記帳代行を仕事としてお受けしていますが想像できるかどうかは大事です。レシートを見てどう処理をするか。
資料から想像することが仕訳にうまく反映されます。記帳代行の仕事が合うかどうかについて考えてみます。
レシートから想像してみる
レシートや請求書・領収書などの資料をお預かりしたり共有してもらうことが多いです。
もちろん何の特徴もないこともあれば、これはどういうことだろうか、ということを考えることもあります。
一見すると事業に関係がなさそうと思うレシート関係は特にそうです。
何かしら理由があってレシートをこちらに預けてもらっているわけで、取引の内容であり証拠でもあるのですがなんでだろうか、という想像は必要かなと。
例えば、先日お預かりした資料でガソリン代が二つに分かれているものがありました。
ふたつの封筒にそれぞれガソリン代のレシートが入れられており、アルバイトさんになんで分かれているんですかと聞かれたわけです。
確かにわざわざ分けてもらっているので何かしら理由があるのでしょう。
中身を見ていない状態で聞かれたのですが、ちょっと考えてバイクのぶんとか車の分とかいろいろ想像してみたところ、軽油とガソリンで分けているのではないかと。
消費税の取引上も違う内容で記帳する必要もありますし、封筒の中身を見てもらったらやはり軽油とガソリンで分けてくださってました。
こういうことがちょこちょこ出てくるので面白いと言えば面白いですね。
この手の想像力を働かせて推理してみるということが仕訳入力や仕訳データ作成の面白い部分だと私は考えてます。
だからと言ってすべての人に合うかというとそういうわけでもなく、アルバイトやパートの採用においてもこういうことの楽しさを感じられるほうが続けやすいんじゃないかなと。
ルーティンワークになりがちですし刺激がどんどん減ってはいくでしょう。
そのなかでも自分で面白さを見つけてみる、想像力を働かせてみるというのは継続のコツかなと。
時間を減らす
アルバイトやパートのかたでも長時間で仕事をすることができないかたもいます。育児や看護、介護などいろんな事情があるものですし。
いまでもニーズとして103万円、130万円の扶養の範囲で仕事をしたいという方は多い印象です。
そういうかたでも記帳代行業務、税理士事務所での入力業務をするのであれば仕事の効率を考えられると楽しみを見つけられるのではないかと考えてます。
同じ業務をしても時間が短くできればその分凝縮できますし、短い時間でより仕事に取り組めます。
アルバイトパートのかたの視点に立つと同じ5,000円の給料を考えたときに、1,000円×5時間よりも、2,500円×2時間のほうが3時間短くできます。
そういう仕事の仕方を目指したいと思っているので同じ年収でも短い時間で行えるほうが効率的です。
自分自身も勤めているときには似たようなことを考えていました。事務所への貢献や売上が同じなのであれば、残業が多いよりも少ない方が評価してほしいと。
結局そういう形で要望しましたけれどなかなか受け入れられず、独立したいまは仕事時間は短く効率的にできないか、ということを考えながら事業に取り組んでいます。
まとめ
記帳代行、入力業務が合うかどうか考えていることをアウトプットしてみました。
もちろん苦手ならしなくていいと思います。自分に合うフィットすることを仕事にしたいですね。