工夫の過程を通して情報発信することの楽しさも感じるようになってきました。
いまはYouTube動画に取り組んで半年ほどたつのですが、好調!というわけではなくむしろ低調な状況です。
ここにテコを入れるために動画作成のセミナーに参加したりしています。
このように自分に足りないものを感じたり考えたりしてそれを補う方向でいろいろ試せるのが情報発信をする理由の一つでもあります。
自分ができることが増えるとやはり成長を感じやすいですしそれがPV数などに表れてくるとそれもまた楽しいものです。
結果がでないとやはり苦しく楽しくない時期も確かにあるのですが、それを乗り越えていく楽しさを今まで何度か感じたのでそれに向けて頑張れる、ということもあります。
PV数だけを追い求めるのではなく自分のスキルアップという意味でいろんな情報発信に取り組んでいます。
自分の考えを整理できるから
情報発信として書いたり話したりすることを通じて言語化をすることができます。
アタマのなかで考えていることが文字として出てくることで整理されることというのは結構あります。
私の場合はひとりで仕事をしていることもありそういったことを上司や同僚との会話を通じて確認をするということができません。
なのでアウトプットを通して自分の考えがどういうものかを定期的に確認しておくことが必要です。
そうしないと何処かに逸れていったり方角誤りをしたさいに気がつけないことになります。
地図を開いているけれど自分がいる場所がわからずどこに向かっているかわからない状態です。
それを防ぐための情報発信で考えをまとめるということに一役買っています。
お客様とのミーティングがなければ下手をすると家族としか話をしていない、みたいな日もザラにあります。
今の状態は相性の良いお客様とのやり取りを通じてとても心地の良い孤独感がありますが、孤立することとは異なります。
アタマの中を整理し凝り固まらないように外との関係を見つめるということが情報発信を繰り返していると出来ているかなと感じています。
セミナー情報
6月1日(土)独立5年経ってのぶっちゃけ振り返りセミナー
まとめ
情報発信は確かに大変ではあります。いろんな段取りがありそれを形にしていくからです。
でもその過程を通じてこの記事で書いたようなことを実感するとやはり続けやすくなります。
ひとつだけではなくいくつも理由があれば少し休憩したいなと感じたときにも前向きに取り組めるようになりました。
もし情報発信をすることで何かを得たいのであれば自分が続ける理由がいくつかあるといいでしょう。