新社会人のための税理士と学ぶ税金講座 プロローグ

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※Photo by Olga DeLawrence on Unsplash

新社会人のみなさん、おはようございます。

所属税理士ブロガーのtakasagoです。

 

4月1日から数えて約4週間、お仕事にはもう慣れましたか?

今日から新社会人と2年目の方に向けて、知っておいて欲しい「税金」についてお伝えしていきます。

 

シリーズを始めたキッカケ

新社会人の方はすでに初任給をもらったひとも多いでしょう。嬉しいですよね、素直に。

ところで給料明細、ちゃんと見ましたか?

 

今でこそ税理士のぼくですが、そんなぼくも大卒初任給で給料明細をもらっても

なんのことかチンプンカンプンでした。

まさか先輩に聞くわけにもいかず(笑)

 

高校でも大学でも、給料明細の見方は教えてくれませんし、

ましてや税金のコトなんか、興味がなければ知らないことのほうが多いです。

 

新社会人のかたは特に、これから組織に勤めることになれば

何十年も給料明細をもらい続けることになります。

 

自分が払う税金のコトは少なくとも知っておいて欲しい。

そう思ったのは先日の出来事です。

 

顧問先のある社長さんから、新入社員について

税金のことを簡潔にレクチャーして欲しいというご要望がありました。

 

その社長さんは非常に勉強熱心で税金のことにも大変お詳しいのですが

新入社員研修では、税金のプロである税理士に「税」のことを

伝えてほしいというのが社長さんの想いでした。

 

実に従業員のことを考えておられて、また信頼されていると実感できましたので

ご依頼を引き受けた次第です。

 

その場で試しに聞いてみたのです。

給料明細の見方、わかりますか?って。

 

そしたら、新入社員の方のほぼ9割が、分からなかったのです。

これはぼくにとって、予想の範囲内でした。

かつてのぼくもそうだったからです。

 

でもしっかりと給料明細が読めて、損することは全くありません。

むしろ理解しておけば、自分が払っている税金についての理解が深まり、

なおかつ、税金を減らす可能性をつかめます。

 

意識していないと、税金はどんどん徴収されます(笑)

しかも税金を払っている感覚が、非常に薄い。

それはとてもキケンなコトなんです。

 

知らないひとが損をするのが税金

新社会人になって、職場でイロイロなことを学んでいる最中でしょう。

高校や大学で学んだこともあれば、そうでないこともあって、

毎日が試行錯誤の連続です。

 

全てのコトを気ままに聞ける先輩、メンターがいればいいのでしょうが

必ずしもそうではありません。

 

であれば、税理士のぼくが、税金についてのメンターになろう!

知らないひとが損をしない税金の知識を、

全ての社会人に知っておいて欲しい!そう強く願っています。

 

そういう熱量が突如として先日の研修で湧き上がってきました(笑)

ぜひついてきてもらえればと思います。

 

本シリーズの特徴と注意点

本シリーズで目指すところをお伝えしておきます。

 

まずは給料明細を理解している。

つづいて住民税の仕組みを理解している。

年末調整の仕組みを理解している。

自分に確定申告が必要かどうか判断できる

 

この流れを押さえておけば、

組織で働いて給料をもらっても、

  • 給料から何が引かれているのか
  • なぜ引かれているのか
  • 税金の根拠はなにか
  • 確定申告は必要か

を理解できるようになります。

 

税金のことは自分で勉強出来たほうが絶対安心ですし

なによりも結構楽しいもんですよ。

その楽しさもお伝えできれば、税理士みょうりに尽きます。

 

まとめ

税金については、知らないひとが損をする。

これがそのまんま当てはまります。

賢く、上手に税金について学べるシリーズにしていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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